Day13_どんなスタートアップ組織が良いのか

どうも!180日後に起業する人です。
今回はXで下記tweet(Xになったけど、ツイートっていうよね?)が心に刺さったので、表題のテーマについて書ければと思います。

TieUps CEOの小原さんツイート

noteだと一部しか表示されないため、以下引用として記載させて頂きます。

連続でIPOまで導いてる先輩の発言が、もの凄く沁みたのでシェア

「どうしたら、そう何度も優秀な人が採用できて強いチームができるんですか?」
「小原くん、いい人が来ていいチームができると思ってるでしょ?」
「俺のいた会社も東大〜コンサル〜、と優秀人材チームともてはやされたけど、業績が伸びてから後から入ってきただけだよ」
「えっ?!そうなんですか?」
「うん。業績伸ばすまでは、有象無象の野武士みたいな集団だったよ」
「むしろ、業績伸ばしたのは、そんな奴ら」
「えっ?!じゃあ、何が大事だったんですか?」
「結局、スタートアップの1番の資産は、起業家の能力とエネルギーだよ」 「優秀な人をいれると、お互いマネジメントしたくなるでしょ?」
「マネジメントしないで、全力で走る奴だけにした方がいいよ」
「正直、俺が今まで見る限り、スタートアップがうまくいくかどうかは80%起業家の力だよ」
「君自体が全力を出せるかだけに集中した方がいいよ」
「優秀な奴がいるかより、君が集中できるかどうかが大事」

これ言われて面談切った後、憚らず泣きました。 しかも、これを聞いた後にどういうチームを作るべきか見えて、すぐに社内に本音で共有をしたら、チームが生まれ変わるように燃えてくれて、いまもの凄くいい状態になってきています。

許可取ってないので、お名前は伏せておきますが、壁打ちに付き合ってくれて本当に感謝しかない。

TieUps CEOの小原さんツイート 午後9:35 2024年6月26日

「うわー!この観点大事だわー!」

思わず、唸りました。私がこの言葉に対して、どう思ったかというと、割と0円⇨10億円規模のフェーズを爆速で伸ばせる会社の経営とそうでない会社の経営の違いは組織の思考様式が「アクション志向かどうか」であると感じていたので、そういった考えとこの話がつながり、自分の中で唸りました。

有象無象の野武士みたいな集団

上記のお話で業績を伸ばしたのはマネジメントしたがる優秀な人ではなく、「有象無象の野武士みたいな集団」とのことでした。そして、起業家自身が全力を出せる状態、(おそらく事業に)集中できるかどうかが大事とのお話。なんでこういう話だったかと考えると、スタートアップの0⇨1、1⇨10のフェーズはやはり各個人が最大限パフォーマンス出せるかが大事であり、言い換えると、

「全てはアクションの質と量」

であると感じています。人数が少ないからという前提もあるものの、ビジネスって当たり前ですが、Executionあってはじめて成果になりますし、変化を起こせる訳です。Plan-Plan-Plan!といった感じでどんなに壮大で緻密な設計をしても、外的要因(時代の流れや競合の動き)がある訳で、さらにはアクションしていないと何も変わらない訳です。そういった意味で頭でスマートに設計するような優秀な人ではなく、野武士みたいな人が事業を伸ばせるんだと思います。

なので、勝手に私の中で

野武士=アクション志向の人

と置き換えておりました。ただ、組織が大きくなり、100億以上の売上を目指すフェーズになると、意思決定にコミュニケーションコストが上がってきたりするので、事業拡大には「会社の戦略的束ね」が必要となってくるケースが多いのだと思います。そんな時には、優秀な人がバリューを出せるフェーズになっているのだと思います。

事業のフェーズによって、求められるスキル・スタンスが変わる

それならば、起業家はどうあるべきなのでしょうか。この時から自身でアクションを起こすフェーズから、仕組みを作るでしたり、ビジョンでリーダーシップを取るでしたり、求められる在り方が変わってくるように思えます。さらに1兆円企業となってきたら、もはや政治でいう外交が求められたり、更なる組織のサイエンスが求められたりするのであらば、やっぱり1兆円以上の企業の起業家は成長オバケであると感じます。変わり続けることが求められ、それを実践し、変わり(成長し)続けているという訳ですから。

明日は土曜日で、じっくり考える時間もあるので、少し先を見据えた話ができればと思います。

180日後に起業する人

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