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日経平均株価波動分析【2021年1月24日】

前回レポート以降、パターン(2)で推移しているようである。
つまり現在はTriangleによって昨年末からのDouble Combination(Flat+Triangle)が終了する局面と考えられる。

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もっとも、前回「目先上値を追う可能性は少なくなったと思われる」と述べた点については、1月21日に28846.15をつけたため見通しと異なった。
この部分は波Dがa-b-cのFlatとなったか、あるいは28402から波EがFlatを形成しているかのいずれかであると思う(図は前者)。

昨年末からの動きは週足で見てもDouble Combinationとなっている。

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その内部構造(Zigzag+Flat)は日足(Flat+Triangle)とはいささか異なっているが、これは波の単純化によって始点の移動(26664.60→26361.66)と細部の省略による変化(Triangle→Flat)が生じるためである。

今週さらに高値を追うかどうかはわからない。Triangleは波A>C>Eであるから、波Eは29216までは許容範囲となる。

念のため附言すれば、仮に波D<EとなってもTriangleである。波形は外見だけではなくその構造、さらにその後の動き(Triangleであればthrustの有無)を含めて合理的に決定されなければならない。

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28527、28402を割り込む展開になれば、TriangleひいてはDouble Combinationの終了の可能性が高くなる。フェーズは波(e)から波(f)へ移ることになる。

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