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競争に対しての理解

こんにちは、WORK Design Libraryです。
今日のテーマは競争について。組織で仕事をしていく中で、競争はつきもの。でも苦手だと思う人も中にはいるのではないでしょうか。実はビジネスにおける競争とは、勝ち負けや優劣を決めるだけのものではないと私たちは考えています。

競争とは

「競争」。

この言葉も知らない人はいないと思いますが、言葉の意味をしっかりと理解している人は少ないかもしれません。私たちが知っている競争は、スポーツなどの勝ち負けがあることや、誰かを負かして自分が勝つこと、順位がつくことのイメージが強いと思います。出世競争などという言葉もあります。

自分が勝つために誰かを負かさないといけない、そういうことに戸惑いもある心優しい人はビジネスの世界では失格なのでは、という不安を抱えているかもしれません。それでもなお自分を奮い立たせて競争に強くならなければと思っているかもしれません。

ところが、実際のビジネスにおける競争とは上記のような誰かを打ち負かして、誰かに勝つために行われるものが本質ではありません。

ビジネスにおける競争には、スポーツのそれとちがって中長期では勝者と敗者がはっきりとしないことも多いです。それどころか勝ち負けの競争相手が明確に特定されないことのほうが多かったりします。

そして、中長期において私たちは他者と切磋琢磨することによって自分たちの提供価値を上げることができます。

つまり、ビジネスにおける競争とは、相手を負かして自分が勝者になることではなく、その過程を通じて自分の提供する価値を上げることだと私たちは捉えています。

自分の価値を高める競争

相手を負かすことが目的ではなくなり、競争をすることによって自分の価値を高めることととらえると競争が少し付き合いやすくなるのではないでしょうか。

もちろん、局地的に勝ち負けのつく短期的競争も存在します。ビジネスにおける負けは、スポーツやゲームの負けとは比べ物にならないくらいの痛手になりえます。

だから負けにならないように相手に勝つことに必死になることは当たり前のことかもしれません。真面目な人や一生懸命な人ほど、負けないように力んでしまうかもしれません。

ただし、相手に勝つことだけにとらわれると、中身がなくなってしまいます。そして終わりがない苦しみを背負うかもしれません。

勝つことによって規模が大きくなったり、利益が増えたりすることことは、短期的な結果でもあります。それを手段として、自分の提供する価値を高めることが、ビジネスにおける本来の競争の本質なのだと私たちは考えます。

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