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詩(愛)


甘やかな視線

貴方の目を見ると
身体の何処かから
音がするの
ふわりと音を立てて
私が溶けていくわ

貴方の暖かな目を見ると
身体に滲みる空気が
軽くなるの
ふわりと空気が
甘く色づいていくわ

貴方と私の目が交差する時
二人の想いが通じ合う
かつての記憶が過ぎる
貴方の視線が語る
貴方の片鱗を
私はまた知るの 
その度に想うわ
貴方を
  

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