見出し画像

監査される側


 今度、私の職場で業務の監査が行われる。私がメインで監査されるための資料を用意することになった。要するに、監査を受けるということだが、私個人としては望んでいるわけでは無い。会社としては、業務を正しく行っているという証跡になるため、実施したい気持ちはあるのだろうが、個人としては神経をすり減らすような対応を強いられるため、微妙だ。
 この監査に挑む上で、先週、管理職との事前打合せを行った。この資料は用意してあるのか?承認印は押されているのか?当日に、こんな質問があったら、どう答えるのか?色々なコメントが出た。私としては、初めての対応となるため、あーだ、こーだ、コメントされても、そうなんですね…、という感じだ。しかし、管理職としては、さも当然だとばかりに、叱咤してくるわけだ。
 まぁ、仕事というのは、そういうものだと分かっているのだが、コメントを受けることで人間を否定されているような気持ちになる私としては、この監査という業務も向いていないのだと思えてくる。と言うか、向いていると思えた業務などないのだが…、そう考えると早めに転職してしまった方が良かったのかもしれないが、今更、転職すると、より苦しい未来が待ち受けていることが目に見えるような歳になってしまったわけで、今のところでなんとかやり取りしていくしかない。
 あ、とは言え、来年度には社内公募に合格したので、異動するのは間違いないのだけど。


さて、そんな感じで、愚痴をこぼしたわけだが、そろそろ寝ることにしようと思う。

以上、647文字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?