仕事について考えてみた

　仕事に対するモチベーションが落ちていた。理由は、仕事に興味が湧かない。だから、仕事がつまらなくなった。というところだ。
　なぜ、興味が湧かなくなったのか？
　今の私の仕事、簡単に言うと、システムの運用保守だ。システムが壊れたら、そのシステムを修理する。それが仕事だ。
　システムを修理するなんて、技術力もあって、すごい！それなら、やり甲斐もあるじゃん！と思う人も多いだろう。私もその修理する技術力があるのなら、やり甲斐もある、と思える。
　しかし、私の担当は、修理は他の担当に任せる。なぜなら、システムの障害連絡を受領し、それを修理する作業をサードパーティにディスパッチするのが私の仕事だからだ。
　要するに、なぜシステムが壊れたのか？どのようなことをして直すのか？その辺の技術的なことはサードパーティにお任せする…。なんとも情けない…。
　こんな仕事をここ2年間実施している。勿論それだけが仕事ではないのだが、中核にあるのは、それだ。
　この先、こんな自分でも情けなくなるようなことを仕事にして良いのか？こんな仕事をしていても、なにも出来なくなってしまうのではないのか？と不安になってくる。
　そんな時、社内公募というものを見つけた。正確には、前からこの企画はあったのだが、私があまり気にかけていなかったのだ。それを今更ながらに気にかけてみたということだ。
　見てみると、社内公募として、色々な業務で人員を募集していた。私は、前々からシステムの開発という仕事がしたい、そう思っていた。今まで数年携わったこともあったのだが、ここ何年かは運用業務ばかりを遂行してきたため、ほとんど経験はないに等しい。だが、これを機に応募してみようかと思った。
　ただ、今の仕事から逃げるみたいで、なんともやるせない気持ちになる。ただ、興味が無い仕事をして、モチベーションを失うよりも、自分がやりたい仕事にチャレンジした方が人生は好転するような気がする。
　転職というほど、この会社を嫌いなわけでは無い。待遇は良い方だと思うためだ。そんな中で、社内公募という名の部署異動は、一種の転職のようなものだと思える。
　こうやって、ここに書いているだけでも、なぜか新しい仕事に興味が湧いてきている自分がいる。
　もう少し業務内容について調べてみて、チャレンジしてみようか検討を進めたい。

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