嫌われてもいい

　皆さん、こんにちは。嫌われてもいい木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　本日はとある事情から、柄にもなく皆さんに、

　(´°Д°)」 恋愛指南

　をしたいと思います。はい。
　まあ、とある事情ってか、皆さんにってか、

　ドツボを踏みまくってる特定個人のための記事

　ではあるんですが、まあ、その人以外にも役に立つかも知れないので、記事にしてみた訳ですが、こと恋愛というのは人の判断力を鈍化させます。恋は盲目なんて言いますし、そーゆーモンでしょう。

　特に、相手に好かれたいからこそ、思い詰めると、人は、

　好かれたい！ 愛されたい！

　その為なら、

　嫌われてもいい！！

　とか考えがちです。
　中高生の玉砕覚悟の告白なんかが、それに該当するかも知れません。ええ。そーゆーのは微笑ましくていいですね。ええ。中高生なら。
　ギリギリ大学生ぐらいまでは許されるとして、それ以降でも同じ考えを持ってるなら、

　(´･Д･)」 まず、水風呂に
　全身を浸けてアタマを冷やせ。

　嫌われてどうする。好かれたいんだろうが。アホか。
　そもそも、嫌われてもいい、なんて考える時点で、すべては

　(´･Д･)」 自分本位。

　所詮は恋愛も突き詰めれば自己愛ですが、恋愛とはそもそも「相手がいて成立するもの」なのです。片思いでも、だ。
　要するに、自分の気持ちを押し付けてる時点で、そりゃ恋愛関係には発達せんだろ、と。

　よろしいか？
　例えば、相手との間に信頼関係や友情、立場があったとして、それを壊してでも、想いを伝えたいって気持ちはわかる。
　しかしそれは「関係性から得られるメリットを壊してもいい」と言う事であり、

　(´･Д･)」 嫌われる必要ある？

　そこで「メリットを失ってもいい」ではなく、「嫌われてもいい」って言葉が出る時点で、おめーさん、

　(´･Д･)」 な〜んか
　勘違いしとりゃせんか？

　って事なのである。そもそも、だ。

　(´°Д°)」 嫌われてもいい！

　とか軽々しく言う奴は、悪いけど、

　(´･Д･)」 最初から
　好かれとらんよ。

　悲しいかな人は、優しくされると相手に好かれていると勘違いをする。それは単に、

　(´･Д･)」 相手の
　コミュニケーション能力の
　お陰かも知れないんだよ。

　相手はキミの事が嫌いだったり苦手だったりするかも知れない。単に、それを上手に隠してくれてるだけかも知れないんだ。
　悪いけど、キミがどんなに相手を好きかなんて、相手は知らない。(楠瀬誠志郎感)
　相手がどんなにキミを嫌いか、キミは知らないのだから。

　だから、釣銭を渡す手が触れただけで、コンビニ店員に恋をするアホが出てくる。
　営業スマイルひとつでストーカー行為に走るバカが生まれるのだ。

　こと恋愛において、「嫌われてもいい！」「嫌われてもいいから気持ちを伝えたい！」ってのは、

　(´･Д･)」 ただのエゴ。

　相手の事なんざ何も考えてない幼稚な恋愛観なのである。
　だから、必要なのは「嫌われてもいい！」なんて考えじゃなく、

　(´°Д°)」 好かれたい！

　って意識なのだと気付いて欲しい。
　その為にまず必要なのは、普段から常用される、立ち振る舞いでの好感度なのである。

　明るく楽しく知的で、センスが良くて、金を持ってて、金に執着せず、金遣いが荒くなく、バカな事を楽しめて、活動的で包容力がある。まあ、この辺は何でもいいけど、要はモテる人間を目指しなさい、って事である。
　って言うと、ここで、

　(´°Д°)」 そんなのは自分じゃない！
　ありのままの自分を愛して欲しいんだ！

　とか寝言を抜かす奴が出てくるが、水風呂に氷を入れて浸かって来い。

　ありのままの自分なんて言ったら、
　99%の人間が自堕落でワガママで醜悪になるわ。

　お前さんがそうであるように、所詮人間なんて一皮剥いたら怠惰と欲望の塊だ。

　(´°Д°)」 貴様らが
　恋するのは、
　人間の外面でしかない。

　そんな事はない？ 中身が重要？ その通りだよ。

　(´･Д･)」 その中身が立派だから、
　外面がシッカリしてんでしょうが。

　オメーが「ありのままの自分」とか寝言を抜かしてる間に、皆は、挫けず「外面を磨けるように」懸命に「中身を磨いてる」んだよ。
　外面を磨けねえオメーの中身はその程度だって事がなんでわからんのか。

　まず外面から愛されるぐらいに、中身を磨け。
　中身が清らかになるぐらい、外面を磨けって事だよ。

　人から好かれる努力もせずに、「嫌われてもいい」じゃねーんだよ。

　(´･Д･)」 嫌われてんの。
　そーゆー中身が。

　「わかる人だけ、わかってくれればいい」じゃねーんだよ。わかられてるんだよ、その浅はかさが。
　ワタクシゃ「皆から好かれなさい」なんて事は思いやしない。どうせ完璧な人間でも、誰かからは嫌われる。
　だが、人としての最低・公約数は必要なのよ。
　そこに必要なのは、「嫌われてもいい」なんて気持ちじゃない。
　「好かれるにはどうすればいいか」という思いなのである。

　そもそも「嫌われてもいい」からやる事は、善行だ。

　心を鬼にしてやるのは「善行」なんだよ。

　てめえのエゴを満たすためだけに「嫌われてもいい」なんてのは、

　(´･Д･)」 ただのワガママ。

　それがわかったら、まだ冬が来ないうちに水風呂に入って頭を冷やせ。冬が来てから水風呂は大変だぞ。

　あと、先程も言ったが、完璧な聖人でさえ、完璧な聖人であるがゆえに嫌う人が出てくる。
　要するに、万人に好かれるなんて事は、最初から不可能なのだ。

　だから、そーゆー意味で最初から

　(´･∀･)」 嫌われてもいいや。

　って精神は重要だから、そこは別に考えて欲しい。
　特に、どーでもいいヤツとか、嫌いなヤツから好かれる為の努力は無駄だし。

　八方美人にならず、自分がなりたい「素敵な人」を目指して、中身と外面を磨いて。

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　なお、この先にはワタクシの本音しか書かれてません。