自分はまったく関係なくても、日本が海外で評価されていると嬉しいなと思う。 / 感想『異世界居酒屋「のぶ」』
最近、週6で自炊に挑戦しています。
こんにちは。マオです。
web小説の感想を書き始めたので、僕がWEB小説を読み始めるきっかけになったこの本を、あらためて紹介したいなと思いました。
そんな訳で、今回読ませていただいたのは『異世界居酒屋「のぶ」』です。
小説家になろうで連載中、作者は蝉川夏哉さん。
感想
日本でオープンしたはずの居酒屋の入り口が異世界と繋がってしまって、異世界の住人を相手に日本の料理で商売するお話です🍶
いきなり余談で申し訳ありませんが、異世界居酒屋「のぶ」と僕はめちゃくちゃ特殊な出会いをしまして、近所のデイリーヤマザキの書籍コーナーで出会いました。
どんな設定なんだろうと興味を惹かれて数話立ち読みし、なんて面白いんだと思い、買って帰って一気見した思い出です。(もう7~8年前な気がする)
さて、少し読んだだけでドはまりした僕ですが、ドはまりする要素を今になって言語化したので、そこを感想として述べておこうかなと思います。
元々、海外の人が日本料理を褒める動画とかめっちゃ好きだったんですよね。別に僕は何もしてないのに、ちょっと誇らしくなっちゃうっていうか。
異世界居酒屋「のぶ」は、それを異世界に置きかえて上手く見せてくれたのが自分にはとっても相性が良かったのかなと思います。
おでんや唐揚げ、ナポリタンを楽しむ外国、もとい異世界の人々。
読んでるだけで二度揚げした唐揚げが食べたくなる、調理法への言及も見事!と感じます。
WEB版では前後編などに分かれていますが、基本的に一話完結のような内容で楽しめるので、読みやすく、かつ、その内容が料理を軸に、どれも本当に綺麗にストーリーがまとまっています。
ワガママなお嬢様が無理難題を吹っ掛けたつもりが、期待していたよりも美味しい食べ物が出てきてびっくりする微笑ましい話や、
高名な吟遊詩人がお店にやってきて、どんな風に褒めるのかとみんなが期待する中、一言ぽつりとだけ呟くお話
オジサンが仕事帰りに立ち寄って、焼き鳥盛り合わせを頼むだけの話(一番好きな話)
どれも本当に心が温かくなるような素敵なお話です!
料理好きの人はもちろん、外国の人が日本の料理を食べてる動画でちょっと嬉しくなっちゃうような貴方にも、是非オススメしたい小説になってます。
今後も、この作品の続きを追いかけたいと思いますー!💪
※ここ一週間ぐらい久々に更新が増えてて嬉しい
【気になった方はコチラ】
小説:『異世界居酒屋「のぶ」』
作者:蝉川夏哉/逢坂十七年蝉
ではまた!
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