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2024年5月の振り返り

こんにちは!We are Buddies の加藤愛梨です。
あっという間に6月ですね。みなさんどうお過ごしでしょうか?
私はというと、
自分ができることでも自分以外の方にやってもらったり、団体や活動を一段大きくするために頭を使ったり、
普段と少し違う筋肉を使っているような感じで、
元気なんだけれども、変な疲れを感じながら走っています。
まあ、元気ということです。

5月やったことを振り返っていきます。

KOHさん合宿をたくさんしました

WABの組織ファシリテーター(肩書は仮)であるKOHさんとは、3年前くらいに出会い、それ以来、隔週以上は雑談・ブレスト・合宿などなどやっています。集中月間だったりすると、週5回くらいの頻度でミーティングをすることもあります。「ソース原理」という組織論をベースに、組織づくりについて学びを深め続けるKOHさんは、WABにとっても私にとってもなくてはならない存在。

ここ半年くらいは週1雑談をやっていましたが、5月頭くらいから、週3~4回くらいのペースで、合宿をしています。それも、お互い忙しくなっても絶対にMTGが入らないような朝6時~7時の枠で固定して。めちゃくちゃ体育会系な日々を送った5月でした。

何をやっていたかというと、
WABという活動・組織を一段大きくするために何が必要か?を整理し、その中でも主に「人」の文脈で何が必要かを具体化し、WABのアップデートに向けての動き出しを設計していました。

団体が立ち上がってはや4年。ご縁順で活動地域も広がってはいるものの、地域メンバー主体体制への移行というのがなかなか難しく、そうすると「継続」においては課題があります。そんなところの現状が客観的に見えてきたりしています。
そんな中…
早くも動き出たものもたくさん。

新生群馬チーム、爆誕

爆誕しました~
これまで出会ってきた方の中で、この方にはぜひ力になってほしい!という方々にお声掛けし、チームを結成。KOHさんにもファシリテーターとしてキックオフMTGに入ってもらい、動きだしています。地域に仲間がいるって素敵。

横田奈穂さん(なほちゃん)
群馬県にある人材教育企業、株式会社キャリコにて、イベント企画運営や学生キャリアサポート事業などにかかわっている超スーパーガール。また、FM桐生にて「個性発掘」をテーマにしたラジオパーソナリティーもやってるそうです~
奈穂ちゃんと、おとなバディ発掘、どんどんしていきたい!

田中友里さん(ゆりさん)
子どものネットトラブル対策相談窓口として「親子のための保健室®︎」を運営。自身の息子がゲームにのめり込みどうにもならなくなった経験から、依存で苦しむ親子を減らすために活動している友里さん。専門は法教育と子どもの権利で、子どもの意見を尊重しながら結果的に適切なネットとの付き合い方になるよう指導されています。そして、2児の母!!
保護者の方や支援者、教育者の方々にこの活動が届くために、一緒に動きたい!

吉田樹さん(いっくん)
高崎出身・在学の専門学校生で、We are Buddiesと提携のある前橋医療福祉専門学校にて、理学療法について勉強中。小学校高学年の男の子のおとなバディをやっています。おとなバディ増やしていこう~!

いろんな属性・年代の方がチームにいると、視点も多様化して、それだけで面白い。

そして、このメンバーで一緒にやる最初の企画はこちら。

活動に興味のある保護者の方・普段子どもと関わっている方向けの活動紹介イベントです。7/14の14時~@前橋です。無料イベントです。ぜひご参加ください!お子さんも一緒に参加いただくのもOKです~!

市原もチーム体制の整理をしました

市原は、立ち上がって2年。初めての、市単位での活動。実際は、市原市の中でも「五井エリア」というとても小さい区域での活動。知ってくださってる方も増えてきて、でもやっぱり継続には課題があります。現状の分析のために、市原メンバーのあっちゃん(水野淳美さん)・私・KOHさんで、何度かセッションをしました。

ソース原理の考え方として、ソースとなる人「最初に物事を形にするための一歩を具体化した人(と、私はとらえている)」が今何を感じているかの声を聴くことがとっても大事。市原の活動のソースは、紛れもなく、あっちゃん。2年経って、今何を感じているのか、何を見ているのか。ここでは書きませんが、私の心が大きく動く時間でした。私も、大切なことを思い出させてもらえた時間でした。

市原も、少し形は違えど、群馬のような形で、地域の協力者を今まで以上に巻き込んでやっていくことになりそうです。

コーディネーターチーム、増員!

この半年くらい、コーディネーター(保護者の方やおとなバディとの面談、マッチング、その後のサポートを行う人)は固定メンバーでやってきました。そして、いよいよ、メンバーを増やす体制を作りつつあるところ。コーディネーター向けの研修づくりや、運用整備、学び合いの場の設計など、いろいろと動き始めています。

新コーディネーターを徐々にご紹介していきたいと思っていますが、まずはお一人。まやさん!

右側がまやさん。左の方は、最近おとなバディになられた方。「マッチングの前に少しおしゃべりをする」のシーンです。

おとなバディ歴半年+ちょっとのまやさん。おとなバディの方が参加できるクローズドのイベントによく顔を出してくださったり、まめにコーディネーターである私たちに連絡をくださったりと、なにかと接点が多かったここ数か月。コーディネーターチームでの満場一致で、まやさんに声をかけてみることが決まりました。

マッチングに立ち会ってもらったり、コーディネーターが普段コミュニケーションをとっているSlackでやりとりを見てもらったりするところから。これからどうなっていくのか楽しみです。


こんな感じで、合宿の結果としての具体的な動きがたくさんです。6月も引き続き合宿をやっていきますので、進捗をお楽しみに。

企業向け研修のトライアルを行いました

最近、株式会社SYMBIさんと、コラボしています。「おとなバディをやる」って、多くの人にとって、ハードルが高いみたい。WABのエッセンスを研修・ワークショップにして、おとなバディ体験をちょびっとだけできたら、もっとおとなバディも増えるのでは?みたいな問いから始まったこの企画。株式会社SYMBIは、「サービスデザインを基軸に、事業をとりまく関係性を整えるクリエイティブの会社」だそうで、組織の中でも「ポジティブな相互依存関係」が重要と、提唱しています。なんだかWABとも相性がよさそうな会社さんですよね。ご一緒することで、いろいろといいシナジーが生まれそうな予感。

まだ、頭出しですが、こんな感じで、仲間内でトライアルもやりました。めちゃくちゃ面白かった。いろんな人に受けてもらいたい。

PIECESとのコラボイベント!

第1弾に続き、第2弾も開催。イベントレポートはもう少しあとで公開予定ですが、めちゃくちゃよかったです。このイベントは、WABと、市民性を醸成する活動に取り組むNPO法人PIECESのコラボイベントで、それぞれの活動に関わる方々に、活動を通して芽生えた感情や変容について語ってもらうというものでした。おとなバディ2名と、PIECESさんの修了生の方。

参加者もファシリテーターも、みんな輪になり、ゲストだけでなく、みんなでお話しする時間となりました。

中には、「Peatixのページをたまたま見た」という、WABのこともPIECESさんのことも全く知らなかったという方も何人かいたりして、でもすべてがはじめましての中、ディープな対話が行われ、なんだかとっても心温まる時間でした。イベントレポートをお楽しみに。

今月は、上のイベントだけでなく、PIECESさん主催のイベントでも登壇させていただきました。「市民性の醸成」を、PIECESだけでなくみんなで広げていく「CforCコンソーシアム」というプロジェクトの報告イベント。「CforCコンソーシアム」には、WABとしても参画させていただいています。

千村浩先生による、WABゼミを開催しました

月に1回程度、ゆるくやっている、「WABゼミ」。おとなバディの方同士で、一緒に学びあう場です。今回は、WABの連携先である代官山やまびこクリニックの千村浩先生をゲストでお招きし、みんなでいろいろなお話をしました。児童・思春期精神科医でいらっしゃる千村先生に、こどもバディとのことを相談できる時間は、とても貴重。1時間半の予定が、2時間まで延長。これを機におとなバディ同士の横のつながりができるのも、いいですね。

今月マッチングした方々のご紹介

今月も各地域でマッチングがありました◎

東京:2件
市原:1件

今月も、マッチングの一部をご紹介いたしますね。

おとなバディ:あゆみさん(東京)

今月マッチングしたおとなバディの、あゆみさんをご紹介。

マッチング(お子さんとおとなバディをおつなぎする日)前のTea time🍵すこし緊張した様子のあゆみさん(写真、左)と、おとなバディでありコーディネーターサポートのまやさん(写真、右)。

出会いの日のことって、きっとみんな忘れないと思います。これから始まる物語の最初のページになにが描かれるのか...相手のお子さんに受け入れてもらえるのか...大体みなさんドキドキです。

あゆみさんの、Why Buddy?(なぜおとなバディになろうとおもったの?)をご紹介します。
みんなで支え合う社会に。一歩ずつ。

Buddyの活動に賛同し、参加したいと思ったからです。このような活動が必要な世の中になっている事はわかっていても、今まで何もできないでいました。でもBuddyなら自分も参加できるんじゃないかと思いました。以前、青年海外協力隊として発展途上国にボランティアとして赴任したことがありますが、その国の子ども達の瞳は本当にキラキラしていて、本当に助けが必要なのは、日本で暮らす子ども達なのではないかと思いながら帰国しました。実際に、今の日本は地域の教育力が低下し核家族化が加速しています。このBuddyの活動はそんな日本の現状を少しでも改善していく事ができると思います。
そしてもう一つ、私にとっても、自分の存在価値を確認できる貴重な体験になるとおもったからです。私がリタイヤした後、1番強く感じたのは世の中からの疎外感でした。どんなかたちでも、社会と繋がっていられる事は生きていく上でとても大切な事だと感じています。

市原のバディズのご紹介

今回のマッチング。運営側としては、チーフコーディネーターのあっちゃんと、ふみかちゃんの2人が参加。OJT中(?)のふみかちゃんが、彼女の感性で、見たもの・感じたことを、語ってくれました。その様子を掲載いたします。

市原で大人バディをしているふみかです。先日、市原で7組目となるバディのマッチングにご一緒させてもらいました。その様子をシェアさせてもらうため、こちらにお邪魔します🙌

今回は子どもバディのお家でマッチング。
待ち合わせのときには「あ〜、ドキドキする…!」と呟いていた大人バディと、表情がカチコチなこどもバディ。お互いから緊張が伝わってきて、思わず私もどきどき……。

でもいざ挨拶を終えると、大人バディがその場の空気をほぐすように朗らかに話し出し、つられてこどもバディも笑顔を見せてくれました。そして、大人バディからブーケのプレゼントが!
仲良くしたい気持ちがお花に現れて見えるような、素敵なプレゼントでした。

そのあと、保護者さんや運営メンバーのあっちゃんと話す合間に聞こえてくる控えめな話し声。
気付けば2人で隣り合って座って、ひそひそと楽しそうにおしゃべりしていました。

帰り道、大人バディに感想を聞くと「私ばっかり話しちゃって、大丈夫だったかなって不安です……!でも、楽しかった!」とひと言。楽しめたならなによりだね〜、と、あっちゃんと2人でほっこりしていました。

なんだかこちらが癒されちゃう、初々しいバディズ。お互いがおずおずと、でも確かに相手に歩み寄っていく姿が印象的で、愛おしさに胸がいっぱいになる1日でした。

これから2人がどんな関係を築いていくのか、とっても楽しみです。

なんとも素敵な文章。
そして、お花。
きっと、いろいろ考えて、お花を用意したんだろうなぁと想像すると、それだけで胸がいっぱいになります。

さいごに

最後まで読んでくださりありがとうございました。
また来月も楽しみにしていてくださいね。

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We are Buddies って?
子どもと大人がバディとなり、遊んだり話したりしながら、細く長い関係性を築きます。保護者の方だけが子育てを頑張るのではなく、多くの大人が関わり、登場人物みんなが力を抜いて、優しい気持ちになれる社会を目指し立ち上げました。

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