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作り手と受け手の新しい関係性を作るWebサービスを作った
なぜ受け手と作り手に新しい関係性を作る必要があると感じたか
人は自分との関係性がないとコンテンツに触れない
関係性がない人の話は聞かない
というのは流れは至極当たり前かと思います。
日々時間に追われ、Webコンテンツに時間を消費していく時代はより合理的にコンテンツにアクセスするために
- 誰が作ったコンテンツなのか
- 誰がオススメするコンテンツなのか
- 自分との関係性がある人がシェアしたコンテンツであるか
が現代の行動パターンや消費パターンに大きく左右されています。
もちろん作り手の顔が見えて、作り手と既に関係性が築けているのであればそのコンテンツにアクセスする意思決定は容易かと思います。
逆説的にこの状況を説明すると
- 関係性を築けていない人が作ったコンテンツ
- 関係性を築けていない人がオススメするコンテンツ
- 関係性を築けていない人がシェアしたコンテンツ
にアクセスすることは非常に非合理的となります。
そのため、新しく作り手と受け手の新しい関係性を作ることが以前よりも難しくなってしまいました。
今回はこのような状況に一石を投じる実験的なサービスである「thanks-mentions」を構想し、作成しました。
noteには共有時にメンションする機能がある
- デフォルトの共有機能にTwitterIDが表示されているのはnoteのサービスのコンセプトは
――つくる、つながる、とどける。
です。
作り手と受け手の関係性やライフサイクルが明確でコミュニケーションを自然に取れる流れができあがっています。 もちろん、有料記事の販売や投げ銭、お礼機能があるのでサービス内での感謝の循環がきれいに回っています。
Qiitaには共有時にメンションをする機能がない
Qiitaの場合、受け手から作り手に対してできるアクション(通知が来るもの)は大きく分けて
- いいね
- コメント
- ストック
- 記事の引用
これらはサービス内で受け手と作り手の関係性は一時的に作られますが、とても短期的だと思われます。 エンジニアブログや何気ない技術知識の投稿に対して、作り手と受け手との関係性をブリッジする役割を果たすサービスを作りました。
Twitterメンションから始まる新しい関係性
そんな関係性を作るために今回作成したWebサービスがthanks-mentionsです。
Qiitaの記事をTwitterで共有する際に自動でTwitterIDを取得してメンションを送りやすくしました。
ネイティブアプリではなくWebを通じたPWAと言われるものです。
AndroidのGoogle Chromeの対象の環境であれば、画面下からホーム画面追加を促すポップアップが出現します。
あとは記事の共有時にこのアプリを選択いただければメンションが送れます。
詳しいアプリの使い方はQiitaにて投稿しましたのでご確認いただければと思います。
今後も作り手と受け手を繋ぐサービスを作りたい
今回はエンジニアを中心に利用されている技術ブログサービスQiitaを対象としたサービスを作りましたが、今後も作り手と受け手の関係性を作っていけるサービスを作ってみたいです。
今回、この記事に共感したり、ご意見がある方は@watsuyo_2までご連絡いただけるととても喜びます🙏🏻🙏🏻
最後までご覧になっていただきありがとうございます!