気合いの入った手料理
皆さん、こんにちは。野菜を食べて偉い! 木賃ふくよし(芸名)です。
てか、フツーに野菜好きなんですよね野菜。野菜は大体何でも好きですが、特にトマトとキュウリとナスが好きですね。夏野菜大好き。
特に嫌いな野菜ってのはないんですが、子供の頃は唯一、生のセロリだけがまっっっったく受け付けられず、セロリが食卓に上がるだけで近寄れないぐらい苦手でした。
(´・Д・)」 ニオイが強過ぎて、
身体が勝手に「食い物じゃない」
と判断していたレベルで苦手。
だったのに、加熱したセロリは大好きで、気が付いたら生のセロリを野菜スティックでモリモリ食べるぐらい好きになってました。何でだ?
まあ、毒に対する耐性が低い子供のうちは、苦味や青臭さや酸味を避けるらしいので、単純にそれだけのことかも知れません。
なお、特にコレと言って、野菜以外にも嫌いな食材自体ないのですが、強いて言うと、歯応えのあるものは大体好きで、逆に口の中の水分を奪う、モサモサした食べ物は少々苦手かも知れません。ええ。味ではなく、口の中の水分を持っていかれた! って感じが。
なので、野菜で言うとジャガイモ、サツマイモ。野菜以外で言うと茹で卵の黄身なんかが少々苦手と言えなくもない。味とかはフツーに大好きで、あとは調理法の問題と言うか、モサモサせず、ちゃんとしっとりしてりゃ喜んで食うんですけどね。ええ。いや、モサモサでもパサパサでもフツーに食いますし。
てか、ポテトにしろ卵の黄身にしろ鶏の胸肉にしろ豚の腿肉にしろ、
(´°Д°)」 ちゃんと美味しく、
しっとり仕上げりゃ
文句なんかねえんだよ!
つまり、パサパサやモサモサが苦手って言うより、せっかくの美味しい食材を無駄にされた感が強くて、不味い料理よりも、料理を不味く作られた事に苛立ちを覚えるのです。
(´・Д・)」 飲食業界にいて、
随分と長い所為かも知れない。
いや、子供の頃からの倫理観とか、全体が貧しかった昭和の価値観かも知れない。とにかく、食材や料理を無駄にする事に対し、妙な嫌悪感がある。
食い物を粗末にする
って事に対する禁忌感は、どうやら相当強いようだ。
だがそれでも、ワタクシの心が、
(´・Д・)」 流石に無理しなくていいんじゃないかな?
って思う瞬間がある。それは、
農家からのプレゼント♡
🎁野菜の段ボール爆弾🎁
(´・Д・)」 ここでハッキリしておくが、ワタクシは頂き物は喜んで食うし、ありがたい事この上ないと思ってる。
そもそもワタクシは大食漢で、普通の人の3倍ぐらいはモリモリ食う。
同じメニューでも割と飽きずに延々と食べられるタイプである。
飲食業が長いので、自分で料理もできるし、調理方法や流用方法、保存方法などもそれなりに知っているつもりだ。
だが、
(´°Д°)」 それでも限界はあるだろ?
流石に一人暮らしで10キロのサツマイモとか送られて来たら、いくらワタクシでも、
(´°Д°)」 サツマイモ見たくねえ。
ってなる訳でな? しかも、サツマイモとか調理法に限界があってな? それなりに美味しく仕上げようと思うと、使用する分量が限られててな?
(´°Д°)」 全然減らねェんだよ。
意外と量を食えるのは、ただの焼き芋と大学イモだと思う。(経験者は語るが、スイートポテトなんか作っても、イモは減らねえし、味にもすぐ飽きる)
そんな訳で、支援物資はマジでありがたい一方、賞味期限がシビアなナマモノは、注意が必要なのである。
てな訳で、そろそろ本題に入っていきますが、先日、知人から、
( ゚д゚) 「すまんのですけど、
大根を貰ってくれませんか?」
とお願いされて、喜んで受け取った訳ですが、確かに配りたい気持ちはわかる。
超ご立派な、ワタクシの二の腕ぐらいある大根である。そう。お察しの方はいると思うのですが、
知人の方も頂き物なのである。
野菜にはシーズンがあり、その時期になると、ずばり、
同じ野菜ばかりが市場に安くで出回る。農村ともなると、自家消費が不可能なレベルの同じ野菜が持て余して消費先を探している状態なのだ。
で。消費先もまた、複数から送られてくるため、同様に持て余し、再配布先を探すこととなる。
(´・Д・)」 おかげでワタクシも
大根にありつけた訳なのですが。
長い! 太い! 高密度! 重い!
味も美味しいんですが、ワタクシの二の腕ぐらいある大根が3本。ぶっちゃけ、一人暮らしの身には、
おそろしく太い大根。オレでなきゃ持て余しちゃうね。
信じられないほどの上玉だ。久々に胃が騒ぐぜ。
って感じである。幸いワタクシは自分で料理も出来るし、大食漢でもあるので、大根3本ぐらいなら超ありがたいレベル。
だが、ワタクシは超がつくほどの面倒臭がり屋であり、また、金もない。
大根を美味しく調理する方法など山ほどある(野菜の中でもかなり豊富な調理法がある方だ)が、それを美味しくする為の手間や金を掛けてられないのである。
ある日、目を覚ますと、大根以外に何一つ食うものがない。腹が減った。出勤までの時間は2時間を切っている。と言う状況に遭遇した。
時間と気力に余裕があれば、大根を野菜スティック状に切るだけで、塩なり醤油なりをつけてポリポリと食うのだが、今は包丁さえ使うのが面倒である。
ならば、やるしかない。
究極の手料理! 風呂すき大根!
風呂吹き大根ではない。風呂好き大根でもなく、風呂隙大根である。作り方は簡単。
まず、風呂を沸かします。
次に、台所で大根を綺麗に洗います。
よーく洗ったら、大根を1/4サイズに分けて、半分を電子レンジ調理可能な器に入れる。面倒ならラップはナシでもいい。
そして、電子レンジで加熱30分をスタート。
風呂に入る。
風呂から出てくる。
(´°Д°)」 風呂に入ってる隙に、
大根が食える状態になってる!
(´・Д・)」 え? 皮? 面倒だから剥かないよ?
だって、包丁さえ使うのが面倒な時の対処法だし。
(´・Д・)」 えっ? 大根を1/4にカットする時に、包丁を使ってるだろうが?
(´・Д・)」 …。
(´・Д・)」 …。
(´・Д・)」 …。
(´・∀・)」 手刀で叩き折った。
これぞ本物の手料理ですわ。
おそろしく雑い手刀。オレでなきゃ包丁を使っちゃうね。
(´・Д・)」 あとは味噌でもつけて食え。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。