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「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んで-コーチングを思い出したこと-
今回は久しぶりに図書館通いを始め、これまた久しぶりに読破できた「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだ感想と、思い出していたことを書きます。
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「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」は、2016年に発行された中島聡さんの著書です。
細かい本書の説明はしませんが、ひと言で感想を述べるなら。
「やるかやらないかで、仕事も人生も変わる」
ということでしょうか。
どこかで聞いたことのある話だな
マルチタスクとゴール
本書の中では、繰り返し述べられている事項がありました。
1.大きな仕事は、縦に切り分ける
2.複数の仕事が並行するときは、1日を横に切り分ける
3.それでもダメなら納期延長を申し出る
大きな(期間が長い)仕事は、縦に(ざっくりステータスごとに3つくらい、それを1〜数ヶ月単位、それをまた数日〜数週間単位)切り分ける
複数の仕事が並行するときは、1日を横に(朝昼夜のように)切り分ける
それでもダメなら納期延長を申し出る
1と2は「タスクを細分化して、スケジューリングする」というどこかで聞いたような内容に重なりました。
それは「マルチタスク」です。
マルチタスクは、シングルタスクを細分化して一つひとつ最速でこないしていることではないか?という記事をあちこちで見かけます。
本書では「マルチタスクはしない」と書かれています。
ですが、結局は1と2をすることで、マルチタスクと同じことをやっているのではないか?
ということに気付いたのです。
そして、3は以前noteで書いたコーチングを受けたときに意識したことを思い出させます。
本書の中で、一番大切なこととして
まずは「締め切りは絶対に守ること」と考える
「納期を守ること」「経過はどうであれ、仕事を完遂すること」それは、ゴールを意識して逆算しタスク化するという、コーチングで学んだことに繋がるなと思いながら読みました。
延長を申し出るというのは、タスクを細分化しスケジューリングして、界王拳20倍で仕事に取り組んだ結果「これは納期内では完遂できないな」と思った時点で申し出るということです。
社会人として、納期を守る、仕事を完遂するのは当たり前じゃん。
と思うかもしれませんが、実際出来ている人の方が少ないと本書では書かれています。
そして、本書はこの理想論だけでは終わらないというのが、人気で重版を重ねる所以ですね。
やるかやらないかで、仕事も人生も変わる
冒頭に私が述べた感想です。
よくある精神論だけではなく、何をやるのか、が書いてあります。
2:8の法則
タスク化し、スケジューリングして終わり。ではなく、その仕事やタスクの2割の時間で、それらを終わらせるために、界王拳20倍で取り組めと著者は書いています。
それをやった結果で3を申し出るのです。
2割の時間で終わらない場合は、期限内の完遂はまず出来ないので、延長を申し出ましょうと。
※界王拳わからない方は検索を
残りの8割は余裕を持って、ルーティン業務や会議、打ち合わせなどの仕事をします。
なぜ2割なのか?というのは、著者の経験によるものですが、界王拳20倍で全力疾走できるのは、そのくらいだという認識で良いかと思います。
社会人の責任として、仕事を完遂するための思考の変換
いついつまでにこれをやってね。と仕事を振られることはよくあります。
その時に、いついつまでに終わらせたら良いのね。と思ってしまいますよね。
そう、思ってしまうのです。
わたしは、それが責任だからと思っていました。
が、そうではないのか。と今回気付かされました。
期限内に仕事を完遂することができるために、無理をしてやれ。というのではなく。
全力で取り組んだ結果、納期に間に合わうか間に合わないか判断する。という前段の話なのだと。
そして、その完遂した仕事は満足できる全力出し切ったものなのか。
あとから仕事が増えることを想定してスケジューリングする、余裕のある仕事は少ないのではないかなと思っています。
常に全力で目の前の仕事に取り組んでいる人こそ、責任感が強いので「決められた期間内にやらなければ」と思ってしまうのではないでしょうか。
全力で取り組むところを変えましょう。
そして、それが間に合わないと判断したら、完遂できる期限まで延長してもらいましょう。
と本書では言われているのだと思います。
完遂すること=完璧ではない
でも、後工程がある仕事の期限延長なんて言えないよ…と思ってしまいますよね。
その時点で、そのスケジュールは破綻しているのかもしれません。
「バッファを取る」は、何かあったときのために余裕をもって取り組めるように、多めに期間や余白を取ることですよね。
やってみないと、何かあるかわからないですし、そのスケジュール感でイケるのかもわからないのです。
各工程でバッファもなく、工程担当者に期限を守らせる前提のスケジューリングはすべきではない。
それはプロジェクトなどのスケジューリングを担うことが多い私は意識しなければいけないなと身につまされる思いでした。
ただ、締切日(例えばリリース日など)があるプロジェクトのスケジュールで、そんなバッファを持たせることは厳しい場合もあります。
その場合は「どの状態で終わらせるのか」をプロジェクト、もしくはチーム全体で統一した認識を持つことが必要だと思っています。
仕事が完璧100%で完遂することは稀です。リリース後にも、アップデートを重ねるアプリなどもたくさんありますよね。
仕事を完遂すること=完璧な状態ではないということです。
ひいては人生も変える
いや、クライアントも会社も完璧を求めるんですよ。
スケジュールは自分ではコントロールできないんですよ。
言える立場ではないんですよ。
いろいろなしがらみや想いもあると思いますが、それらは「やるかやらないかで変えられる」と私は思っています。
現状を変えたいなら、転職する、異動願いを出す、違うチームにプロジェクトを持ち込む、自分の意見を通せる立場になる…など。
やってみることで変わるのだと思います。
やってみてダメなら、また違うことをやる。
諦めないで、自分を犠牲にしないで、現状に執着も固執もしないでほしいなと私は思うのです。。。
やるかやらないかで、仕事も人生も変わる
実践や体験を交えて、時間の使い方を「こうやってみてよ」と本書は語ってます。
そんなのわかってるけど、出来ないよ。
…だけど、これなら出来るかも。
と、少しだけでも気持ちが変わるきっかけになれば良いなと思い、今回のnoteを書いてみました。
まずは仕事をタスク化、スケジューリングするだけでも、その場しのぎがなくなるのではないかなと思います。
次に1回だけ3〜4割の時間でも良いので、界王拳20倍で全力疾走して終わらせてみてください。
その結果生まれた時間で、仕事のやり方、仕事環境、生活がこのままで良いのか考えてみてはいかがでしょう。
私は早速、今日の夜から、明日のタスクを書き出してスケジューリングし、眠りたいと思います。
やりたくても出来ない
やりたいけど時間がない
私は本書を読んでみて、時間を作るための具体案を知ることが出来ました。
あとは、やんのか?やらないのか?
どっちなーんだい?
…やーる!(๑•̀ㅂ•́)و✧
今回は「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んで、思い出していたこと、やってみよう!と思ったことについて書きました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また機会があれば、やってみた結果などお伝え出来たら良いなと思ってます!
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