経験と思考と成長
人としての成長って本当に大変だな、と感じます。
年齢とある程度は比例するもののイコールにはならない。だからガキみたいなおっさんも転がってるし人生何周目だよって若者も居る。
じゃあその差ってなんなの、同じ年月を生きてきた人でも必ず生まれるその差はどこから。って考えた時に僕に見えるのは経験かな。と
もちろん経験の母数は大事。けどもっと大事なのがそこから自分に蓄積される経験値の割合。僕はその経験値倍率が人よりも低くてそれが悩みなんです。
同じ過ちを何度も何度も繰り返さなきゃしっかりと学べない。一度失敗したら同じ事しなきゃ良いだけだろ。何やってんだよバカが。なんて自分に思うことは多々あります。
でもその反面ね、
そんな風に簡単に出した答えは答えでは無くただの諦めや慢心であることが殆ど。とも思うんです。
だから正解や最適解を見つける為に何度も経験を積まなきゃならなくてその過程が辛くて痛くてもう本当諦めそうになるんです。
一つ学ぶ為に他の人は平均2〜3回チャレンジしたら済むところを僕は5回6回とね、、だから経験の場を逃しちゃいけなくて増やさなきゃならなくて、でも与えられた時間は人と同じで。
人に裏切られた時も人を傷付けてしまった時も、世の中の理不尽や不条理から抜け出せなくても辞めちゃいけなくて。
アンリ・ポアンカレが『科学と仮説』の中に記した「全てを信じることも全てを疑うことも共に容易で、思考を放棄することに等しい」
この言葉が僕にとってはとても大切なんです。
時間が僕を置いていくから。
才能が無い自分にも唯一みんなと同じ様に与えられているものだから。
だからって人の数倍の経験を積むって楽じゃないよ、本当に。って今の弱音と、この文章を読み返した迷いのある未来の自分への鼓舞。
やめるなよ
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