現場女子が、勤務歴17年で初めて、社会保険について学んでみた。

36年に一回の 五黄の寅。昔から、この年生まれの女性は最強だ!!と言われているそうです。丁度、今年2022年は五黄の寅。今年生まれる女の子も最強女子になること間違いなしですね。

社会保険って?誰も教えてくれない事は自身で学んでみよう。

私は工業高校出身者です。在学していた時代は、進学より就職。もちろん専門学校や大学へ進学する同級生もいたのですが、私は就職を希望。するも。。。内定をいただけず。ひょんなきっかけで電気工事士の道へ。      最初に仕事をしていた職人会社では、日当制。いわゆる、一人親方扱いで職についていました。もちろん社会保険はありませんでした。

高校でも学んだ記憶がなく(母校!もし教えてくれていたらすみません)おそらく、会社に入った際の新人教育などで、制度についての説明があるという形がほとんではないでしょうか。

社会に出れば、実は知ってて当たり前という扱いの保険の事、実は私のように知らない人が多いのでは!と思ったのと同時に、協会を立ち上げた事をきっかけに自身で学んでみたいと考えました。(現在私は、会社員なので社会保険に加入しています)

先日アンケートを取った際に、個人事業主(一人親方含む)ですという技能者の方が多かった事から私のように、社会保険について知らない方も多いのでは、ないでしょうか。

社会保険は何のためあるの?                                    

定義                      国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障する事を目的として、公的責任で生活を支える給付を行うもの

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病気やケガ、出産、死亡、高齢、障害、失業など個々人では対応が困難な生活のリスクに対して一定の給付を行い、人々の生活の安定を図るために、強制加入によって広く薄く保険を負担することでリスクに備えられることから、個人対応するよりも合理的かつ効率的な仕組み

生活している上で、起こりうる事や起こるかもしれない事が起こった際に、社会全体で、個々をサポートする仕組みが社会保険なんですね。

個人事業主(一人親方含む)が多い、建設業の技能者。年金払っていない、労災に入っていないなどの声もちらほら聞こえる事も多いのです。

一人親方扱いの問題

大型現場では特に、ここ10年で新規入場の書類のチェックや提出書類(年金手帳やマイナンバーの写しなど)が厳しく多くなってきています。昨今では、技能者の社会保険の加入を推し進めるために、公共工事における技能者の単価の改善なども行われています。

従業員として扱う技能者を、一人親方扱いにするのは違法であるからです。(この事については、今後綴っていきたいと考えています。)

上にも書いたように、私自身も建設業界に入ったころは、一人親方扱いでした。

今回社会保険について学んだ際に、希望を持ちこの業界に入ってきた方々に、仕事を覚えてもらう事はもちろんですが自らも知識を持って職についていただきたいという想いを強く持ちました。

同時に雇用する方々に、実は知っていて当たり前な社会保険について、提議していく事の大切さ。

建設業における技能者の割合は7割を超え、その半数が個人事業主である。

経営者、個人事業主、一人親方、従業員どんな立場であっても、社会保険について少しでも学ぶことで、人で不足の問題に少しでもアプローチできるのではないか。課題はたくさんありますが、まずは自身が知ること。大切にしたいですよね。

社会保険について学んでみた、続編もたのしみにしてくださる方、ハートつけてくださるとうれしいです。

明日も、ご安全に。