楽園閉鎖
皆さん、こんにちは。「夢を、見たの」「、、、夢?」 木賃ふくよし(芸名)です。
妙な夢を見ました。
荒野とも、砂漠とも言えないカーチンガ(半砂漠)が広がっている。
どう考えてもそこに不似合いな、白と水色のセーラー服。
中身は、リボンをつけた女子。いや、中高生には見えない。年齢は少々上から。だが、30歳未満だ。
違う。30歳未満に描かれたアニメキャラクタである。
妙だ。
確かにワタクシは「自分が介在しない」「映画視点」の夢をよく見る。
だが、登場人物がアニメキャラクタだった例は少ない気がするのだ。
しかも、ヒロインと思しき女は、以前観た「涼宮ハルヒ」を少し劇画タッチにした顔立ちなのだ。
わからん。
確かに「涼宮ハルヒ」のアニメは、色々と話題になったので一期も二期も劇場版も観た。
しかし、個人的な感想は一期も二期も好みではなかったのである。
劇場版だけが、めちゃくちゃ面白かったのは認めるが、アニメの一期と二期を観ている前提の作品なので、単体としての評価はしづらい。
とは言え、一期二期劇場版を観ているので、ワタクシにしては珍しく登場人物も記憶している方ではないだろうか。
まずタイトルにもなっているヒロイン、涼宮ハルヒ。
それから、主人公の、声が杉田智和の。えーと。何だっけ? あ。八丈島のキョン。
んで、朝倉未来に名前が似ているのでややこしい、朝比奈みくる。
下の名前忘れたけど、丸っこくした綾波レイみたいな長門。
あと、小泉? とか、朝倉(コレのせいで余計に朝倉未来が混乱する)ってのと、鶴屋さんってのがいた筈だ。
記憶だとメインキャラクタ以外は、ほとんど出て来ない話だったはず。
確か、涼宮ハルヒが神のような存在で、その自覚がなく、ハルヒの気まぐれで世界が滅びかねないから、宇宙人だの未来人だのがハルヒのご機嫌取りと監視に来ていて、主人公はそれに巻き込まれる、みたいな感じだったな。
原作は久しく続刊が出ておらず、去年辺りに10年ぶりぐらいに新刊が出たとか話題になってた気がするが、話題の一環として記憶している程度だ。
特に好きでもないアニメのキャラクタ(しかも少々劇画調)が出てきた理由がわからんが、まあいい。
何だかよくわからんが、突然その半砂漠に、巨大な昆虫が出現した。体長10mを超える怪物サイズ。まるでスターシップ・トゥルーパーズだ。
いや、この巨大な甲虫のように見える怪物は8本足。映画版「スターシップ・トゥルーパーズ」よりも「宇宙の戦士」のアレクニドに近い。
何処からともなく、音もなく現れた巨大な蜘蛛は一匹や二匹じゃない。映画の画角的には映えるが、十匹ほどの巨大な蜘蛛に人間一人では少なすぎるエサだ。おかしいだろ。いや、夢だしな。
襲いかかってくる蜘蛛に、ハルヒ(?)は「着いて早々トラブルとはね」と独りごち、パワードスーツを呼び寄せ、苦戦しながらも蜘蛛を撃退する。
「いきなり厄介ごとに巻き込まれるとは」と愚痴るハルヒの前に、「助かったよ」と中年のキョンみたいな男(推定35歳)が現れる。
しかも、蜘蛛を呼び寄せたのはキョン(?)らしい。
なお、その巨大蜘蛛の名前は「サンドワーム」らしく、いや、どう見ても蜘蛛だろ、とツッコミたくなる。しかもその肉は食用になるらしい。ふむ。ワタクシはまだ蜘蛛は食べた事はないのだが、食材として扱っている国もある。味の傾向としてはやはりカニ系なんだろうか。いや、名前がワームだからミルワーム系の味なのかな。ピーナッツクリーム味なのかな?
いや、飯の話はいい。夢の話だ。話を戻そう。
そもそも何だか全然わからないが、ハルヒ(?)は、とある天才的カリスマ犯罪者を追って、この星に来たと言う設定らしい。
で。キョン(?)は現地ガイド兼協力者だと言う。
まだ全体的な話は見えて来ないが、敵はテロリストで、誰にも見つからずにネットワークを自在に操るらしい。どうにか、この星にいるらしい事だけは突き止めた。
それを聞いたガイドのキョン(?)は、いきなり銃をブッ放し、ハルヒ?が持っていた通信機器を破壊する。
激怒するハルヒ(?)に対し、キョン(?)は冷静に「あんたは馬鹿なのか? そんな天才ハッカー相手にして、公的な通信ネットワークを使ったら相手に情報が筒抜けだろうが」とクールに告げる。
ああ。いわゆるプロのエリート捜査官と現地の素行不良のモグリが、いがみ合いながら協力するバディ物な訳だ。ふむふむ。片方が美少女なのが今っぽいね。うん。
あれ? コレ夢だよね? 夢だっけ? 何か全然興味ないアニメ映画を観に来ていたような気もするけど、多分夢のはず。夢だと思うけど、自信はない。
ふむ。どうでもいいが、この夢で、やけに鮮明な点がある。
声だ。
ハルヒ(?)の声は、作品の世界設定に合わせてか、アニメ版とは違う声な気がする。
いずれにせよキンキンしたアニメ声なので、ワタクシは苦手なタイプの声だ。アニメ版の声優さんは名前を忘れた、水着を逆さに着た人だよな。アヤスタイル。何とかアヤ。何だっけ。って書いてるうちに思い出した。平野綾だ。
それよりは低い声だと思うが、まあ、女性のアニメ声は苦手なのでどうでもいいや。
キョン(?)の方も声が違う気がする。
違和感はなく、いい声だし、やる気はないけど、やる時はやるグータラ相棒って感じで、うん。いや、別にそのまま杉田智和でもいい気はするんだが。
そう。例えるなら、うん。
三木眞一郎が近い。
一行は、ネットワークによるバックアップは失うものの、キョン(?)のベテランの勘とやらで、情報が集まるだろう街に移動するーーー、
って辺りで、
(´°Д°)」 ハッ!?
っと、目が覚めた。
眼前にはタブレットがあり、ワタクシはタブレットに手を掛けたまま眠っていたらしい。そして、その手が偶然にもYouTubeを立ち上げ、オススメ映像でも選択してしまったのだろう。
タブレットの画面には、なんか、
見たこともない
アニメが流れている。
何じゃこりゃ。
何か知らんけど、流行りのソシャゲに出てきそうな、金髪ロリ巨乳で水着みたいなスーツを着た場違いな女が砂漠の街にいる。
相棒は髭面のやる気がない男。
声が三木眞一郎である。
(´°Д°)」 夢じゃなくて、
このアニメの声が聴こえてたのか。
うむ。さっぱり状況が飲み込めないので、youtubeの説明を見ると、
「楽園追放」ってアニメらしい。
名前どころか存在さえ知らなかったが、どうやらパチスロ化するので限定公開されたらしい。
とりあえず無駄に三木眞一郎の声が良いな。うん。
なんか夢とのリンクが気持ち悪かったのと、途中だけ見るのも気持ち悪いので、巻き戻して全部観たわ。
(´・Д・)」 ぶっちゃけ、そんなに面白くはなかった。
ストーリーは夢の話と、そんなに遠くはなかった模様。サンドワームはムカデでした。
個人的に一番、おっ!?ってなったのは、音楽がNARASAKIだったこと。
※ 大槻ケンヂのバンド「特撮」のメンバーの1人。割と何でもする人。
あと、ヒロインの声は釘宮だった。
ハルヒの人よりも、もっとキンキンした声のイメージだったんだけど違ったっけ?
(´・Д・)」 って言うだけの、夢の話でした。
年齢とともにどんどんと、聞き覚えのある声から声優の名前が繋がらなくなって困る。なお、アニメ声の女性声優はそもそも区別が付いてない。
※ この記事はすべて無料で読めますが、お気に召した方は投げ銭(¥100)をお願いします。
なお、この先には「楽園追放」と、とあるアニメ映画の比較の話が、結構な長文で書かれています。
ここから先は
¥ 100
(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。