【注文住宅など】前年同月比 9.1%減。2020年8月度新設住宅着工件数

9月30日、国土交通省が30日発表した2020年8月度新設住宅着工件数は、前年同月比 9.1%減でした。

全体でみますと、持ち家・分譲住宅ともに新設住宅着工件数は、
同年前月比でみても減少傾向にあります。
10月以降には需要がある程度上昇する可能性があるという希望的観測が
言われていたりしますが、景況感や雇用の悪化・失業者数の増加によっては更に減少する可能性があると考えられます。

ハウスメーカー側も人件費などの固定費を払わなければなりません。
そのために、売上を確保するために、注文住宅や一戸建て住宅の価格を安くする価格の値下げ競争をしてくる可能性が高いと思われます。

年々住宅市場は縮小傾向にあるため、注文住宅や一戸建てを建てようと考えていらっしゃる方は、粘り強く待って交渉するというスタンスも重要です。

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総戸数
○新設住宅着工戸数は 69,101 戸。
・前年同月比 9.1%減, 14か月連続の減少。
○新設住宅着工床面積は 5,466千㎡。
・前年同月比 14.6%減, 13か月連続の減少。
○季節調整済年率換算値では 819千戸。
・前月比 1.0%減, 先月の増加から再びの減少。
2.利用関係別戸数
①持家
○持家は 21,915戸(前年同月比 8.8%減, 13か月連続の減少)
・民間資金による持家は 19,575戸(同 8.5%減, 13か月連続の減少)
・公的資金による持家は 2,340戸(同 11.1%減, 5か月連続の減少)
民間資金による持家が減少し,公的資金による持家も減少したため,
持家全体で減少となった。
②貸家
○貸家は 27,671戸(前年同月比 5.4%減, 24か月連続の減少)
・民間資金による貸家は 25,448戸(同 3.6%減, 39か月連続の減少)
・公的資金による貸家は 2,223戸(同 22.1%減, 先月の増加から再びの減少)
民間資金による貸家が減少し,公的資金による貸家も減少したため,
貸家全体で減少となった。
③分譲住宅
○分譲住宅は 18,933戸(前年同月比 15.9%減, 10か月連続の減少)
・マンションは 9,377戸(同 7.7%減, 3か月連続の減少)
・一戸建住宅は 9,455戸(同 22.7%減, 9か月連続の減少)
マンションが減少し,一戸建住宅も減少したため,
分譲住宅全体で減少となった。


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大阪府において、持ち家(注文住宅)の着工戸数が減少傾向にあることから
分譲マンションは建設が増加傾向ですが、実需が振るわない状態なのでしょう。
コロナ不況において、供給数を減らす必要があるのと思うのですが、
受給バランスにおいて供給過剰になっているのではないでしょうか。
住宅会社としては、売るために住宅価格値下げ等が予想されます。

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兵庫県においては、同年前月比において着工戸数が-12%減少です。
持ち家 705件→737件と微増ですが、分譲一戸建ては397→346と減少しています。
分譲マンションは大阪府とは異なり、着工戸数が減少傾向です。
注文住宅の価格が分譲一戸建ての価格を値下げしている可能性等が
予想されます。


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