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【イベントレポート】「共創コミュニティ」×「鹿屋」※現地開催※ 2024.2.2

「共創コミュニティ」×「鹿屋」をテーマとしたイベントを事務局として開催しましたのでイベントレポートにて報告いたします。(主催:鹿屋市)

今回のイベントでは、日本有数の食の宝庫「鹿屋」の食を味わえる!「共創コミュニティ×鹿屋」と題して、BBQ研究家として活躍する岩井慶太郎さんをお招きしました。あわせて地元企業の方々にもオンラインでご登壇いただき、生産者の方々の視点から、鹿屋市の魅力や特産品をご紹介いただきました。参加者の皆さんは鹿屋市の食材をその場で実際に味わっていただきながら、同時に鹿屋市の魅力や可能性に触れていただける機会となりました。
当日の様子をお伝えします!


イベント概要

▶日程:2024年2月2日(金)19:00~21:00
▶主催:鹿屋市
▶運営:株式会社ワークデザインラボおおすみ
▶場所:SNAP(東京都台東区今戸1丁目2-10 JKビル1階)

第一部:オープニング

まずはじめに、事務局の岡本と伊藤からイベントの流れをご案内しました。次いで、鹿屋市商工振興課の圓田さんから、「"共に働き、共に創る"拠点を鹿屋に」と題して、鹿屋市の特徴や魅力についてお話いただきました。

(圓田)鹿屋市はかのやばら園や菅原神社などの観光スポットをはじめとして、海上自衛隊の基地史料館もあり、飛行機好きの方がよく来られます。スポーツの町としても知られており、スポーツ合宿も多く行われている地域です。食については、和牛のオリンピックと呼ばれる全国和牛能力共進会にて、令和4年10月に開催された第12回鹿児島大会で日本一を獲得するなど、全国有数の食の宝庫でもあります。今日は鹿屋を代表する生産者の皆様にご登壇いただきますので、ぜひ楽しんでいただければと思います!

また、イベントに先駆けて「リナシティかのや」もご紹介します。本施設は令和6年4月1日にリニューアルオープンが予定されており、人と人をつなぐ「オープンイノベーション拠点」の創出を目的として、新たにコワーキングスペースが設置されます。この先人が集まる場所となるようデザインしていくことで、オープンイノベーションに繋げていけたらと考えています。

第二部:地元生産者による鹿屋市特産物や取り組みのご紹介

第二部では、会場である東京と鹿屋市をオンラインでつなぎ、地元生産者の皆さんから鹿屋市の特産物や取り組みについてご紹介いただきました。

■株式会社オキス

はじめに、株式会社オキスの取締役兼ワークデザインラボおおすみの代表である岡本から、オキスの取り組みについてお話しました。

(岡本)株式会社オキスは、6次産業化を行っている会社です。大切にしている価値観として「何もない田舎だと思っていた故郷は、実は可能性の宝庫だった」という言葉があります。私自身元々関東の大学を卒業後、家業を継ぐために故郷に戻ってきたのですが、外に出たことで鹿屋のもつポテンシャルに気づかされました。今後はその可能性を最大限に活かせるように、鹿屋の地で生まれたものをエネルギーに変えて、企業を育み、郷土を元気にしていけたらと考えています。

■株式会社イズミダ

続いて、株式会社イズミダの出水田さんからお話いただきました。

(出水田)株式会社イズミダは、鹿屋市で水産の卸売業を行っている会社です。祖父の代から40年ほど続いており、「魚の可能性を追求したい」という想いで営んでいます。「魚×○○」の可能性も探っており、最近では「魚×飲食」として、鹿児島市内で飲食店をはじめたりと、様々な取り組みを行っています。
今回のイベントではカンパチを提供しました。鹿児島県ではカンパチの生産量が日本一で、他にも日本一の食材が多くあり、まさに食の宝庫です。
ぜひ皆さん鹿屋にお越しいただき、鹿屋の魅力を感じていただけたら嬉しいです。

■南州農場株式会社

続いて、南州農場株式会社のグループ企業である南州エコプロジェクト株式会社の大野さんにお話いただきました。

(大野)南州農場グループは、食肉の生産をはじめとして、加工や販売までを担う6次産業化を行っている会社です。今日のイベントでは、骨付きモモハムを提供しました。この商品は、加熱の際の温度調整を三段階に分けて行うことで、旨味を最大限閉じ込めたものとなっています。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
また、私が勤めている南州エコプロジェクトでは、飼料とお肉と笑顔で日本の食卓と畜産を元気に!という想いのもと、地域と日本の畜産の課題解決に向けた様々な取り組みを行っています。現在大隅半島では高齢化をはじめとした様々な課題がありますが、今後も飼料作物を生産することで循環型の畜農業の実現を目指しながら、地域に貢献していけたらと思います。

■有限会社うしの中山

最後に、有限会社うしの中山の荒木さんにお話いただきました。

(荒木)うしの中山は、鹿屋市で肥育に特化し50年となる農家です。第12回全国和牛能力共進会では、去勢肥育牛の部で日本一を受賞しました。
何よりお肉の味にこだわっていて、配合飼料や育て方を工夫したり、牛にストレスをかけないように気を付けることで、味に深みや広がりをもたせることを目標に取り組んでいます。今回のイベントでは、A5ランクの12番と呼ばれる最高峰のもも肉を提供しました。
日々鹿屋市、そして畜産から日本を支えていきたいという想いをもって、牛の命と向き合いながら取り組んでいます。最近では「UshiDGs(牛DGs)」と題して、SDGsを牛の目線から考えた取り組みを鹿児島県庁で発表させていただきました。今後も「命に感謝を」をテーマに、牛の能力を最大限に引き出すことを目標に努力を重ね、地域貢献できる会社になっていけたらと思います。

第三部:歓談・交流

第三部では、BBQ研究家として活躍する岩井慶太郎さんを筆頭に、生産者の皆さんからご提供いただいた食材を実際にその場で味わい、五感を通して鹿屋市の魅力に触れていただく時間を過ごしました!

おわりに

今回は鹿屋市主催のもと、生産者の方の生のお話を聞きながら、実際に鹿屋の食を味わっていただくことで、日本有数の食の宝庫である鹿屋市の魅力を存分に体感していただけるイベントとなりました。
今後もワークデザインラボおおすみでは、地域の魅力を発信し続けることで、鹿屋市の関係人口を増やしていけたらと思います。
また、今回のご縁を大切にできるよう、Facebook内ではオンライン共創コミュニティを立ち上げていますので、活動に興味のある方や、共感いただいた方はぜひご参加をお待ちしています!

▼「 鹿屋×共創コミュニティ 」登録フォームhttps://forms.gle/pndsU3TbityavM2h7

WDLおおすみでは、これからも
「地元、鹿児島県鹿屋市を盛り上げていきたい」とお考えの方や
「本業以外で地域に貢献したい」とお考えの方と
地元企業を繋げる取り組みを続けていきます。

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