最近の正直な話、
自分の成長の仕方がわからなくなっていた。
自分のなりたかった将来の夢を叶えて、素敵なお客様と取引先にも恵まれて
一緒に働きたい人と好きなように働けて、好きなように仕事して
あれ、?私ってこの続きをどう描いてたっけ?
そんなことを感じた25歳の誕生日
17歳で、ビジネスに目覚めてから
寝食を忘れるほどに自分のやりたいことに向かって突き進んで来たつもりだ。
一日に分単位のスケジュールをこなし、歩く時は基本駆け足で会食以外はカロリーメイトを食べて生きる
そんな日々も今は懐かしい。
いろんな経験させてもらって、失敗したり、成功したり、色んな大人に貶されたり褒められたりしながら
ものすごく生き急いでやって来た。30歳で死んでも後悔ないように、と自分に鞭を打ちながら生きていたけど
自分の25年間を振り返って、やり残したことってなんかあったっけ?と
思い返した。
あ、そういえば私、海外留学とかに興味持ってたじゃんか。
それに気がついた。
小学生の時に、「英会話スクールに通いたい」と親に頼んだことがある。
ただ、その時は週5で習い事をやらせてもらっていたこともあり、却下された。
次は高校生の時。修学旅行でカナダを選択して行ける機会があった。
なんでかわからないけど急遽変更されてしまって、結局行けなかった。
高校を卒業してから、友人と留学のパンフレットをもらいにEXPO的なのにも行った覚えがある。
ただ、現実的に忙しすぎて断念したんだっけ。
大学に入学してからはサークル活動やインターン、自分のビジネスにも忙殺され
海外に行くということ自体が遠ざかっていた。
昔から描いている人生のやりたいことリストには
英語が話せないと達成できないような項目がいくつか書かれていた。
私は本当に英語が話せなかったし(英語科とか行かない限り日本で英語で話す機会って普通に生きてたらそうそうないよね?ね?)
今も出川イングリッシュで頑張っているようなもんだけど
Have a nice dayだけ言えるという自虐ネタを持ち合わせるくらい、受験科目としても苦手だったこんな私が
今、カナダで普通に生活している。(自分でも驚き)
出発前は結構しんどくて、コンフォートゾーンを出るどころかパニックゾーンに無理やり自分をぶち込んだから
毎日そわそわして、そわそわそわそわ、のゲシュタルトを起こすくらいにずっとそわそわしていた。
不安というよりかは、そわそわの方がしっくりくる。
今思えば自我が自分の変化に敏感に反応していたのだと思う。
今はカナダは私のコンフォートゾーンに入りつつあるなとたった二週間で感じてしまった。
たった2週間でだ。人間の適応能力はとても高いなと自分で感じた。
探し始めてから2日で家も現地の仕事も見つかり、安心できる友人達と、色々なことを教えてくれる現地で働く人達との出会いや
環境に、ああ、自分ってゼロからでもこんなに環境を作り上げることができるんだなと
自分の能力に感心した記憶がある。これにはとても自信が身についた。
自信がついてからも、まだまだ英語が聞き取れなくて、迷惑かけたり、どうしよう~みたいな時は
結構たくさんある。
でも、そんな中でも、人々が私に対して向けてくれる優しさを敏感に受け取って日々生きているようなもんだ。
英語って、ただ話せるだけじゃ何もできないことにもここで気がついた。
あくまでもツールだから、
一つ自分の召喚できる手札が増えるだけ。
何をしたいのか、が言語が変わっても大切になってくる。
あと、温度感?空気感は世界共通だ。
言葉にできないものは一緒(なんだか当たり前のことを言っているのだけど自分にとっては発見だった)
負のオーラをまとってる人にも出くわすし、いい気分のオーラを振りまいてる人にも出くわす。
今ここカナダで自分の言語能力が低いからこそ、とても体感で感じれるものが多い。
この感覚、なんだか懐かしいなと感じた。
自分の気分がいいものを選択して、気分よく生きること
なんか忘れていたことを思い出した感覚が今はある。
ここトロントではすごく自由にのびのびと生活できている。
来てすぐに「ああ、この街が好きだな」と感じた。
みんな色々なバックグラウンドがあって、聞くのも楽しいし、話すのも楽しい。
そして老若男女問わず、みんな本当に優しい。
みんなきっと心の余裕があるんだと思う。
その余裕がとても心地いい。
来てからもうあっという間の一ヶ月!
出発前に声をかけてくれた大切な友人達の言葉をお守りに
これからも沢山新しいことにチャレンジしていきます💖
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