今年よく聴いたやつまとめ

お久しぶりです。今日は大晦日ということで、今年よく聴いたアルバム(今年リリースとは限らず)をまとめながら2020年を振り返っていきたいと思います。自己満です。毎度のことですが最後まで読まなくて良いです。

大橋トリオ「This is music too」

大橋トリオの今年2月にリリースされたニューアルバム。大橋トリオは毎年コンスタントにアルバムをリリースしていて毎回楽しみにしてるんですが、今作はホントに良かった。「夕暮のセレナーデ」の間奏に入るとことか本当に最高です。「青月浮く海」とかも好き。

このアルバムはちょうどコロナがヤバいぞと時代が大きく揺れている時期にリリースされたので、聴くだけでアルバムのゆったりした空気感とは対照的なあの時の喧騒が蘇りますね。

赤い公園「THE PARK」

コロナ禍の真っ只中、4月にリリースされた、石野理子さんが加入して初となる赤い公園のニューアルバム。もうリリースされた瞬間から「これは今年ナンバーワンのアルバムや!」とTwitterで騒いでたんですが、結局ホントに今年1番聴いたアルバムになりました。

今年は生きるとか死ぬとか、そういうことをよく考えた年になりました。このアルバムや遺作となった「オレンジ/pray」というシングルには、恐らくそういう意味性はなかったんじゃないかと思いますが、津野さんの死を経て改めて聴くと色んなフレーズを深読みしてしまう、その事自体が悲しいですね。ただ、何も考えずに聴いても心掴まれるポップソングが沢山入った、というかマジで1曲も捨て曲がないアルバムだと今聴いても思います。

Lamp「恋人へ」

今年リリースのアルバムではないんですが。今年の上半期はかつてないくらい時間ができて、色々と本を読み漁ったりしていたのですが、今更宮沢賢治にハマって、ちょっと地元の花巻まで行っちゃおうということで8月に久々に一人旅に行きました。その過程で泊まった仙台のゲストハウスのお兄さんに教えてもらったバンド。ボーカルの声質も、ボサノヴァ感あるサウンドも全てが最高です。旅のお供にずっと聴いていたので、これを聴いていると東北の田園風景が蘇ります。

Jan Lundgren Trio 「I Love Jan Lundgren Trio」

今年はサークル活動は完全停止、当然所属しているジャズ研も全く動くことなく、ジャズに触れることがあまりなかったのが心残りな年でした。普段も正直ポップスばっか聴いている人間なので、ジャズには全然詳しくないんですが、北欧ジャズを色々漁っていたら見つけたトリオ。世界中の音楽にかんたんにアクセスできるサブスク文化だからこそ出会えた音楽だと思います。サブスクに感謝。

北欧の音楽はずっと気になっているので、もしオススメあれば誰か教えて下さい。全然ジャンルは違うけどシンフォニックメタルとかも良いよね。ナイトウィッシュの今年のニューアルバムなんかも結構聴きました。

Mr.Children「SOUNDTRACKS」

言わずもがな、なミスチルのニューアルバム。ミスチルはもうずっとファンなので、このアルバムだけでも記事1つ分くらい書けちゃうんじゃないかってくらい今作も聴き込んでますが、もう腐るほどネット上にレビューは転がっているので、とりあえずここで言えるのは早くサブスク解禁してくださいってことくらいですかね。友人とかに勧めにくいったらありゃしないです。

とにかくストリングスが最高なアルバムですよね。紅白も楽しみ。


今年も色んな音楽に出会えて良かったです。ここに書けなかったもの以外だとMIZ、中山うり、Songbards、BBHF、GLIM SPANKY、青葉市子あたりのアルバムも最高だったので是非。米津玄師やマカロニえんぴつのアルバムもよく聴きました。

2020年、振り返ると大変なことも非常に多かったけど、音楽制作に没頭できたということだけで相当良かったなと思える1年だった気がしています。モクメルイボスという新たなプラットホームで、天才ピアニストと一緒に音楽を作っていますが、2月か3月くらいには、サブスクでアルバムを配信したいなあと思ってます。ド三流ヘボユニットではありますが、こんなブログを最後まで読んでくれた方には是非聴いてもらいたいです。

そんなわけで、今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


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