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奈良編#1

さぁさぁついに始まりましたね!
記念すべき一回目。
スタート地点は私の生誕の地「奈良」

この機会にもっともっと奈良のことを好きになれたらいいなぁ。好きになってほしいなぁ…って、冒険への期待感に胸を膨らませます(笑)

あ、この記念すべき第一回目は ”旅立ち” ということなので、
”旅立ち宣言”
します!

アメニモマケズ、カゼニモマケズ
たとえ時間が多くかかろうとも
パソコンを開き、いく日も各地の同士を募ります。
加え、日本各地の魅力を発掘し、発信し続けることを
ここに誓います。

ぱちぱち〜(拍手)
(写真普通にめちゃくちゃ恥ずかしいな。
宮沢賢治さんのアメニモマケズが大好きなので真似しちゃいました…)

さぁ、それでは早速「旅」に出ましょう!

ちなみに、この奈良編では8人の仲間が集ってくれました!わーい!
(以下からは対話形式のものをまとめて掲載します。一時間半の対談なので正直かなり長いです…心して読んでください笑)

【目次】
1:知られてない?お寺のはなし
2:鹿のはなし
3:洞川温泉のはなし(天川村)
4:奈良きたまちのはなし
5:方言のはなし
6:桜井市のはなし

1:知られてない?お寺のはなし

サミー:奈良県民でも「奈良って何があるの?」って聞かれると、
多くの人は「大仏と鹿!」って…案外ありきたりな答えに行き詰まっちゃうことがあるんですよね。そんな印象がある奈良だけど、実は探せば歩けば色んな所があるんです!
その側面の一つを今回は紹介します。

三松寺(さんしょうじ)というお寺があることを是非覚えてください!
曹洞宗で奈良市では珍しく座禅が体験できる場所。座禅以外にも、茶道や合気道、書道などの教室が三松寺でひらかれています。

このお寺の子が僕の友達という関係もあって、成人式の同窓会もそこで開きましたね!

他にも大安寺や白毫寺もあるのでお寺巡りしては!?

わこ:う〜ん。それでもお寺ってありすぎて困る。どこから行けばいいの?初心者にオススメの所はある?

サミー:行きやすいところから広げればいいかな。実はお寺の周りにお寺って沢山あるねんなぁ。お寺を訪ねる目的は人それぞれ。気を楽に訪ねるといいと思うよ。近所の公園に行くぐらいの感覚で!(笑)

そうそう、お寺のエリアとして3種類のパターンが奈良にはあります!
奈良公園・法隆寺・飛鳥方面ってあるんだ。
東大寺や興福寺だけではなくて、元興寺や様々な場所にも足を踏み入れてほしいな。


わこ:なるほど!ついつい奈良公園だけが注目されがちだよね。

ところでお寺にちなんだ話として、五劫院を紹介します。
実はここの仏像の髪型…アフロヘアーなんです!!!!
初めてみたときはその姿に思わず笑っちゃいました(失礼…)

でもとっても愛らしくって可愛くないですか!?
考える時間が長すぎてこんな髪型になったとか。

サミー:日本人ってお寺や神社に対して構えがちになる傾向があるんですよね。だからフラッと訪ねるのも良い味が出るかもしれませんね!

2:鹿のはなし

れいちゃん:そういえば、自粛期間の間に鹿と桜の写真が話題になってたよね!(以下の写真が桃源郷みたいと噂に)

れいちゃん:これ見て奈良らしいなぁって思ったんよねぇ。
奈良県民でもないし、修学旅行で行くのが初めてだったんですけど、この写真見てもう一回奈良行きたいって思ったんよね!
そこで疑問が…奈良公園ってお寺なんですか…?

サミー:奈良公園はお寺じゃなくて、広場のようなイメージ!その中にお寺や神社が散在している感じだね。

わこ:鹿エピソードに少し突っ込むと…奈良の人(一部の地域に限る)は鹿の鳴き声がわかります!

れいちゃん:どんな鳴き声なの?

わこ:キエ〜って甲高く鳴くよね(正しい表現がわからなかった笑)
詳しくはこの動画を参考に ⇒ https://youtu.be/KUHaG0P5I4E

かっぴー:そうそう、鹿が普通に道路で優先されて渡ってるよね〜

わこ:鹿も車が通り過ぎるの待ってくれてたり…これぞ共生社会って感じが伝わる(笑)

サミー:鹿さん横断歩道待ってるよね(笑)

たかぽん:質問!鹿ってどこから来てるの?なんでそんなに鹿数が多いの?

昔、神様(春日大社で祀られている神様)が神鹿にのって、奈良にやってきたそう。それから鹿は神の使いとして手厚く保護されています。
鹿苑(ろくえん)という保護施設もあるので、奈良に来た際には是非!

かっぴー:鹿せんべいあげる時、お辞儀するよね!でもたまに頭突きしちゃうからくれぐれも注意(笑)不思議なのが鹿せんべいを売る人たちのことは鹿は絶対に襲わないんです。

れいちゃん:売る人の恐ろしさを把握してるんや…

かっぴー:観光客が減少しているから、鹿せんべいの売れ行きは中々厳しいけど、新聞によると鹿の健康状態はそれでも良いみたい。

なぁちゃん:鹿エピソードでいえば、実は鹿に蹴られたことが幼少期にあったんです。で体が小さいから飛ばされちゃって…それに驚いたのか、私の父にお辞儀して謝ったんです(笑)
鹿は多分気持ちが分かってるんじゃないかな。(本当、無事で何より笑)

あっきー:ちなみに手のひらが空っぽの状態であることを見せると鹿さんは必要以上に寄ってこないので、使ってみてください。(こんな感じ↓)

3:洞川温泉のはなし(奈良県天川村)

あっきー:洞川温泉(どろがわ)という奈良県南部の温泉地に行った話!まぁ、めちゃくちゃ遠い。

電車も乗り継いで、バスも乗り継いで…
でもその時はバスを使わず徒歩で行きましたね。(7,8km程あるとか)

川沿いを歩いていくのですが、その川がなんともいえないほど綺麗!!
透き通ってて、魚がすいすい泳いでいるのも見えるんです!

その綺麗さから思わず川の水を飲んでみました。
それがまぁなんと、美味しい!!
(その後はお腹を壊すこともなく無事に辿り着けたみたい。でも皆さんくれぐれも気をつけてくださいね。)
緑に囲まれながら飲む水は最高〜〜!!!

ちなみにその川がある天川村はごろごろ水が有名。
奥地まで進めば湧き水が見れます!そして水を汲んで帰っても良いみたい。

たかぽん:ごろごろの由来は何ですか?

小石が転がっているような音を出しながら湧き出ていることから名付けられたようです。簡潔だけど、ごろごろって聞くとイメージしやすくて素敵ですよね!

あっきー:道の途中で猪に遭遇したり(少し離れたところだったので安全。ホッ)、見たことない草花にも出会いました!

ちなみに、ごろごろ水はデイリーヤマザキ猿沢池店で購入可能です(笑)

もちろん温泉も景色が綺麗で気持ち良いものでした!

とれたての鮎の塩焼きとつきたての草餅が堪能できます!

サミー:海がない県なのに、魚って面白いね。
(面白い発見!奈良に海はないけど、川はあるぞー!わこの心の声)

かっぴー:洞川温泉の夜の様子は「千と千尋の神隠し」の世界みたいとも言われています。ジブリファンの方にとっても楽しめそう!

   ⬆私の父がこんな面白いステッカー持ってました。

わこ:洞川温泉のある天川村ですが、「星の国」って言われたりもするんです!天候が良ければ流れ星がとっても綺麗に見えます!

4:奈良きたまちのはなし

奈良県は最近、「かき氷」が盛んになってきました!

氷室神社氷の神様がいることから氷文化が盛んになった。
※そこにある氷みくじも有名。いつもと違ったおみくじが体験できますよ!

中でも私の好きなかき氷を紹介します。

千壽庵吉宗(奈良総本店)さん 読み:せんじゅあんよしむね
黒ごまと白たまのかき氷(名前は忘れちゃった、ごめんなさい)
中に千壽庵さん自慢のわらび餅が隠れてるんです…!
そのわらび餅は格別で…口に入れた瞬間溶けるかのような、忘れられない美味しさ!(先代の方が古文書を紐解きレシピが出来上がったとか)

次に紹介したいスポットは、旧奈良少年刑務所。

2021年に監獄ホテルとしてリニューアル。

監獄そのものの威厳さを保ちつつも、快適に過ごせる一風変わったホテルが誕生します!
レンガ造りの外観で美しすぎる明治時代の刑務所として知られています。
(その綺麗さから幼少期は、刑務所はテーマパークみたいな建物があるところというイメージがありました笑)

旧奈良少年刑務所の受刑者さん達の詩集『空が青いから白をえらんだのです』を是非一読してみてから、訪ねるのもきっと面白いかと。彼らの綴る言葉から汲み取る”何か”があるかもしれません。

最後にオススメするのは植村牧場
ここは旧奈良少年刑務所から徒歩5分ほどの町中にある小さな牧場。
ちょこっと見学できますし、何よりもとれたての牛乳で作るソフトクリームが美味しい!
障害者の方が中心となって働いている場でもあるので、福祉関係に興味のある方にもおすすめの場所ですね。

ちなみに私が小学二年生の頃に植村牧場さんに宛てて書いた手紙がまだ牧場に飾ってあるんです(笑)また是非探しに行ってみてください(笑)

5:方言のはなし

わこ:それではちょこっと奈良弁。

みなさん、「ほうせき」の意味って何かご存知ですか?
かき氷屋さんで有名な「ほうせき箱」ってお店が少しヒント!

たかぽん:えっと、キラキラしているものとか女の人が喜ぶものじゃなくって…?

わこ:実は「ほうせき」は「お菓子・おやつ」って意味なんです。
って言っても奈良の人みんなが知ってるコトでもないので、ちょっとした豆知識として覚えてくださいなぁ。

一同:なんかかわいい〜〜

6:桜井市のはなし

ゆた:ちょいちょい皮肉っぽいコトを言うかもしれないんですが、桜井を愛してるので…それでは始めます。
(ちなみに彼は本気の桜井プレゼンを作ってくれました!面白くって、終始笑いっぱなしでした笑 そして20分も語ってくれました。これは今後の桜井市の発展に期待しかない)

※これは彼のプレゼン資料です(笑)

ゆた:桜井市はかつて木材の町と呼ばれていました。僕の家の前も昔は木材屋さんだったんですけど、それが今では葬儀屋になってます。(かつてと呼ばれていたのがなんかわかる笑)

※こちらも彼のプレゼン資料です(笑)

ゆた:それと最近は人口減少も問題ですね〜。まぁ人口減少に比例して最近は街のヤンキーの数も減ってきている現実もありますね。

ゆた:そんな桜井ですが、誇るべき有名人の出身地でもあるんです。

岩本計介さん(おはよう朝日司会者)

中西哲夫さん(笑い飯)

なぁちゃん:知ってる!!!!
わこ:え、笑い飯の人も!?嘘やん!!
ゆた:桜井なめすぎたらあかんで(笑)

ゆた:交通のアクセスも非常に便利!奈良、吉野、大阪、名古屋、京都…全て平均で1時間から1時間半ほどで行けます!でも何故か特急が止まらない。特急を桜井に停車させようみたいな署名活動があるんですけど、僕もたまに参加してますね〜はい(笑)

ゆた:続きまして、歴史のはなし。

桜井市は卑弥呼が眠っている街としても有名です。北九州説と桜井説があって正直どっちかわからないんですけど。

あちらこちらに古墳があって、
卑弥呼が眠っているとされている場所がいっぱいある!

卑弥呼がいっぱい寝てるんですね…

たかぽん:卑弥呼がいっぱい寝てるって面白い(笑)
(卑弥呼は一体何人いるのか。もちろん一人だと思います。歴史は深い。)

ゆた:纒向遺跡や箸墓古墳、ホケノ山古墳など計8基の古墳が桜井市にはあります。生活後としての遺跡も沢山検出されているので面白いかと。

桜井市南部は卑弥呼の里という看板があるくらいなんやし、こんだけ卑弥呼は桜井市が卑弥呼を堂々とアピールしてるんだから、
桜井市が卑弥呼の里で間違いないだろうと(笑)
卑弥呼は桜井出身でしょ(笑)

歴史の教科書に数年前、卑弥呼の出身地は桜井だと記載されたようです。
ま、わかんないけど。

知ってます?大神神社
日本で鳥居の大きさが第2位を誇るらしいです。

かっぴー:大神神社の前に店がある「みむろ最中」は、めっちゃおいしいです。

ゆた:おんぱら祭りもそこで有名です!
奈良県の祭りの人気度ランキングは第4位らしいです。

続きまして長谷寺
ここの牡丹が本当に綺麗で、秋になると紅葉も最高ですね!


そして最後に安倍文殊院
三人寄れば文殊の知恵」という諺。実はその諺の発祥の地といわれています。

三人寄れば文殊の知恵:
凡人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵が出るものだということ

ご本尊が文殊菩薩様。日本三文殊のうちの一つです。
一つは京都、もう一つは山形らしいです。
(ちなみに私わこは高校3年生の時に受験の祈願に安倍文殊院さんに行きました)


ゆた:奈良県民なら知ってると思うねんけど、
奈良は美味いもん無し」ってフレーズありますよね…?

だからといって、自慢できるようなモノは必ずしもあるわけではないんですけど、そこで渋々出したのが

三輪そうめん 
奈良県内ではそうめんと言ったら桜井でしょ!?って有名ですね。

柿の葉寿司
よく給食に出できますよね。わりと定番メニューだったり

紹介するものが少ない・美味いもん無しですが、
結論を言うと、奈良では「何食べても美味い」ということですね。

ゆた:山の辺の道はご存知でしょうか?

全長26キロもある日本最古の道といわれており、万葉集などに登場する名所が数多くあります。コースも様々で、気軽に行けちゃいます(笑)

訪れる人を古の時代にいざないます…自然も豊かで気持ちもリフレッシュできるかと。

ゆた:周りの街との繋がりも充実しています!
イオンモール橿原なんて憩いの場ですねぇ。(敷地面積は全国9位)
全部の店を周ろうと思ったら、3日はかかるんじゃないですかね。

ここさえ行っとけば、大阪の難波や梅田に行っても怖くない!
イオンモール橿原に行けば、大阪の高層ビルは見上げないですね。

最後に桜井市は奈良県北西部に位置するのに、なぜか桜井市は南部と言われるんですよね。天気予報では北西部の括りにあるのにねぇ。

以上、桜井市の紹介でした!

わこ:凄い、めっちゃ情報が詰まってる…ありがとう!桜井市訪ねたくなりましたね!!

ー伝える・広げるタイムの終了ー

みなさん、ありがとうございました!
とっても楽しかった〜!自分の知らない奈良の一面も知れて満足感でお腹いっぱいです(笑)

そして最後、みなさんからの「いってらっしゃ~い!」で無事に旅立つことができました!

いってきまーす!!

ここまで読んでくれた方ありがとうございます!

それでは次回6/7(日)京都でお会いしましょう!


noteは私の心の拠り所です。私の居場所に遊びに来ませんか。