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哲学について、あるいは、存在の複合的重層的立体性について

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哲学について。この宇宙のありようの、この世界のありようの、存在の複合的重層的立体性についての考察。哲学とは道徳の時間のことでもなければ、余白の時間を埋め合わせるための暇つぶしでも… もっと読む
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21世紀の言葉のルネサンス/Renaissance生の形式としての、色彩としての言葉 /.失われ…

/2024/02/11/18:17//生の断片を保存する魔術として、そこに、それが//招喚される、〈そこにあ…

〈受肉する光/ひかり/抽象の向こう側の具象〉デイヴィッド・ホックニー/David Hockney…

/2023/10/30/19:27//ありえないことがありえること// デイヴィッド・ホックニー/David Hockne…

燃焼する垂直の言葉/音楽。螺旋形の階梯を、生成する白い光の言葉、あるいは、四方田…

/2023/8/24/19:17/ /書かれてはいけないこと、書いてはいけないこと/燃焼する螺旋形の階梯と…

深呼吸のための余白に。//遠い向こう側の場所に辿り着く準備として。///8つの名前の人…

/2023/6/21/19:02/ /8つの名前/ジャン=リュック・ゴダール、蓮實重彦、アンリ・マティス、安…

恥辱、それ以外の何ものでもない。川上未映子「黄色い家/SISTERS IN YELLOW」音楽の失…

/巨大な洪水のような言葉たちに飲み込まれる前、今の時刻を外すことなく、今の時刻の瞬間の時…

千葉雅也「エレクトリック/〈電子感覚〉の氾濫する電気仕掛けの宇宙/ 非存在と存在が…

/革命前夜、その光景について/ /あるいは、現在の時間の中で哲学を行うこと、哲学者であること…

「水中の哲学者たち」永井玲衣Radical Will〈ラディカル・ウィル〉の行方、アートであ り哲学であるもの、あるいは、アートでも哲学でもないもの

No.1:〈問う〉という動きがダイアローグの水中を跳ねる、水中の哲学の生誕、あるいは、アートであり哲学であるもの、アートでも哲学でもないもの 問うという生の叫び声が、ダイアローグという水中の中で跳ねる。その瞬間論理が撚り合わされ、哲学が生まれる。問うという動きの中でしか出現しない、ダイアローグの動きの中の哲学。水中の哲学。構築されることのない断片性の哲学。ダイアローグの水の中を泳ぐ、問いによって切り取られた生の血が流れている身体と時間と記憶。それは、微細な欠片のような論理を

言葉そのものが言葉ならざるものである

語りえぬものが存在しているのではない。言葉で語ることが出来ないものが存在しているのではな…

裸形の排中律、論理の解剖学。入不二基義哲学。それか、それの否定か。 存在が思考か…

何かしらのものごとを考える。青く透明な水の中で、緑の風に騒めく葉と葉が擦れ合う間で、鉄が…

わたしたちは未来のデカルトを待っている。わたしたちはまだ本当のことを 何も知らな…

「計算する生命」、なんて素晴らしいタイトルなんだ。森田真生さんの本はタイトルが素敵だ。透…

「言語が消滅する前に」(千葉雅也×國分功一郎)、浮遊する空中の言葉たち、 その声…

No.1:切り取られた空中、言葉の浮遊する宙、あるいは、抽象であり具象であるもの 言葉が発せ…

現在の日本における最も高度な散文の書き手としての千葉雅也さんの場合

今回は現在の日本における最も高度な散文の書き手のひとりである千葉雅也さんの散文を手掛かり…

人工物は物質製の言語である、惑星ソラリスは異言語製の存在である。

(プロローグ) 機能も目的もない、あるいは、不明な人工物というものがこの世界には存在して…

UFOが空から舞い降り、実在が論理に先行する(現実をつかむ 2)

UFOが地球の空を自由に飛行している(!?)。そのまだ名前を与えられてない名もなきものたちが世界を跳梁し、世界は黒と白のクリアなものから、灰色のものたちが漂い乱舞する混濁に変容してゆく。 名前なきものたちが存在しないというわけではない。言葉が与えられてないからといって、言葉が見つからないからといって、それが存在しないということではない。論理的にありえない、そのことはそれが存在しないという理由にも根拠にもならない。それを言い表す適切な概念が見当たらないといってそれを抹消しては