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宮崎市在住です。 「みやざきラボ」 宮崎県の民俗情報を発信します。 過去の原稿をアップロードしている場合は、入稿段階のもので、校正が反映されていません。原本を御参照下さい。 千人針についても書き込みます。

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    諸塚村の民俗について情報を発信します

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    宮崎県都城市で開催されている「おかげ祭り」について、2000年に書いた原稿を紹介しています

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宮崎県の民俗に関する情報発信

個人的に書きためてきた民俗学関係の記事、特に宮崎県の民俗、及び戦争の民俗関係の記事を、少しずつ公開していきます。 過去の入稿データをアップしている場合には、引用などされる際に出典でご確認下さい。 宮崎県内で、看護専門学校、大学で非常勤講師(文化人類学)をしています。文化人類学、民俗学、博物館学の非常勤講師の依頼をお待ちしております。

    • 遠山克太郎の経歴

      現在、遠山銃砲店は、打ち上げ花火、クレー射撃、ダイナマイトなどを扱っている。 その先祖に様々な業界に関わり橘通の町作りに寄与した人物に遠山克太郎がいる。人物紹介を数点紹介しておく。 宮武喜三太『宮崎県大観』青潮社、1984 宮崎市史編纂委員会編『宮崎市史 続編下』宮崎市、1978年 『人事興信録』データベース みやざき市広報 179号 1958年11月号

      • +30

        東霧島神社御田植祭(宮崎県都城市高崎町東霧島、2024年6月9日)

        • 中村秀人「宮崎県新聞史」昭和31年

          『地方別日本新聞史』日本新聞協会、昭和31年(1956) 中村秀人(日向日日新聞編集局長) 「宮崎県新聞史」 新聞の誕生まで 宮崎新報 政治に深入りした「宮崎新報」 日州新聞 日州日日新聞 日向新報 日州独立新聞  清新さを買われた「日州」 日州独立新聞 若山甲蔵 日州 日州新聞 宮崎時事新聞  県外紙の進出 宮崎毎日新聞 宮崎新聞 延岡日日新聞 宮崎日日新聞 延岡新報 宮崎日報 日向日日新聞 鹿児島新聞宮崎版 宮崎時事新聞 宮崎  都城、延岡の新聞 都城新聞 日州魁新聞 

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        記事

          昭和10年の宮崎県の新聞

          国会図書館デジタルコレクションで昭和10年時点での宮崎県の新聞が紹介されている。 全国新聞雑誌通信社連盟編『全国新聞雑誌通信社名鑑』全国新聞雑誌通信社、昭和10年 昭和7年版もあるようです この資料は復刻されており、この資料について解説があるらしいが、宮崎県立図書館には所蔵がない(^_^;)

          昭和10年の宮崎県の新聞

          「日刊新聞 戦車」について

          日本新聞協会『地方別日本新聞史』1956によると とあり、昭和11年「戦車」を創刊、その後、「宮崎今日」と合同して「祖国日向新聞」を創刊したとある。 原田喜一郎が主宰した「日刊新聞 戦車」が一部残されている。 発行年月日:昭和14年9月3日 新聞紙料金:月極四拾銭 地方郵便共五十五銭 広告料金:普通一行一円、特別一行二円 編輯発行兼印刷人:原田喜一郎 発行所:宮崎市橘通五丁目 戦車新聞社 電話一、三三三番

          「日刊新聞 戦車」について

          原田喜一郎について

          民謡研究家で、元宮崎県民俗学会会長の原田解先生の御尊父、原田喜一郎についての略歴を国会図書館デジタルコレクションで調べてみたがまとまったものが見つからなかった。 原田先生からご提供いただいた新聞記事の切り抜きに次のようなものがあったので、それを参考に紹介する。 南方郵信社長 妻は公恵(57歳) 明治39年10月、生まれ、 大正8年、頭山満翁の流れをくむ玄洋舎で九州日報に入社(門司支局勤務) 大正11年、毎日新聞に入社(内国通信部勤務) 大正13年、小倉通信部主任 大正15

          原田喜一郎について

          原田喜一郎「橘通り今昔物語」

          原田喜一郎「橘通り今昔物語」『月刊みやざき』、刊行年月日不明 昭和27年11月10日筆

          原田喜一郎「橘通り今昔物語」

          宮崎県文化人の生没年

          以前、宮崎大学の地域史源情報活用センターのホームページに宮崎県の民俗研究に関する人物を概略紹介するコーナーを作成しました。 情報はあちこちからのかき集めですが、こうして一覧できるサイトはないので、研究者の生誕、没年情報を確認するのに役立ちます みなさんは、どの程度、ご存じでしょうか? https://auv.vss.miyazaki-u.ac.jp/research/researcher/ 【2024年】 <生誕> 日高 重孝 1884 安田 尚義 1884 丸山 学 19

          宮崎県文化人の生没年

          『宮崎商工会議所四十年史』掲載写真

          『宮崎商工会議所四十年史』宮崎商工会議所、1971年

          『宮崎商工会議所四十年史』掲載写真

          万石様、佐土原のサンタクロース

          調査月報の原稿担当は、宮崎県の6月の年中行事。原稿を書き始めてみると、知らなかった事例がたくさん出て来て、もう一度、原稿を書き直したくなったが、締め切りで泣く泣く提出。なかでも佐土原の万石様はこれまでも目にはしていたはずが、見逃していた習俗だった。 多くの文献で、この「万石様」「マンゴクサマ」「マンゴク様」「まんごく様」は取りあげられている。(本登録した方しか見られません) 和歌森太郎『年中行事 (日本歴史新書)』至文堂、1957 西角井正慶編『年中行事辞典』東京堂、1

          万石様、佐土原のサンタクロース

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          小正月行事・かせだうり(都城市金田町、2001年1月14日)

          小正月行事・かせだうり(都城市金田町、2001年1月14日)

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          吾平津神楽(宮崎県日南市油津、2024年4月24日)

          吾平津神楽(宮崎県日南市油津、2024年4月24日)

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          宇納間神楽(宮崎県北郷村宇納間、宇納間神社)

          宇納間神楽(宮崎県北郷村宇納間、宇納間神社)

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          『日向を語る』

          『日向を語る』 出席者(順不同):中村 地平/中川 一政/尾崎 士郎/井伏 鱒二/上泉 秀信    鉄道省:吉田 団輔/水澤 澄夫/鈴木 仁一   ビューロー:佐藤 正雄 吉田  では御挨拶は抜きにして、これから始めさせて戴くことにいたします。丁度、二千六百年祭も間近に迫って参りましたので、「旅」といたしましても、読者になにか日向に就て紹介したいと思って居りましたところ、幸いに丁度皆さんがそちらへ御旅行なさった大変いい機会でございますから、色々お話をお伺いしまして、それによ

          『日向を語る』

          中村地平「日向路の秋」 

          日向路の秋                               中村地平  南方に生まれ、南方に育ってきたせいかもしれないが、僕は南方の秋が好きである。台湾には高等学校時代四年間いたが、亜熱帯というものの、やはり秋涼の気節(ママ)はあるのである。内地のその季節ほどはっきりした時候のニュアンスは見せないけれど、太陽の光りがやはり幾らか弱くなる、常緑の樹木がほんの僅かばかり黄ばんできて哀れを見せる、本島人の夜市のアセチレン瓦斯の陰に豊かなポンカンの実がならぶ。幾らかは意

          中村地平「日向路の秋」