京都散策が身近になったら神社仏閣も身近になった話し

最近、随分と京都に行くことが増えました。
何年かに一回しか行く事がなかったのが、何ヶ月かに一回、京都好きの友達が連れて行ってくれるのです。
高速道路ができたことにより、早ければ車で1時間。
私は高速道路が怖いので公共機関を使いがちなのだけど、友達は車でどこにでも行く人。
それに便乗させていただいてます。本当に有難い。

そんなこんなで、昨年から御朱印帳集めを楽しんでいます。色んな寺社仏閣に連れて行って貰うので記念にもなるし…。でも一番の理由は、友達の言葉でした。御朱印は、だいたい300円くらい。ハンコ押して、字書いて。3分程のことに300円。だけど推しに貢ぐには安いくらいだよ、と。

推し

推し？！推しなの？！と驚いたけど、売り上げの貢献と考えたら価値ある300円。寄付となると、100円、200円では安すぎて恥ずかしいのもあったし、行くたびにお守り買うわけにも行かないけど御朱印帳は集めるもの。神社仏閣の維持の貢献にもなって自分も記念に楽しめる。何コレ正しくWIN-WINでは？！と、目から鱗だったのです。

お守りにしても、お金で神様の加護を買うのもなあ…と後ろめたさがありました。
人に渡す分には、どうか神様と祈れるのに、自分の為だと思うとどこか一方通行な気がしたのです。大した信仰心のない自分なのに、願いを押し付けているような。お守りを買う時だけ都合が良いような気持ちがほんのすこーしあったのです。
でも、購入することで神社仏閣の維持につながる。お賽銭で、願いや祈りに高いお金を付けるより、なんだかとても気持ちが良いのです。身の丈にあった、引目もない、納得できるお金の使い方だったのです。

そうなると、急に神様が身近になりまして。
大した信仰心もないままですが、神社仏閣に行く機会も増えて、お守りも遠慮なく買えるようになりました。（健康祈願！！）
お出かけの幅も広がって、日常が少し明るく楽しくなったのであります。

幾つになっても、色んな思考や気持ち、気付きと様々な出会いがあるものですね。