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コーチングを受けて-思考の癖とゴールを意識したこと-

昨年、ストレングスファインダーやEQ検査、あと記事にはしていませんが、利き脳診断をしたことをnoteに書きました。

今回のテーマの『コーチング』は、EQ検査をしていただいた方とご縁もあり、その後半年かけて受けさせてもらえることになりました。

そこで、わたしが半年間受けたコーチングで見つけた思考の癖や、ゴールを意識してお仕事をするようになったことなどをお話しします。

最初に煮詰まったこと

わたしのコーチングでは、現状の課題をどうゴールに向かって改善していくか。
その計画のサポートと、自身で実践した結果を掘り下げ掘り下げ掘り下げ…
頭の中で浮かんだ言葉を、ひたすらアウトプットする時間になりました。

その頃は(前にも書いたのですが)様々な検査などを通じて自身の現状の課題などの理解はしたものの、それをどうやって改善していったら良いのかわからず。
そして自信がなく、人と比べては自身の経験不足に凹み、お仕事にも少しずつ影響が出始めていた頃でした。

「まずはゴールを決めていきましょう」から始まりました。

ゴール…ごーる?( ̄▽ ̄;)
そう、自身の未来像、どうありたいのか。
…まったく想像できません。

課題を解決した先にある姿がまったく想像できませんでした。
そもそも何で課題と思ったんだっけ?
それはなぜ?をひたすら掘り下げる時間が始まりました。

課題の捉え方をゴールから意識してみる

だいたい「何か問題が起こる」もしくは「自分の思うようにいかないことがある」と、これはどうにかしないと。と、課題と捉え改善に取り組もうと(もしくは思うだけ)します。

長年の社会人生活で、課題(ネガティブ)を改善する(アクション)ことで、お仕事しやすくなる(ポジティブ)という経験をしてきています。
それは結果としてポジティブになるまで、アクションを続けてきたからです。

だからひとつの課題を解決するまでに何年もかかったり、未だに解決しないものあったりします。

限られたコーチング期間で、ゴールを意識して、改善していくことを決める

実は、コーチングでこのゴールを決められず、中断した人もいます。
特に困ってなかった…と捉えたのか、ゴールを想像して課題解決する意味が見出せなかった。なのかは分かりません。

コーチングを続けていく中で、ゴールを変更することもあるようです。
なので、課題解決してどうありたいのか。
実は思っていたのとは違う効果が期待できるのでは…となれば、ゴールを変更して計画を変更していくことも必要なんだなと思いました。

とはいえ、最初からゴールを決めるのは難しそうなので、いくつか感じていた課題からひとつ選んで、(仮)ゴールとして設定し、言語化して進めることにしました。

それはあなたがすることですか?

(仮)ゴールを決めてコーチングを進めていく初期に、度々言われた言葉です。

「その悩みを解決することは、あなたの課題解決のために役立つものですか?」(意訳)

え?(꒪⌓꒪)
自分なりに課題解決策を考えて、コーチに話すとほぼこの質問をされました。
決して意地悪で問われてるのではなくて、単純な質問なのですが…悩みは、課題に関係するのか?と問われるのです。

え?
関係するから悩んでるのでは?
いや…ちょっと待てよ(°▽°)?
困って悩んでるのはわたし。
でも、課題解決するために必要かと問われると…

今回の(仮)ゴールは個人ではなく、プロジェクト全体でスムーズに業務完遂することを目標としていました。

その(仮)ゴールのための改善は、対人業務も関係してきます。
ディレクターとして、様々な人と関わるのは必須なので、その上で生まれた悩みを解決したい!と思うのは自然ですよね。

ここで、わたしの思考の癖が出てくるのであります。

無意識で『他者を動かすこと』を目的に、仕組みや環境、ツールに頼ろうとするのです。。

もちろんディレクターなので、関係者に動いてもらって、プロジェクトを進めていくのも業務です。
ただわたしには、自分は変わらずに、何かをもって変えようとする。という他責思考があったように思います。

いま問題なのは何か、何を解決すれば(仮)ゴールに近づくのか。
そこに自分の悩みが関係するのか?もちろん一石二鳥で解決することもあると思います。
(というか、後にどちらも解決することになると気付く)

一旦、考えていた策を置いておいて

  • プロジェクトとしてどうしたら改善するのか

  • そこに自身はどう関われば良いのか

  • そして、自身は何をしていくのか

一足飛びでは出来ないので、トライアンドエラーを重ねていきました。

もちろん独りよがりではなく、関係者にも協力してもらいながら。

↓その頃に書いた会社のnote

課題解決のため、ひいては自身の悩み解消のため

3ヶ月も経つ頃には、まず「なぜ課題と思ったのか」「自分が出来ることから始める」を最初に考えるようになりました。
(あ、ちなみにコーチングは隔週実施しました)

もちろん悩みも、次々に生まれてくるわけではありますが…悩みはひとまず置いといて。

前回のコーチングで計画したことを実践して、その結果をきちんと振り返って言葉で説明する。
この振り返る機会が、とても良い習慣になりました。
実は日々の業務に追われて、自身の業務を振り返ることが少なかったと気付きました。

次のコーチングで報告する内容、相談したいことなど定期的に(ある意味、強制的に)振り返ることになります。
効果があったか否か。新たな課題が発生していないか。など、業務を洗い出す作業が思考整理をする時間にもなりました。

コーチと話しているうちに、次の策を思いついて相談することもありました。
そして、ひとつ解決する毎に「これで悩みがなくなりました!」ということも増え、課題解決することが、ひいては悩みも解消してしまうのか!と気付いた瞬間でもありました。

↓会社のnoteその2

経験と客観性

経験を重ねると、これは何かまずいな、どうしたらいいのか…と悩むことは、おそらく課題感が見えてきているということだと思っています。
明確な課題が見えているひとは、きっと悩みと課題を分けて考えられるひとでしょうね(裏山…)

結果として悩みも解決できるのでしょうが、それは自身の内だけの問題であって、課題とはやはり切り離して考えるべきなのでしょうね。

『何事も自分ごととして捉えることが出来る』ということは、わたしの長所なのですが。
そこに「わたし」が強く出ることで「どうにかして他者を動かそうとする」癖が出てくることも(未だに)しばしば。。

はい、ちょっと待ってー。
それわたしがしなきゃいけないこと?
ちょっと振り返ってみようか。

今でも必ず自問自答していますρ(ΦωΦ)
(たまに忘れるけど(笑)

そして、コーチングを受ける中で"ちょっと他人事"のように話すことが出来るようになりました。
わたしにはそれくらいがちょうど良いみたいです。

コーチングが終わる頃には、もちろん(仮)はなくなり、明確なゴールに向かってひたすら課題解決を試みる時間になっていました。

そして、終わった今でも、改善策として取り組んだ内容は習慣として残っています。
もちろんnoteを書くにあたり振り返って、やべ…やってなかったな。ということも思い出します(笑)

普段からゴールを意識すること

(仮)が外れたゴールは、実は今でも続いています。
ただコーチングの期間で、課題はいくつも解決出来ました。
その経験を得たことで、気が楽になったこともあり、少し自信もつきました(๑•̀ㅂ•́)و✧

そして、新しいプロジェクトでお客さんやメンバーと打ち合わせする時も「プロジェクト実行後、どうありたいと思いますか?」と聞くようにもなりました。
ゴールを関係者で意識して統一すること、言語化してドキュメントに残すことで、途中ちょっとズレてきたぞ?というときに振り返るようにします(まだ出来てないけども)。

まぁ。悩みは尽きません(笑)
でも、これを解決したら悩みも解消するかもしれない。と信じて、日々発生する課題に向かっています。

今回のコーチングで、アウトプットをかなりしました。
自分の考えや思いなどを他者に伝えることの難しさは、相変わらず悩みではありますが。
自身で課題解決出来たことが自信につながり、臆することなく話すことが出来るようになりました。

そして、新たな課題は、インプットの少なさ。
以前、セミナー受講などが苦手という話もしましたが

本を読むことも極端に減りました。
次の課題は「インプットを増やす」でしょうか…ゴールは何かな?φ(..)

…またの機会にご報告しますね!(逃げた)