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一人で生きるより、永久に傷つきたい

代表の加藤愛梨です。
久しぶりに、ひとりごとを投稿します。最近、思うこと。

立ち上げ年は、note記事でよく発信していましたが、最近、Instagramに移行しつつあったり、カチッとした文章を書くのがなぜか困難だと感じる時期であったりで、あまり書いていませんでした。

なので、少し久しぶりです。


突然ですが、私は、宇多田ヒカルさんが大好きです。
宇多田ヒカルさんのと共に生きてきたと言っても過言ではないほど、私にとっていつも希望のような存在である方。

彼女の『誰にも言わない』という曲の中に、こんな歌詞があります。

いくつもの出会いと別れ
振り返って思う

一人で生きるより
永久に傷つきたい

年末年始にこの曲をずっと聴いていて、
この歌詞が、心に、深く沁みわたり、響き続けていました。

今、一人でも、自由に生きられる時代かもしれません。

お仕事や学校に行かない選択肢だってあるし、
安心安全なお家で過ごし、傷ついた心を回復させることだって大切。

外に出れば、
悲しいことも、心が傷つくようなことも、あると思います。

自分の世界にだけどっぷり浸かり続ける人生だって、その人が望むなら、実現可能かもしれません。

だけど、
それでも、
私の願いとしては、
自分という枠の外に出て、
「人とかかわる」を、やってみてほしい

誰かと出会い、かかわり始めたら、
相手が誰であっても、
いろんな感情と出会います。

その人との関係性が、本当に安心できるものとなったとき、人は、様々な環境によって押し殺さざるをえなかった「自己」を開放し始めることがあります。

自分が感じていることを、抑え込まずに、感じる。自分の外に出す。相手に、伝える。

子どもバディだけでなく、大人バディ、もしかしたら、保護者の方にもそんなことがあるのかもしれません。

2年前にWe are Buddies を立ち上げてから、そんな奇跡のような光景を、たくさん見てきました。

自己の開放は、美しく、まぶしい。

その出会いのきっかけを誘発した自分たちとして、あまりの影響力の大きさに少し怖気てしまうような日もありました。

こんなに、人の人生に影響を与えてしまって、いいのだろうか…?と。

それだけ、人と出会い、一対一で関係性を築くということは、だれにとってもパワフルな経験になるんだと、しっかりと認識しました。

もう、怖気づかない。
出会いの誘発と信頼関係構築を支える人として、ある種の覚悟を持った。
出会いによって人は変化するという事実を受け入れ、信頼する。

安心をベースにした、自己の開放。
感じること、相手に気持ちを伝えることへの、許し。

心に蓋をすることで守られてきたものもあるかもしれない。安心は、ときに、その蓋を、あけてしまう場合があるのです。

嬉しいこともあれば、悲しいこともあるよね。
世の中に存在する言葉では言い表せないような気持ちになることだってあると思います。

たとえ、バディのように、お互いが、安心できる関係性を築きたい、と真摯に願っていたって、それは同じこと。むしろ、安心できる関係性の構築こそが、お互いの感情のロックを外し、悲しい気持ちも含めて、いっぱいいっぱい感じることに、GOサインを出すのかもしれません。

安心できる関係性というベースキャンプが心にあるからこそ、冒険ができる。

私は、その「安心」の先にある、感情の旅という名の冒険こそが、人間として生きる上での醍醐味の一つなんじゃないかな、と、感じます。

だからこそ、We are Buddies にかかわってくれている人もそうでない人も、「出会いを繰り返し、傷つきながらも、誰かと生きる」を、やってみてほしい

出会いがこわい。
関係性をつくることがこわい。
自己を開放することがこわい。

そんな気持ちにならざるを得ない環境にいるお子さんが多くいる中で、We are Buddies として力になれることがたくさんあるように思う。

私も、もっともっと、人と出会い、かかわり、傷つきたい。

そんな自分の願いにたどり着いた、今日この頃です。

もちろん、つらいときには、心に蓋をしたりしながら、自分のペースで、やっていきましょう。

これからも、We are Buddies をよろしくお願いします。


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We are Buddies って?
子どもと大人がバディとなり、遊んだり話したりしながら、細く長い関係性を築きます。保護者の方だけが子育てを頑張るのではなく、多くの大人が関わり、登場人物みんなが力を抜いて、優しい気持ちになれる社会を目指し立ち上げました。

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