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読めればよかろうなのだ

ごきげんよう。わらわです。

本日は、夕方頃から気温が爆裂に低下しているようですね。
おかげで(?)、だいぶ頭が痛い。。

調子いい時なんて殆どないと思っていたものの、ちゃんと具合悪い時ってこんなんだったわと。
相対的に考えれば、今朝までは調子良かったのよ、と身体が教えてくれていますね。

さて今日は、途中までやって挫折していたペン字練習帳を一周終えることができました。

せっかくなので、私がペン字を練習しようとした経緯を書いていきます。

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記録によると、練習を始めたのは今年の6月中頃。

字なんて読めればいいでしょ、とお粗末な字を書き続けて27年。
お酒を飲むのをやめて時間ができたし、字が綺麗に越したことはないよな、とふと思い立った。

初めのうちは、五十音とか、本当に簡単な単語の練習。
字のプロポーションを意識して書くだけでも、なんとなく上達して見える。

元がひどすぎることもあり、目に見えてよくなったので、気持ちよく進めていたのですね。

しかし途中から、手紙にしか使わない季語だとか、定型文の練習になってくる。

あれ?自分の求めていたやつと違うぞ?でも、ここまで進めちゃったしな…。
気づけば、義務感で進めるようになっていた。

そうこうして全体の2/3ほど進めたところで、うつが本格化。
ペン習字のせいでは、流石にないと思うが。

まず字が読めないし、手が震えて書くのも無理。
必然的に、練習も中断。

そこから2ヶ月ほど。
診断書を上司に送る際の宛名やら、文字を書く機会が出てくる。この頃には、一応文字は書けるようになっていた。

が、練習する気力は到底起きず。
しかし、やり残してはいるんだよな〜と、心の片隅にはある状態。

こういうのが地味に、毒のように、メンタルを蝕んでいくのよね。
誰に迷惑かけている訳でもないが、なんか気持ち悪い感じ。

とっとと終わらせて、このわだかまりを消し去ろうと、やっと練習帳を引っ張り出せたのが先週。

無心で写経して、上達する気なさそ〜〜な勢いでささっと終わらせた。

達成感は……ない。
雀の涙ほどの解放感と、砂漠のような虚無感。

終盤は本当に、ただただ苦行だった。

決して、テキストが悪かった訳ではない。
私の性格に、絶望的に合わなかっただけ。

美しい日本語とか、格式ばった挨拶とか、大事にしたい人がいることは理解できる。

が、自分にはやはり、どーーーでもいいことにしか感じられなかった。
字は、やっぱり読めればいいと思いました。

しかし、向いていないことに気づけたことだって一つの経験だと思うことにしよう。

ひらがなは多少うまくなった気もするし。

本日は以上です。読んでくださり、ありがとうございました。

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