見出し画像

Natsumi展9(レポ続き)(やや出展者向け)

Natsumi展終了して2週間が過ぎた今、体調はいつもと変わらず良好です。
出展時のコロナ対策は大丈夫だったようです。
ご協力いただいたお客さんとGalleryスタッフさん、なつみ3人に深く感謝いたします。

レアケースを記録として残しておきたく、普段は表に出さない準備段階の時系列を記します。
文字が多く長いので、もう一つのレポだけ目を通してくださっても嬉しいです(^^)

画像10

【開催までの日々】

個人的には、4月「うみてん」・7月「なつみてん」・9月個展「なみてん」と年明けには決まっていて、いい年になりそうで張り切っていました。

・・・が、コロナですよ。
3つとも東京都内の同じギャラリーですよ。

3月26日東京都知事による外出自粛要請の記者会見あり。
3月27日ギャラリー様から4/11~7/31出展者宛にメール。
コロナ対策をしつつ通常営業する旨のメールでした(キャンセル料も通常通り)。
1ヶ月前までのキャンセルだと半額戻るため、7月後半の「なつみてん」開催は6月まで静観することにしました。
(ちなみにこの時点で4月半ばの「うみてん」は、人命第一でキャンセルを決めました。)

4月7日~5月25日緊急事態宣言(東京都)。
4月6日~5月30日ギャラリー臨時休館。
(ちなみに「うみてん」通常だと1円も戻らない契約でしたが、臨時休館中のコロナ理由のキャンセルなので返金または翌年までの繰り越しというあたたかい対応を受けています。繰り越しを選びました。)

6月1日ギャラリー営業再開(時間短縮なし)。
6月19日なつみ達に開催の意思確認連絡→ほんの15分で全員OKの返事(早いw。
告知用作品写真を各自用意し、
写真のなつみが告知チラシを、私がfacebookイベントページを準備。

画像2

画像1

7月1日から告知を本格的に開始。
チラシや案内状は刷らずにSNSにて発信と、知人宛に「無理のない程度に」と連絡。SNSしていない常連さんにのみ、お手紙でお知らせ。
いつもなら1ヶ月以前にGalleryに100部ほど置いてもらうチラシも今回無し。

コロナが収束していないので「ぜひ来てください」と言いづらく、歯痒いったらありません。。実はその場で簡単なワークショップも行いたかったのですが、今回は断念。

各自制作や告知に励む日々を送りながらも、
もしGalleryがまた臨時休館となったらどんなに急でも諦めるし、
そうならずとも具体的な心配事が起これば見送る覚悟もしていました。

東京都からの強い指示など大きな変化はなかった為、対策をしながら
7月23~25日開催となりました♪♪

【コロナ対策】

私が展示販売するのはアクセサリーです。
いつもは見栄えよくトルソーにかけて触れてもらったり、世界観を味わってもらうべくおしゃれな額縁の上に置いたりして飾り、少しでも興味もつ方には試着をお勧めしていました。

画像3

(写真:過去の展示例)
でも今、不特定多数の方が触れることはお客さんに不安を与えてしまいますし、正直私もこわいです。
誰もがより安全に鑑賞や購入をできるよう、見直さなければなりません。

透明な、いわゆるOPP袋を活用しました。
トルソー等にかけるときは切れ目を入れてチェーンを通し、ペンダントトップ部分に袋がかぶるように。他のものは全て台紙を添えて袋詰めに。
閉店後や開店前にアルコール系除菌グッズで拭くと安心。

画像7

画像6

試着は極力ご遠慮いただき、袋ごと手に取って鏡に合わせていただきました。
長さ調整や耳飾り金具の交換時は、手指を消毒してから行うようにしました。

飾りとしての(お客さんがつい触りがちな)貝殻や歯車も、お言葉を頂戴するノートとペンも、私は置くのを控えました。

ひたすら作品を平たく並べる展示は味気ないかと思いましたが、そこは作品の力と10年以上の経験を信じて。
布を敷き、台を置き、(お客さんが滅多に触らない)花々を添えただけで、イメージに合いなおかつ明るくなり、「よし」と思えるブースに仕上がりました♪
作品力と経験を信じられるのは、今までご購入してくださったり賛辞をくださったりした
『お客さん』の存在があってこそです。いつも励まされていますありがとうございます。

画像6


【来客数】

2つの理由で、お客さんは例年より大分減るであろうと予想していました。

1つは、コロナ不安による都府県をまたいでの移動自粛。
ただでさえ自粛モードなのに都内の感染者数増大のニュースが日々流れ、なんたる追い打ち。
お客さん曰く、竹下通りもとても空いていたようです。行き帰りの電車も空いていて座れました。

2つ目は、渡航規制による海外旅行者皆無。
来日のお土産として購入される各国の方々が例年いらっしゃるのですが、今回はその見込みがゼロです。
もしオリンピックで賑わっていたなら、と考えると残念でなりません。

当日を迎えてみたら、3つ目の困難がありました。
それは、梅雨。連日あいにくの雨模様。
まさか関東梅雨明けが8月1日になるとは。天候にはかないませんね(^_^;)

画像7

この3つがなければ、倍くらいのお客さんにお会いできたのでは?と、なつみ達と意見が合いました。
つまりざっくり例年の半分くらいという手応え。
でもま、この状況下ではほどよく、ちょうどよかったのかもと、正直ホッとしてもいます。


【Natsumi展のきっかけ】

今更ながら、そもそもきっかけはなんぞやといいますと2010年に遡ります(もう10年前!えぇぇ!?)。
Nattsu.と私が、DesignFestaGalleryの別の部屋にて、同じ期間に初個展を開いていました。
お互いの展示を鑑賞し合い、名前が「夏美」と知り(私は夏実)、ちょっと盛り上がりました。

個展を終えた2,3日後、他の友人の展示を観にまたそのGalleryに行ったところ、ちょうど居合わせたお客さん(他展のお手伝い?)に「なつみ」さんがいました。
jazzpopのシンガーソングライターとして頑張ろうとしている夏海さんでした。

画像9

ほんの2,3日間に同じ場所で「なつみ」が集合するなんてね(笑)と、その日は帰ったのですが、
ふと、…3人居たら何かできるんじゃないか?みんなこれから作品を世に出していこうとしてるし、と思い
「なつみ同士でグループ展しませんか?」と、ダメ元で2人にメールしたのです。

すると「やりましょう!ありがとうございます!」と2人から即レス(5分もかからず☆。
なつみだから夏に!異ジャンルのグループ展として!と開催が決定♪♪♪
展示名は他にピンとくるものが浮かばず、一応Natsumi展にして、良いものあれば変えよう、くらいな気持だったと思います。

この流れは、Galleryスタッフさんにとてもとても喜ばれました。
小部屋が複数ある特殊なGallery形態は、まさにこういう事のためだと!ここで偶然出会った作家同士が影響を受け合ってもらえたら、という思いが実ったと!
「今後もし他のGalleryで開催するとしてもうちにチラシ置いていいから!」とまで、当時 仰ってくれました(^^ゞ

画像13


【Natsumi展の歩み】

2ヶ所のGalleryにて計9回。
・DFG:Design Festa Gallery原宿
・懐美館:gallery懐美館(代官山)
番外編としてライブハウスと美容室にもお邪魔しました。

メンバーは入れ替わりがあり、それぞれ2~4人。
・w:シーグラスアクセサリーの夏実(WAVE TALE)
・N:絵の夏美(Nattsu.)
・j:jazzpopの夏海(鍵盤と歌の弾き語りミニライブ)
・g: ギターの菜摘美(ギターと歌の弾き語りミニライブ)
・な:写真の夏実(maegami7cm)
・なちゅ:切り絵の奈津美(natyu)

①2010年 DFG w、N、j
②2011年 DFG w、N、j
☆番外編2011年冬 GLAMSTEIN(新宿)  W、N、j(jazzpopの夏海の主催ライブ)
③2012年 DFG w、N
④2013年 DFG w、N
⑤2014年 DFG w、N、な、g
⑥2015年 DFG w、N、な、g
⑦2017年 懐美館 w、N、な、なちゅ
☆番外編2017年秋 Les Baladins du Miroir(横浜) w、N、な(写真の夏実の知人美容室)
⑧2018年 懐美館 w、N、な、なちゅ
⑨2020年 DFG w、N、な、なちゅ

画像14

画像15

画像16

画像12

2016年はたしか私が出展ラッシュで忙しく、私抜きでやっていいよと言いつつ結局なしに。
2019年は4人でGallery開拓すべく、色々調べて動いたのですが都合つかず、なしに。
しかしこんなに続く(続ける)とは思ってなかったので、初期メンバーのNattsu.も私もひたすらびっくり。
因みになつみ同士で私ひとり年齢がグンと上なのですが、仲良くしてもらえて嬉しいものです(みんなありがと!。

画像11

来年開催したら、記念すべき10回目ですよ。
…なつみの皆さん、やります?
…なつみでない皆さん、見に来てくれます??

画像8





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?