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日経平均株価波動分析【2021年1月28日】

日経平均は昨日27日の28754.99から本日28日の27975.85まで779円急落した。

前回レポートで「28527、28402を割り込む展開になれば、TriangleひいてはDouble Combinationの終了の可能性が高くなる」と述べたが、27日の28754でトライアングルを完成してからのthrust/急落と考えられる。

【上図:前回掲載のカウント、下図:本日までの動き】

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これによって12月28日から約一か月(19営業日)にわたった波(e)は完了し、波(f)に移行したと想定している。

19営業日のうち実質的な上昇局面は12月28日~1月14日の10日間であり、これは10月30日~11月17日の11日間、11月20日~12月7日の10日間とほぼ等しい。

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(ちなみに本日は1月14日の高値からさらに10日経過した時間帯である。この点を考慮して1月14日~28日までを波(f)とする代替カウントも否定はできない。)

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28754から始まった波(f)がどのような軌跡を描くのかあらかじめ想定するのはひじょうに困難だ。

この波(f)は10月30日からの上昇を七つの波(a)~(g)からなるDiametric Formation(ダイアメトリック・フォーメーション)と想定したときの六つめの波である。

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一つだけ言えるのは、ほかのすべての波と同様にcorrection(調整波)であるということだけだ。Zigzag、Flat、Triangle、Diametric Formation、Symmetrical Formation、さらにそれらの複合波であるDouble Combination、Triple Combination...これだけあるのだから丹念に波を追っていくしかない。

下落の目処についても、波(b)と波(d)を結ぶラインは存在するが、Diametricの場合これがサポートになる確証はない。波形と時間を考慮しながら推定していくことしかできない(少なくとも現在の筆者は)。

本日はすでに28754~27975の下落に対してほぼ半値戻し(49.4%)の28360.48まで戻している。

ひとまずはここから来週にかけての動きを追って手がかりを見つけていく作業が続くだろう。

そうしたこまかな経過は今後もTwitterを参照されたし。

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