今週の水処理関連ニュース20240107
あけましておめでとうございます。
2024年一発目の「水処理関連ニュース」ですが、年始早々に大きな災害があり、まさに「水のありがたみ」を再認識しました。
今は企業の中にいるだけの人間ではありますが、こういった災害があると、自分は何が出来るのか?何に貢献したいのか?を考えたくなりますね。
あまり大きなニュースにはなっていませんが、やはり起きてしまいますね、、、
こういうために薬品貯槽自体には「防液堤」という液漏れを防ぐ構造体の設置が義務付けられていますが、配管となるとそうもいかないのですよ、、、漏れたのが塩酸だけなら被害は少ないと思われるので、一安心です。
WOTA社や前田社長のTwitterをみると既に現地に設置しているようですね。やはり、地産地消。これは重要なキーワードかも、、、
あとは実際に被災した人の声を聞いたけど、トイレも重要なキーワードになりそう。実際に穴をほって埋めるにしたって高齢化が進むと、それも重労働で大変ですからね。
私も水処理エンジニアの一人として、何かアクションをしたい気持ちでいっぱいです。
と、思ったらやはり指摘していた記事がありましたね。
排泄って日常の光景だから忘れていたけど、水洗トイレという発明は人類の生活を大きく変えたんだな、、、と思います。
地球規模の大きさでいえば、人間の排泄物は巡り巡って人体に入っているので、大きな意味でも循環はしているのです。
でも、これって技術論では問題なくても、感情論で認めたくない人が多いんですよね〜。まぁ、水道水を直接飲むのは日本くらいなものなので、おそらく生活用水としては問題なし、という風になるんでしょうね〜。
こちらは水そのものではなく、廃水中に含まれるりんの再利用の話題。
記事中にも書かれている通り、リン鉱石から精製したほうがコストが安くつく、という現実はあるのですが、物価がドンドン上昇する中、こういったリサイクルの研究は将来の人類のためにも知見をためておいたほうが良いと思うのです。
これは凄い!
発酵で生産するので、最初は不純物が多少混じっても問題が少ないボイラー用水にして、生産効率を上げつつ、純度を高められれば、単価の高い精密機器用に切り替えるのでしょうね〜。
全く異なる業界からの水処理薬品の参入、ありえます。
今週はココまで、また来週〜
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