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趣味が高じて乗馬クラブ経営者に 5K仕事を楽しく品よく、根気よく|【さらばリーマン】趣味を仕事に編
イラストレーション
木原未沙紀(Misaki Kihara)
東海道・山陽新幹線のグリーン車に搭載されている月刊誌『Wedge』の人気連載「溝口敦のさらばリーマン」。勤め人を辞めて、裸一貫で事業を始めた人、人生の窮地を起業で乗り越えようとした人、趣味を仕事にしてしまった人、自らの事業で社会課題を解決しようとした人など、起業家たちの人生や日々奔走する姿をノンフィクション作家の溝口敦氏が描きます(肩書や年齢は掲載当時のもの)。
文・溝口 敦(Atsushi Mizoguchi)
ノンフィクション作家、ジャーナリスト
1942年東京都生まれ。暴力団や新宗教に焦点をあてて執筆活動を続け、『食肉の帝王』(講談社)で第25回講談社ノンフィクション賞などを受賞。
住川永見子さん(Emiko Sumikawa)
ファーム・クラインガルテン代表(43歳)
(※肩書や年齢は掲載当時のもの)
美人で気丈な女性牧場主というのは男にとって憧れの存在だろう。西部劇の映画や小説には何人も登場する。
住川永見子さん(43歳)は牧場主ではないが、乗馬クラブ「ファーム・クラインガルテン」の女性代表である。千葉県富里の5000平方メートルで馬6頭を飼い、乗馬クラブを営む。創業から14年。気丈で芯が強くなければ続けられなかったにちがいない。だが、人には品よく、にこやかに接し、馬に対しても優しく根気よく教えている。
子供のころ、特に馬に縁があったわけではない。1975年、埼玉県吉川市生まれ。父親は技術系の会社員で、やたら転勤、引っ越しが多かった。
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