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読書苦手な方にオススメのビジネス書・自己啓発書

はじめに


社会人なら誰しも先輩から、"読書"を勧められた経験があるはずです。
でも活字慣れしていないと、どうしても読み始めて数分で飽きてしまったり、習慣として身につく前に三日坊主で終わってしまいがちです。

そこでオススメなのは、Youtubeやオーディオブック等の本以外から始める方法です。
以前それに関する記事を書いているので、まずはそちらをどうぞ。

そしてそれを踏まえ、遂に活字デビュー!となった際も、張り切って重厚な本から読み始めるのはオススメしません。
例えば、歴史的名著として名高い、ザ・自己啓発書とも言える"7つの習慣"ですが、560ページと分厚く難解な本となっています。第1の習慣にたどり着くまでに2時間ぐらいかかるので、名著であることは否定できない事実ではあるものの、いきなり手を出すにはハードルが高すぎるでしょう。

オススメのカテゴリは、"マンガでわかる"と"小説"

この記事でオススメしたいのは、

  • マンガでわかる◯◯

  • 小説

の2カテゴリです。
どちらもビジネス書特有の堅苦しさは薄れ、普段マンガや小説を読むみたいに時間を忘れ、一気に読み切ることもあるハードルの低さがあります。

マンガでわかる◯◯

マンガでわかる系のオススメポイントは主に3つです。

  • 原著は一般的に名著である

  • マンガなので読みやすい

  • 要約になっているため、原著より短時間で要点理解ができる

まず前提として、"マンガでわかる"系が出版されているということは、原著(元となっている本)が名著であるケースがほとんどです。
そもそも名著としてベストセラーになっていなければマンガでわかる系が企画されることも無いでしょうし、それだけ読みたいと思われる需要が無い限りは出版されることはないでしょう。
そのため、マンガでわかる系で解説されている本は名著であることが多く、ハズレに当たることは少なくなります。
とはいえ原著は名著でも、マンガでわかる系が必ずしも名著とは限らない点はご注意を。

2点目、マンガなので読みやすい点が挙げられます。
これは言わずもがな、マンガでわかる系はメインがマンガなので、ストーリーやキャラクターに沿って実例を交えて学ぶことができます。
一般的なマンガでわかる系はマンガ100%で構成されるのではなく、章ごとにマンガパートと文章・図の解説パートが交互になっていることが多く感じます。それでも活字が羅列されている原著よりは、よっぽど読みやすく理解しやすいでしょう。

最後に、要約になっている点が挙げられます。
どうしても原著に比べるとマンガパートの存在が大きいためページ数は限られます。100%解説されていることは無く、重要なポイントをピックアップして書かれている構成です。
それが逆にメリットでもあります。だいたいのビジネス書は、全部読んだところで100%理解するには時間もかかりますし、重要なパートは全体の数%に限られます。
例えるならアニメや映画の名シーンだけ切り取った名場面集のようなものです。もちろんそこに至るエピソードも重要ですが、まず全体感を把握して理解するためには、重要なポイントに絞られていることは大きなメリットでしょう。

というわけで、マンガでわかる系はオススメです。
Amazonで「マンガでわかる」だけで調べても良いですし、名著と呼ばれる"7つの習慣"等の名著と掛け合わせで調べると、その解説本は出てきたりします。

小説

もうひとつ今回紹介したいのは、小説です。
いわゆる"自己啓発小説"や"ビジネス小説"ですね。

小説はストーリー形式で会話も多いため、"自己啓発"や"ビジネス"という堅苦しさよりも、物語を楽しみながら読みすすめることができるので初心者にオススメです。

今回はその中でも2冊紹介します。

夢をかなえるゾウシリーズ

夢をかなえるゾウは1, 2, 3, 4, 0と、現在までにシリーズ5冊が出ている人気シリーズです。
関西弁で喋るゾウの神様ガネーシャと、シリーズごとに異なる主人公がメインで繰り広げられる、コメディーチックな自己啓発小説です。
歴史的偉人の名言やエピソードを引用しつつ、日々の習慣や学ぶべき教訓に沿ってストーリーが繰り広げられるので、一度読めばエピソードで思い出しやすい構成となっておりオススメです。

個人的には原点にして頂点の1作目"夢をかなえるゾウ1"と、死を取り扱った"夢をかなえるゾウ4"が特にお気に入りです。
シリーズ通してレギュラー登場するキャラクターがいたりしますが、主人公とストーリー本編はそれぞれ独立しているため、どれから読んでも問題ありません。

もしドラシリーズ

小説からマンガ、アニメ、映画にもなった有名なシリーズですね。
ドラッカーとは人名で、マネジメントの父とも呼ばれるピーター・ドラッカーという経営学者です。そのドラッカーの著作"マネジメント"を、弱小高校野球チームの女子マネージャーが呼んで、野球チームのマネジメントをやってみたらどうなるか…という小説です。

ドラッカーの原著は、ビジネス書の中でもやや読みづらい部類に入ると感じます。何冊かドラッカー著作を繰り返し読むことで、ようやく徐々に分かってくるタイプです。

対してこのもしドラは完全に小説であり、だいたい2時間あれば読み終えるぐらいのボリュームにまとまっています。
ストーリーも綺麗に起承転結で引き込まれる構成なので、ドラッカーの原著読んでちんぷんかんぷんな方でも、実例交えて学ぶことができるのでオススメです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ただし記事を読み終えて満足はせず、ぜひこのまま1冊でもいいので、マンガでわかる系か小説を購入してみてください。
温度感高い今この瞬間に一歩を踏み出すのが、一番の近道です。

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