生きてるときと 死んでるときが 実はそんなに変わらないことだとしたら?
ヴァンヴィエンの宿の主人はヴェトナム人
ヴァンヴィエンにいるときは 本当に不思議な感覚だった。
毎日「こんなことが現実に起きる?」ってことばかりで、映画や小説にすると嘘くさくて絶対に台本にならないようなことばかり…。
文字通り「一文(いちもん)なし」になった僕は、ヴェトナム人が経営する宿のソファに座り ホームレスになるしかないかと本気で考え始めた。
手元にはクレジットカードが1枚(キャッシングは限度額いっぱいで使えないが ショッピング枠は残っている、はず)
もう1枚のクレジットカードはATMの機械に吸い込まれたまま(月曜日にならないと銀行が開かないので、あと2日は取り返せない)
こういうときには頭が働かない。何かを考えてもロクなことを思いつかない。
昔オカンが言っていた。「人は腹が減っているときと寒いときには 悪いことしか考えない。だから、もうどうしようもないと思ったときは まずメシを喰え。そして体をあっためろ」
日本の銀行に どんなにお金があっても今ここではおろせない
クレジットカードも使えない
現金化できそうなのは手元にあるiPad mini のみ
さあ面白くなってきた!
これが旅の醍醐味(だいごみ)だよね?
航空券とホテルと観光地をツアーでまわるのも良いが、RPGゲームのように次々に新しい敵が出てきて 少しづつレベルアップしていくのが旅ってもんさ と自分に言い聞かせた。
ヴェトナム人の宿のロビーで呆然としていると、横のソファにちらほらと人が来た。
テーブルで葉っぱを巻いているフランス人男性、Macでパソコン作業をしているトルコ人、ビリヤード(英語ではpoolという)をやっているハリソンフォード似のロシア人。
僕は最初にフランス人に話しかけた。
「ここはジョイント吸っても大丈夫なの?」
「いや、これはタバコだよ。僕はジョイントなんて吸わないさ笑」
そうだよね。ラオスでこんなに堂々とジョイントを巻いている人なんて見たことないもんね!
ちなみに、このフランス人は英語がカタコトだった。(フランス人は意外と英語を喋れない人が多い)
このあと彼はヒッチハイクで Luang Prabang まで行くと言っていた
でもラオスの人たちに親指を立てても「笑顔で親指を立てかえして来るだけなんだよ」ってお互いカタコトで笑いあった
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