赤松健の過去をたぐろう

　皆さん、こんにちは。いきなりですが、クイズです。赤○馬の○には何が入るでしょうか？ 出題者はワタクシ、木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　では、早速ですが正解です。

　赤松健、表現の自由を掲げて自民党より出馬。

　(´･Д･)」 簡単だったでしょ？

　え？ 赤兎馬じゃないのかよ？ いや、別に赤兎馬でもいいけど、今の話題的にはコレでしょコレ。

　※ このネタを書こうとしてた時に母が危篤になり、noteどころではなくなり、完全に時期を逸しているのは気の所為である。

　※ 赤兎馬。三国志で、たぶん一番有名な馬。

　そう。
　あの「ラブひな」「魔法先生ネギま」などで知られる美少女漫画家の赤松健先生が政治家の道を目指すそうです。

　そう！
　ワタクシ、実は

　赤松健先生の大ファンで、

　赤松健先生の漫画は、

　一切、読んだ事がない。

　※ 長距離移動の時にマガジン買って、興味ある漫画から読むから、読む漫画がなくなっても目的地に着かない時に読んだ事ぐらいはある。

　(´･Д･)」 美少女漫画に興味ないし。

　いやー、美少女漫画とか萌え漫画に興味ないってか、どっちかと言うと苦手なんで、赤松健先生の漫画とか読む訳ないじゃないですか。
　なんかよくわからん理由で、とりあえず美少女がいっぱい出てきて、特に何の取り柄もない主人公がモテまくりで、

　ハプニングで女の子の服が脱げる
　漫画とか読む気も起きない。

　※ ロクに読んでないけど、たぶん内容は合ってると思う。

　※ 以下敬称略。

　誤解なきように言うと、別にエロ漫画が嫌いな訳ではない。一般の漫画に取ってつけたようなエロ要素が入ってるのが嫌いなだけである。
　なお、恋愛要素は、映画、小説、音楽、漫画のどれであろうと要らない派。

　え？ そんなので

　(´･Д･)」 赤松健の大ファンとか
　ホラ吹いてんじゃねえよ？

　いいえ。大ファンなのです。
　ワタクシは赤松健の漫画は肌に合わないので微塵も読みたいと思いませんが、漫画を読んでなきゃファンじゃないってのは正解ではありません。
　ワタクシは村上龍という作家自身は好きになれませんが、彼の小説やエッセイと言った作品は結構好きなんですよ。
　その逆です、逆。
　赤松健の漫画は好きになれませんが、赤松健本人が好きなんです。

　なぜ好きなのか、という理由はここでは詳しく書けませんが、ワタクシは彼の政治的手腕を心から尊敬しているのです。
　最初に好きになったのは東北大震災の時ぐらいでしたか。
　色んな漫画家が「自分にはコレぐらいしか出来ませんが」と応援イラストを描いたのに対し、赤松健は、

　(´°∀°)」 漫画家の皆さん、
　出来る事はありますよ！

　寄付ですよ寄付！！

　寄付したら税金対策にもなりますよ！！

　寄付しましょ！！

　ってミもフタもない事を言ってて、ワタクシ、

　(´°３°).:∵ ブフォッ

　ってなったんですよね。ワタクシゃ応援イラストが悪いとは思いませんし、それで元気付けられる人は沢山いると思う。けれど、現実的により多くの人を助けられるのは寄付だとも思うのだ。
　そして、それが節税にもなると煽ってて、ワタクシはこの瞬間に、ロクに漫画を読んだこともない赤松健という人間に興味が出たのである。

　また、海賊版対策と絶版本保護のため「マンガ図書館Ｚ」を設立した手腕も見事という他ない。絶版本の保護だけでなく、それを収益にまで転換。海賊版の横行を阻止した功績は大きいだろう。

　成り立ちや細かいシステムについては省くが、特に利益が作者に還元されるシステムなので、手に入れにくかった本、絶版されて入手不可能な本、権利者不明な本などの救済としては抜群で、それが食いっぱぐれた漫画家の救済になる可能性すら秘めているのだ。

　こうして書いてしまえば、大した事じゃないようにも思えるだろう。同じようなアイデアを出す奴だって山ほどいるだろう。
　しかし、それを緻密に細部まで計画し、短期間で実行し、あまつさえ軌道に乗せるなんてのは、並大抵の手腕ではない。

　知識、知能、知恵、人脈、度胸、財力、知名度。

　全てがなくては実現し得ない。
　そう。それって政治家に必要な要素を全部持ってるって事なんですよ。

　ぶっちゃけて言うと、赤松健の掲げる「表現の自由」自体に強い興味はない。いや、ない訳ではないが、表現の自由って奴は意外としぶとくて、赤松健が尽力しなくても、最後の所で絶対に表現規制に屈さないとワタクシは考えているからだ。
　ただ、時流と時勢と本職の強みを活かして戦うには最強の武器だと言える。
　著名漫画家として初の国政政治家になれるか、という追撃効果もある。

　だから、赤松健が本当に表現の自由を憂いているのかどうかは、ワタクシにとっては重要ではない。

　単純に政治屋としても政治家としても、メガトン級の野郎が出て来やがった事の方が重要なのである。

　ちなみにワタクシは格闘技が好きだ。
　色々と好きな選手はいる。
　しかし、その好きな選手の多くは、

　強い選手なのである。

　ぶっちゃけ、政治家に必要なのは為政能力であり、ワタクシ、

　人間性とか
　割とどうでもいい

　(´･Д･)」 って思ってるので。ええ。

　ワタクシが赤松健を尊敬している理由が、コレでご理解いただけたであろうか。
　彼が政治家として豪腕を振るう所が見たいのである。

　(´･Д･)」 だって、会った事もないけど、人間性としては全然好きになれそうにないしさぁ。

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　コレで集まったお金で、赤松健先生のコミックスを買って読んでみようと思いません。微塵も思いません。
　なお、この先には「なぜワタクシが赤松健先生の大ファンであるか」が書かれています。