137,200円を請求された
皆さん、こんにちは。慣れは大事だけど、何かを失うよね。木賃ふくよし(芸名)です。
はい。そんな訳で、今日はいきなりですが、お話を始めていきたいと思います。
日曜日はワタクシ、ワタクシ自身が開発に関わったクラフトコーラ販売のイベントに行ってた訳なんですけれども。
この日は社長と2人で梅小路公園のイベントで、コーラを売りまくってた訳なんですが、イベントの終了の寸前、ゆずとうふさんが遊びに来てくれまして。ええ。
前回の販売イベントでもゆずさんが遊びに来てくれてまして。はい。
話の流れってか、イベント終了後、社長とワタクシとゆずとうふさんの3人で、飯を食いに行くことになったんですよ、飯。
そんな訳で、一同は社長の運転する車にイベント用の荷物を詰め込んで、一路、飲食店に向かったんですよね。飲食店。目指すは焼肉屋です。
(´・Д・)」 食べ放題の
格安大衆焼肉屋です。
この焼肉屋を目指す理由は実に簡単。
(´・Д・)」 メニューを考えなくていい。
財布の中身の心配をしなくていい。
肉が食える。
色々あるが、1番の理由は、
(´°Д°)」 駐車場がある。
コレなんですよ。ええ。
京都に来たことのある人ならわかると思うが、京都はちっとも車に優しくない街なのである。
駐車場が高い。
駐車場が不便。
駐車場が遠い。
そして、
駐車場がない。
なので、とりあえず専用駐車場がある飲食店は、それだけで有難いのである。
で。目的の焼肉屋に辿り着くも、我々と似たような理由でその店を選んだ人が多かったのだろう。待ち客が7組。選択肢のない我々は、ぼんやり待つしかないのだろうか。
いいや。そこにはもう1つの希望がある。
その店の利点はもう1つあるのだ。
同じ敷地内に、ファミレスが併設されている。
そう。駐車場は共有で、隣がファミリー・レストラン。しかも有難い事に、この店でも焼肉としゃぶしゃぶとすき焼きの食べ放題があるのだ。
ちなみに焼肉食べ放題は、隣よりもチョットだけ高い。
しかも、前回はこの3人で同じファミレス(店舗は別)のしゃぶしゃぶ食べ放題を食べている。
焼肉は割高で、しゃぶしゃぶは前回食べた。この理由から、我々は半自動的にすき焼きを選んだ。しかも一番安いコース。
ちなみに食った感想としては、すき焼き食べ放題は味に飽きるのが早いから、しゃぶしゃぶの方がお得だと思う。
まあ、そんな事はいい。我々は時間一杯、腹一杯まですき焼きを食い続け、家路につく準備をした。
そして、会計のためにレジに向かったところ、事件が起きた。
(´°Д°)」 駐車券がない。
ない。
見当たらない。見つからない。出てこない。
しかしまあ、こーゆー事態は店の側も想定しているのであろう。
事情を説明すると、店員のお姉さんが臨時駐車券のようなものを渡してくれた。
我々は会計を済ませ、駐車場に停めた車に乗り込むと、機械に駐車券を挿入する。
これでゲートが開くかと思いきや、
機械が表示した請求金額は、なんと、
139300円
じゅうさんまんえん?
(´°Д°)」 13万円?
ちなみに、店内で飲食したので、2,100の割引が適応され、
137200円に値下げされた。
(´・Д・)」 いや、あんまり変わってないよね。
コレを見た我々3人は、
どっ ((゚∀゚)(´・∀・)(´∀`)) 爆笑
いや、場合によっちゃ、この請求金額に青褪める所だが、いかんせんワタクシも社長も、ゆずさんもそれなりに修羅場は経験している。
この金額がどう考えても間違いであろう事は一瞬で想像できたのである。それも、絶対に払わなくていい自信があった。てか、払わなくていい自信しかなかったし、そもそも、そんな大金持ち歩いてないから払えない。
大方のところ、社長の前にも、同様に駐車券をなくした客がいたのだろう。それが後に出てきて、機械処理をするまで、延々と駐車料金が加算されていっただけで、おそらく店員のお姉さんが、渡すべき駐車券を間違えただけなのだろう。
ひとしきり笑った後、社長が真顔でトラブル時の呼び出しボタンを押し、事情を話した。
すると店員のお姉さんが慌てて飛んできて、別の駐車券を渡してくれた。
社長が再度コレを挿入すると、1100円ほどの駐車料金が表示され、割引適応により、
(´・Д・)」 ¥0になった。
(´・∀・)」 問題なし! ウチへ帰ろう!
と、お姉さんに感謝と別れを告げ、我々は家路についた訳だが、なんか、
(´・Д・)」 勿体ないな。
と思ったのである。
駐車場に2時間足らず停めただけで、請求金額137200円って、
(´・∀・)」 おいしい事件やん?
でも、我々ってば、爆笑こそさせてもらったものの、
(´・Д・)」 あ。コレは手違いで
絶対に払わなくていいヤツだ。
って確信があったのよね。
無論、この出来事は他人に話す時にはもっと盛り上げて、それなりに「ひゃああああ! 驚いたぁ!」ってフリはしますけどね。ええ。
ただね、なんて言うか、こーゆー「おいしい出来事」に、
(´・Д・)」 心の底から
珍事に出くわしたぜ!
って心が失われてる。
それが一体なんなのか。それを、端的に言うと、その心の正体こそが、
(´・Д・)」 青春って
ヤツだったのかな…
って思うと、なんかちょっと切なくなったんですよ。秋だしね。うん。
何でもないような事が幸せだったと思うって歌を、虎舞竜が歌ってたが、実際は何ともならないトラブルさえ、後になって笑えるのが青春だったんだな、と。
どっちかと言うと、「青春時代が夢なんて、後からしみじみ思うもの」って方かな、と。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。