Beingを大切にするアクション
おはようございます、WORK Design Libraryです。
本日もBeingとDoingについての、大事なアクションを紹介します。実際にBeingを大切にすると言えども、どんなことに気をつけたり意識したりしたらいいのでしょうか。実はとっても簡単なこんなことが、Beingを大切にすることにつながっています。
Beingを大切にするDoing
Beingを大切にするために必要なアクションにはどんなことがあるでしょうか。
Being自体は否定できない「存在」ですから、それを大切にするDoingがあるというのも不思議なのですが、実は日常の簡単なアクションでBeingを大切にできるのです。
ストローク
最もシンプルで効果的なことは、ストロークです。ストロークとは、コミュニケーションを取っている相手に対して、なにかしらの反応を返すことです。表情や言葉、動作など本当にささいなことで構いません。無視、無反応の反対のことを意味しています。
返事をする、目を見て話を聞く、握手をする、うなずく、名前を呼ぶなど、これらは全てストロークです。ポジティブなコミュニケーションだけでなく、反対意見を言うこともネガティブではありますが、相手に反応を返していることから、ストロークのひとつと言えます。
簡単で拍子抜けするかもしれませんが、現実では大切に扱われていないシーンをよく見かけます。
依頼についての完了報告をメールしたけど返信が来ない。
自分の結果が良くても良くなくても、称賛も叱責もない。
話しかけたけれど、パソコンを見ながら生返事をされた。
逆に、全体に送った情報共有メールに丁寧な返信が来たりすると、なんだかうれしくなったりします。相手を名前で呼ぶことも相手のBeingに対する承認として効果的です。
相手が話しているときは目を見て聞く、きちんと返信する、声かけをする。あまりに当たり前だからこそ大事に取り扱われづらいこのことが、相手との信頼関係を築く上で、とても大切なことなのです。
自己開示し合うことも、Beingを大切にするために大事なことのひとつです。
ジョハリの窓
人間のコミュニケーションのスケールとして、「ジョハリの窓」という言葉があります。ジョハリの窓も縦軸横軸で4象限に分かれており、縦軸に自分が知っていること/いないこと、横軸に自分以外の他者が知っていること/いないこと、をとります。自分は知っていて、他人が知らないことは秘密の窓。自分は気づいていないけど、他人だけ知っていることは盲点の窓。そして自分も知らなくて、相手も知らないことは未知の窓。一番大切なのが、自分も相手も知っている開放の窓です。
コミュニケーションを円滑に進めるためには、この開放の窓をどれだけ広げるかということが重要だと考えられています。確かに、自分のことをよく理解してくれている人には、いろんなことを相談してしまいます。
そのために、必要な範囲で自己開示を心がけること、相手のBeingに土足で踏み込む前に、まずは自分が自己開示してみることが、相手との信頼を築くために大事な一歩になります。
チームのメンバー同士が個々のBeingを尊重し認め合う、だからこそ高いDoingにつながる。そんな関係性が、働きがいをつくるためには必要だと考えます。
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