【Interview】ダウト――好奇心が生み出す新境地
ダウトが、2月14日に「天」と「泥棒猫」と題したシングルを2タイトル同時リリースした。そして、16周年当日でもある3月4日からは神田明神ホールを皮切りに各所2デイズの行程でツアー『自作自演!祝16周年記念TOUR’23「絶景かな此の浮世は」』を行う。
これらは全て、バンド史上初の試みだ。常に“初”を追求し、メンバー自身が飽くなき活動の中でダウトは向上し続けている。16周年を目の前にした5人に早速話を伺った。
【今までやってなかった事が出来るっていう事に自分たちもワクワクしているところはあります】
――「天」と「泥棒猫」、シングルを2作品同時にリリースするというのはダウト史上初なんですよね?
幸樹 今年16周年ですけど、「まだやっていない事ってあるかな?」って思った時に思いついたんですよ。昔、バンドが“2タイトル同時リリース”って発表した時に心躍ったのを思い出したんで、CDを出すっていう事自体が減ってきた今、あえてそれをやろうと思ったんです。
――今まで斬新な着目点で挑戦的な活動をしてきたダウトですから、「あ、初めてだったんだ」って思ったくらいでした。まだまだ“初”はあるものですね。
幸樹 あとは、今回のツアー(自作自演!祝16周年記念TOUR’23「絶景かな此の浮世は」)に向けても「これだけ用意しているよ」っていう事を形でちゃんと表したかったのもあります。
――意気込みはしっかり伝わります。各所2デイズずつで回る、結構な大規模ツアーですからね。
玲夏 意外と、2デイズでツアーを回るっていうのも今までやった事なかったんですよね。
幸樹 各日衣装もセットリストも変わるので、今回のシングル2枚をどう表現するかっていうのがお楽しみです。
ひヵる それに、周年当日から始まるツアーっていうのも初めてなんですよ。今までやってなかった事が出来るっていう事に自分たちもワクワクしているところはあります。
威吹 今回のツアーに関しては僕らもそうだけど、お客さんもきっと新鮮なんじゃないかな。今年も早い段階から今までやっていない事を出来ているっていうのがダウトらしいし、幸先の良いスタートが切れていると思います。
ひヵる それに今回、(ツアーが)始まる場所と終わる場所が同じなんですよ。
――神田明神ホールですね。
ひヵる 始まりと終わりが一緒っていうのも「どういう感じになるのかな?」って、楽しみですね。
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