ソウゾウにデータアナリストとして入社しました
はじめまして、株式会社ソウゾウでデータアナリストをしている綿引(@cotton)です。
入社してもうすぐ2ヶ月が経つので、入社した経緯やこれからのことについて記しておこうと思います。
ソウゾウに興味がある方や、データアナリストとして次のキャリアを検討されている方など、少しでもどなたかの参考になると嬉しいです。
ソウゾウって?
ソウゾウは「できるを、つくる。ソウゾウした未来を、はやく。」をミッションに掲げる、メルカリにおける新規事業の企画•運営を担う会社です。
現在は、グループでメルカリ/メルペイ/USに続く第4の柱として、メルカリのプラットフォーム上で誰でもかんたんにネットショップを展開できるサービス「メルカリShops」を運営しています。
ネットショップ運営のサービスはすでにいくつも存在しますが、
メルカリShopsではハードルになるITに関する知識やノウハウが無くてもだれでもかんたんに開設して売れる体験を得られることを目指しています。
ソウゾウに入る前
新卒から11年、ベルメゾンというEC・カタログ通販を運営する株式会社千趣会にいました。
(オリジナル商品を中心に40年以上愛されている通販事業で、冬はこちらの寝具を使うとすごく幸せになれます)
事業戦略/CRM/EC/社長室/マーケティングなど色々な部門を回りながら、それぞれの領域でデータを使った課題発見・解決をしてきました。
後半は事業が業績不振に陥ってしまって、やり方を大きく変える必要性に迫られていた中で、
「全社の課題認識や、今までと異なる意思決定をデータを使ってどうサポートできるのか?」というテーマで試行錯誤していたように思います。
終盤はデータ分析領域をリードする立場になり、↓といったことをやっていました。
KPIの構造と、その中で重要課題への問題意識を浸透させた(ex.継続顧客のリテンション)
ダッシュボードを整えてそれらを見る文化を根付かせた
売上と顧客構造をモデル化して予測・シミュレーションできるようにした
バイアスを取り除いた効果検証を普及させた
データ分析スキルの講習・人材の育成をした
こうした働きかけで組織の意思決定は少しずつ変わっていき、顧客数の減少トレンドを止めて黒字転換を達成するなど、データを使って事業や組織のパフォーマンスを変えていく貴重な経験をしました。
(もちろん反省点も山ほどありますが!)
これらのことを進めるにあたってたくさんの部門の方々に支援いただき、通販事業のあらゆることを教えてくれた前職にとても感謝しています。
経緯/なんでソウゾウ?
①自分の状態
ある程度成熟した事業とそこでの大きな転換点を経験して、0→1/1→10のフェーズではどういう景色が見えるのか、チャレンジしたい気持ちが強くなっていました。
また、データアナリストとしてコンフォートゾーンに入りつつある気がして、あたらしい環境に飛び込んで修行したいという思いもありました。
②きっかけ
きっかけはメルペイ在籍の友人からの紹介を受けて、21年8月にソウゾウ主催のWEBイベントに参加したことでした。
メルカリShopsのサービスがローンチされた直後で、そのイベントでは事業の背景について丁寧なプレゼンがありました。
CEO、@mazeさんのエントリにまとまっています。
この時の話を受けて、
まだECにいない生産者のこだわりを世の中に届ける機会を創る意義
チャレンジングなテーマながら、メルカリの強みやリソースで実現しえると可能性とインパクト
に強く惹かれました。
(ちょうどその時、山口県のある個人商店に買いに行かないと手に入らない、劇的に美味しい「いか昆布」というふりかけにハマっていて「こういうご当地の隠れ名品をなんとかネットで売ってくれないか・・・」という願いがありました🍚 )
さっそくメルカリShopsで購入してみた有機野菜セットは、生産者さんによる手書きの紹介とともにスーパーに並ばないような美味しくてめずらしい品種が入っていて満足度が高かったです。
③時間差でコンタクト
強く惹かれたものの、年末まで前職でやり抜きたいことがあったのでその時点では見送って、年末に区切りがついた時点でコンタクトを取ってみました。
まずMeetyでカジュアル面談をお願いして、お互いに求めているポイントをフランクに確認し合えたのがとても良かったです。
ズレが無さそうだったので、応募して選考に進みました。
また、ソウゾウではsouzoh.fmというポッドキャストがあり中の様子を音声で知ることもできました。
他社の中身をゆるーく知れるというだけでも、おもしろいコンテンツなのでおすすめです!🎧
他にも惹かれたポイント
事業内容以外にも、ソウゾウに惹かれたポイントは↓です。
■全国どこからでも働けること
いつでもどこからでも働けるメルカリの制度「YOUR CHOICE」を利用して関西に在んだままリモートで働いています。
家族の都合もあって転職に合わせて東京近郊に移ることがむずかしかった自分には最高にありがたい制度でした。
■データドリブンな文化
経営レベルからデータドリブンで意思決定しようという文化がある点も魅力でした。
データアナリストとしては価値を発揮しやすい環境が整っていて、それも理由で優秀なデータアナリストの方々が揃っている印象がありました。
ソウゾウに入ってみて
ソウゾウに入ってみて2ヶ月弱、あたらしい事業に向き合って刺激的な日々です。
そして、転職してすぐでもリモートでも関係ない働きやすさに驚いています。働きやすさを感じたポイントをいくつか紹介します。
北極星がある
ソウゾウ含めメルカリグループではOKRという手法で目標管理を行っていて、組織全体で同じ場所/目標を目指す文化が浸透しているように感じます。
個人的にこれはとても良いです。
大切なことが明確なので優先順位を合意形成しやすくて(部門間の衝突や調整は発生しづらくて)、分析も含めて組織のリソースを集中させやすくなっていると感じます。
データアナリストとしては合意形成を作ることも仕事なのですが、本質的でないことも多いのでとても助かります。
また、メルカリグループとして将来的なロードマップがメンバー全員に共有されているので、中長期な視点で迷子になりにくいのも◎です。
オンラインでも活発なコミュニケーション
関西からのリモート勤務にコミュニケーション面での不安はありましたが、関係なくスムーズにコミュニケーションを取れていると思います。
全体的にオープンで協力的なメンバーの人柄だったり、
・毎朝(short)と金曜(long)の全体共有
・隔週開催のTGIF(Thank God It's Friday!)
・隔週開催のシャッフルランチ
などのオン/オフライン混じって広く交流できる仕組みを多く取り入れて運営してくれていることも大きいです。
ミーティング以外のやりとりは基本Slackですが、何か投稿するとポジティブな絵文字がすぐにリアクションされることが多いです。
会話や情報がほとんどオープン
”Trust & Openness”というカルチャーのもとで、slack上の会話や議事録含めたドキュメントのほとんどがオープンになっています。
転職すると「どこで誰が何をやっているか」など社内特有の知識をイチから把握するのに時間がかかりそうですが、このカルチャーのおかげで知識や情報をキャッチアップしやすく、他チームの会話にも入り込みやすいのでとても助かっています。
こうした点があって、転職後もすぐに走り出しやすい環境が整っているように感じました。
ソウゾウで何をしたいか
まずは事業の解像度を高める
メルカリShopsはローンチから1年も経っておらず、まだまだ発展途上にあるサービスです。
基本的な指標はもちろん見えているものの、
・どんなショップ(売り手)やユーザー(買い手)がいるのか
・それぞれの方々にどう使われているのか
・やっていることは何がどれだけ効いているのか
・それらがどういう構造で数字に表れているのか
等、事業の解像度はまだまだ高める余地がある状態。
今は事象を深掘りしながら毎日のように新しい洞察を得る発見の日々です。
これから事業の解像度をどんどん高めてメンバーと共有しながら、
なにが重要で注力すべきなのかを明確にして、良いサービスに磨き上げていきたいと思っています。
その先で生産者のこだわりを今よりも広く届けられる未来、
あのお店の「いか昆布」もいつでも食べられる未来を一緒に創れますように。
お仲間募集中!
ソウゾウに少しでも興味を持たれている方がいらっしゃれば、ぜひイベントやカジュアル面談へお申し込みください!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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