大人の読書感想文:片付けパパの最強メソッド
最初から言っちゃいますけど、この本はいわゆる「片付けの方法」を説いている本ではありません。「片付けの本質」を説いている本です。
なので、できることなら「片付けをしたいな〜」と思っている人よりも「片付け?そんなの必要ないよ」と思っている人にこそ読んでほしい。と思っちゃう良書です。
(問題は、そういう人はそもそも、この本にリーチしない、という矛盾を抱えているんですけどね。。。苦笑)
内容について細かくは記載しませんが、大村さんの講演会を見た人には復習用のテキストとして、まだ聞いたことのない人は予習用として見ていただける内容です。
最初に書いてますが、「何故、片付けって必要なんだっけ?」という最初の動機から入っているので、話のストーリーとしてはわかりやすいですね。
ただ、後半になればなるほど、概念的なお話になってくると思うので、ココは、副題にある「ドラッカーから読み解く」が重要になってきます。
まあ、このnoteを読んでいる人の大部分は「ドラッカー?なにそれ美味しいの?」なんてコメントしないので大丈夫でしょうけど、そうでない専業主婦が何も考えずに読み進むの後半は辛いかも知れませんね。(こりゃちょっと失礼な表現だったかな?)
でも、私はドラッカーだろうが、ランチェスターだろうが、孫子だろうが、大村信夫だろうが、言いたいことの本質は似ているのではないか?と思っています。
つまり、私が感じた共通点は「自分の力は有限、仲間と一緒なら無限」ということを言いたいのではないか?と思いました。
でも、仲間の力だけを頼っていては、仲間から外されます。キチンと自分の力を他人に使ってもらうこと。そしてその結果がwin-winな関係になること。これが出来るようで出来ないので、人間は有史以来同じことを言っているのかも知れませんね。
可能であれば、ドラッカーの要約版を読んだほうが良いのでしょうけど、個人的には、この本を読めばエッセンスの中のエッセンスを知ることが出来るので、時間を有意義に使えますよ♪
ちなみに中で触れてはいますが、今回のこの書籍ですが、電子書籍のみの販売となっています。ご注意ください。
○Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B08DDB7VLR
○楽天kobo
https://books.rakuten.co.jp/rk/5399fd4a475239bbbbf5fa8ce5caf7b6/?l-id=search-c-item-text-01
最後に告知。大村さんのイベントが8/7(金)に開催されます。実は私が急遽モデレートを務めることになっちゃいました。youtubeでの配信になるので、人数制限はないようですので、是非ご参加ください。