プーチン・プリン
皆さん、こんにちは。ハゲフサの法則で言えば、プーチンは失脚するしかない。木賃ふくよし(芸名)です。
さて。続けてロシアのウクライナ侵攻について書く事になるとは思っていませんでしたが、本日の話題は、ウラジミール・プーチン大統領についてのお話。
冒頭のハゲフサの法則(つるふさの法則とも)とは、ロシア(ソビエト)の最高指導者の頭髪が、必ずハゲとフサフサの交互になっている、というジョークである。
そして、高確率で的中しているのだ。とは言え、ハゲといってもツルっ禿げはおらず、大概がデコっ禿げなのでデコふさの法則という方が正しいかも知れない。
実際、プーチンも1回、メドヴェージェフに負けてる訳だし。
あと、ふさ判定の中に怪しい奴もおるでな。
さて。本日はそんなデコ判定を受けたプーチンの話。
ぶっちゃけ、世界の指導者の中では割と好きな方である。
つい先日ロシアの肩を持つ気か! って怒られたのに懲りない奴だな、と思われそうだが、プーチンに限らず、ワタクシは強い指導者が好きなのである。とりわけ、独裁による改革を行う人間が好きなのだ。
こう書くと更に怒られそうだが、そーゆー意味ではなく、単純に、
「ドラゴンボールで誰が好き〜?」
「「悟空〜!」」
「なんでかな〜?」
「「強いから〜!!」」
ってだけの話なのである。ちなみに、独裁による改革って言っても文革とかじゃなくてね? 同じ中国なら始皇帝とか項羽とか曹操が好きなんですよ。
いや、ぶっちゃけた話、始皇帝や項羽だって、当時は文革と大差なかったかも知れない。知れないってか、多分大差ないのだろう。
わかりやすく言えば、
キリスト教だって、
2000年前は
新興宗教だった訳で。
つまり、歴史上の英雄ってのは敵国からすりゃ虐殺者だが、戦勝国が栄えて200年も経てば、歴史上の偉人に認定されてしまう。
結局のところ、生の感情を抱く体感者と、その教育を受けた者と、その子孫では感情に差があって当然だ。
そーゆー意味で、ソビエト時代からKGBで国を支えてきたウラジミール・プーチンはおそらく愛国者であり、歴史の体感者なのであろう。
そう。プーチンはソビエト崩壊を直撃した男なのである。
フルシチョフ時代に生まれ、ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコ、ゴルバチョフ、そしてエリツィンの元でその後継者となった。
プーチンはKGBの諜報員として中佐まで上り詰めるも、ソビエト崩壊の1991年に辞任。政治活動を開始する。
国家のためにその身を捧げてきたプーチンは、ソビエトの崩壊をどう感じていたのであろう。
祖国とも言えるソビエトを失った彼は、自身の統治下で強くなったロシアを、NATOに追い詰められるロシアをどう思ったのだろう。
真相はわからないが、ワタクシには、NATOのナイフを喉元に突きつけられる事が許せなかったのではないかと思っている。
兄弟国であるはずのウクライナがNATOに尻尾を振ったように見えたのだと思う。
無論、だからと言ってプーチンの選択した「ウクライナ侵攻」が正当化される訳ではない。それを支持するつもりもない。
そもそもワタクシは「喧嘩は両成敗」なんて上っ面の正義も嫌いだ。どう考えたって侵攻したロシア側が悪い。
ただそれでも、眼前に迫るNATOをどうにかする必要はあった。不凍港を確保しなければ、軍事的にも経済的にも危険が大きい。だから、ロシアが単なる侵略戦争を仕掛けた訳ではないであろう事も、プーチンにはプーチンなりの事情があった事も、理解は出来るのだ。
って、思ってたんだけど、
次々と舞い込んで来るプーチンの最近情報をニュースで見るたび、
(;´・Д・)」 プーチンさん、
ホントに色々と大丈夫なの?
と心配になるぐらい、
ヘタを打ってる。
無論、ニュースを鵜呑みにしている訳ではないし、戦略的な報道も紛れている事だろう。だが、しかし、それでも、
(´°Д°)」 正気なら、
その選択はないだろ。
って言いたくなる。それぐらいに酷い。
もう、残されたシナリオが、勇者によって倒されたプーチンが、
「フ、、、よくやった。
これで東西ヨーロッパが
統一されるのだな、、、!」
と優しげな表情を浮かべて砂のようにサラサラ消えていく結末ぐらいしかないんじゃないの!? ってぐらいに有り得ない。酷い。
ホントにご乱心遊ばしてらっしゃるの? って疑いたくなるレベル。
とても秘密諜報員になった、ロシア大統領になった手腕の持ち主とは思えない。止められる側近がいないのもヤバい。古代中国史が好きなワタクシからすると、権力の座に就き、猜疑心の塊となった人間の多いこと多いこと。プーチンもそうなってしまったのか? 本当に彼に意見できる側近はいないのか?
精神状態が普通じゃないなら、それこそ早急に止めなきゃいけない。
確かにこの近年では、22年前、50歳にも満たず大統領に就任した当時の精悍さが失われている。
人を射抜くような鋭い眼光が感じられないのだ。
もともと痩せ型だっただけに、近頃の急激な太り方は、病気か、それとも病気による薬の影響を心配させる。
だとすると、プーチンは本当に正気を失ってしまったのだろうか。
いや、待て。
プーチンは事を起こす寸前、100億円を超えるという自分のクルーザーを海外での修理から急遽引き上げた。
ウクライナに侵攻すれば、経済制裁の手段として欧州に押収(シャレではない)される可能性が高いからだ。
ここを見る限り、判断自体は論理的である。
つまり、プーチンは正気を失っていない? いや、むしろ、自らの財産などよりも強いロシアを望みそうなプーチンが財産保守に走った?
いや、プーチンが本当に保身に走ったのなら、
コトは起こさないハズである。
100億円を超えるクルーザーを所持できるなら、退任後も遊んで暮らせるだけの財産はあるはず。リスクを冒す理由がないのだ。
これではまるで辻褄が合わない。
いや、待て。
ある。
プーチンが狂人を演じる必要があるとしたら、それはー、
「フ、、、よくやった。
これで東西ヨーロッパが
統一されるのだな、、、!」
って勇者にやられるために圧政を敷いた魔王の役じゃないですか!?
しかも、精神状態に変調を来たしていた、という事で断罪を逃れるという巧妙な芝居、、、!!
(´・Д・)」 うん。ないな。
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なお、この先には、プーチン大統領は実際どうなの? って話が書かれてます。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。