見出し画像

歴史は苦手かい?


 皆さん、こんにちは。得意な教科なんてねぇよ! 木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 てか、得意な教科は何? って聞かれても、


 苦手な教科じゃなかったら、

 (´°Д°)」 得意だと思うなよ?


 って思うんですけど間違ってますか?

 ってかね?


 (´・∀・)」 好きな教科が
 得意だとは限らんよね?


 下手の横好きってあるし。
 てな訳で、ぶっちゃけ、得意な教科なんてないワタクシです。国語は好きだけど、五段活用とか文法の話をされても意味わからんし、社会のシステムを知るのは好きだけど、興味の有無が激しいし、歴史も好きだけど、年号とかどうでもいいし、美術は好きだけど下手の横好きだし。

 はい。そんな訳でワタクシ、歴史モノとか、スパイ小説なんかが大好きなので、今現在の、


 (´°∀°)」 ロシア動乱は
 生きた歴史を目撃してる!


 って感じがして、興味津々です。
 で。ここ最近ずっと、ロシアの動乱が興味深い一方で、


 プーチンは御乱心。
 プリゴジンは考えなし。


 という、スパイ小説や戦争モノに必須とも言える、


 (´°Д°)」 権謀術数が
 まるで足りてない。


 という部分には大いに不満を感じておりました。ええ。不満ですとも。
 ぶっちゃけ、歴史物やスパイ物が好きな身としては、歴史の裏で暗躍する知能派の画策が欲しいんですよ。
 知的な戦略! 蠢く謀略! 魅力的な奸計! 騙したと思ったら騙されていた! そんな知能戦が見たい
んですよ!
 ムカついたからタマ獲ったる!ってのも、それはそれで好きなんだけれども、国と国が、歴史が動くのに脳筋ってのは頂けない。
 ワタクシは、ロシアのウクライナ侵攻という動乱に、もっと陰謀が渦巻いていて欲しいのである!


 (´°Д°)」 ワタクシは
 陰謀論者は大嫌いだが、

 陰謀は大好きなの!


 そんな中、プーチンと、プーチンに楯突いたプリゴジンの泥仕合を仲裁した男がいる。


 ベラルーシ共和国大統領、ルカシェンコだ。


 このルカシェンコが、
 突如としてプーチンに
 牙を剥いたのである。


 簡単に説明すると、プーチンの私設軍隊とまで言われていた、民間軍事会社「ワグネル」だが、ウクライナ侵攻の際、とてもじゃないが有り得ないぐらいに酷い待遇を受けた。
 これに対し、ワグネルを率いるプリゴジンがガチ切れ。モスクワに向けて転進したのである。
 このままではワグネルとロシア軍が正面衝突する。その仲裁をしたのが隣国ベラルーシの大統領ルカシェンコ。
 彼はプリゴジンの亡命を受け入れ、ロシアの内紛を回避させたのである。


 が、


 プリゴジンを受け入れた後、ルカシェンコは、


 (´・∀・)」 ワグネル受け入れ
 大歓迎だヨ! 全員集合!!


 と発表。それどころか、


 (´・∀・)」 ロシアがベラルーシに
 配備した戦略核なんだけどォ…?


 ウチらの国にあるし、


 ウチらのモンゃと思うし、
 ウチらがウチらのために使ぅし。


 テヘペロ

 とか言い出したのである。


 (´°Д°)」 やりやがった!
 このタヌキ爺ィ
 とうとうやりやがった!


 実際、フェイクでなければ、現在のロシアに兵力はなく、張り子の虎であると周辺国にバレバレな状態である。そして、フェイクをかますメリットもない。つまり、ロシアに兵なし、なのである。
 ぶっちゃけ、もはやロシアのアドバンテージは核兵器ぐらいであり、その核兵器さえも、実際のところ安全に実働可能なモノが何基あるのか疑わしいレベルだ。

 そこに、ベラルーシが、そこにあったからって、


 (´・∀・)」 核兵器始めました。


 って「冷やし中華始めました」みたいなノリを見せつけちゃった訳ですよ。ええ。しかも、その冷やし中華はロシアが用意したものなのに。

 ぶっちゃけ、ベラルーシに核を保持、点検、運用する能力や技術があるのかは疑問である。特に維持は難しいだろう。金も掛かるし。
 しかしコレ、つい先日配備されたばっかりなの。


 (´・Д・)」 ロシアの
 弱り目に祟る蜂の一刺し。


 コレでプーチンが怒髪天をつこうが、ベラルーシに割く兵力などない訳で、割いたら割いたでウクライナが手薄になる。


 (´・Д・)」 プーチン八方塞がり。


 ってな状況。ルカシェンコというタヌキは隠し持ってた牙を剥いた訳だ。
 そうそう。これこれ。こーゆーの。ワタクシ、こーゆーのを待ってたんだよ。げひひひひひ。
 こうなると、GUAM (ジョージア・ウクライナ・アゼルバイジャン・モルドバ)は当然のこと、バルト三国、チェコやスロバキア、スロベニア、クロアチア、フィンランド、ルーマニアなどの反ロシア国までが後に続きかねない。

 そう。何がヤバいかってーと、ベラルーシもルカシェンコも親ロシア派なのである。
 いや、親露派だった、と言うべきかも知れない。牙を剥いた今となっては。

 ルカシェンコはソビエト解体に反対した数少ない議員である。
 時折、妙な行動を起こしてロシアに小突かれたりもするが、基本はロシアの顔色を伺う政策を続けてきたのだ。

 ロシアと言うジャイアンが弱体化した途端、スネ夫が突如としてジャイアンを従える。
 「ドラえもん」では時折ある光景だが、ベラルーシがとうとう牙を剥いたのである。

 ベラルーシからすると、ロシアに対する忠誠心や憧れ、そして恐れは間違いなくあるだろう。だが、長年の付き合いで溜まっているストレスもまた、確実にあったのだと言える。
 いやー、こーゆーのって歴史って感じがして最高ですよね。うん。映画「仁義なき戦い」の終盤を思い出させる感じがあって最高ですね。ええ。

 ちなみに、ルカシェンコさんなんですけど、


 約30年もベラルーシに君臨する


 (´・∀・)」 独 裁 者 なの。


 ぶっちゃけ、

 暗殺と封殺が得意技!
 御乱心しちゃった
 元KGBの独裁者プーチン!


 犯罪も服役も経験済み!
 料理と兵隊のケータリングならお手の物!
 あらくれどものリーダー・プリゴジン!


 弱ったロシアなど不要!
 強いソビエトは俺が取り戻す!
 妖怪タヌキの独裁者、ルカシェンコ!



 (´°Д°)」 狐狗狸しかいねえ。


 狡猾で迂闊な狐、主人に噛みつく犬、裏切る狸。
 ぶっちゃけ、今の状況も、謀略や陰謀かと言われると、割と行き当たりばったりの勢いでやってる感が強いんですが、


 (´・∀・)」 この状況は、
 面白いんでオッケーです!!


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、歴史が得意な人も、苦手な人も、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先にはタイトルの元ネタ話しか書かれていません。


ここから先は

253字

¥ 100

(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。