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試供品≠秘薬

ごきげんよう。わらわです。

明日は2週間ぶりの診察です。
そのため、今回も準備として振り返りの日記を…と、考えてはいたのですが。
なぜか2回連続同じことをするのが悔しくて、そちらはメモ帳で済ませてしまいました。
謎のこだわり、出ましたねぇ。

今日は、なぜか溜まっていく試供品をテーマに語ります。

本題。

1. 試供品

美容に関心を抱き始めてから、化粧品やらシャンプーの試供品をいただくようになった。

美容院だったり、ドラッグストアだったり。
以前までは貰ったことがなかったから、こういうのってやはり、買ってくれそうな人にしか渡さないのだろう。

普段よりお高い化粧品を無料で試すことができるのだから、非常にありがたい。
ありがたいのだが、どうにも持て余してしまう。

私がそもそも美容初心者すぎることと、貧乏性であることが原因である。

2. 適量とは

私はドラッグストアで、出来うる限りの真剣な目つきで化粧品を選んでいる。

その実、何がいいんだかよくわかっていない。
違いのわからない男。
それを察してか、美容部員の方から、初めてならこの辺が使いやすいですよ、と声をかけられる。
そして、大体少し高い。

「初めてで良さも分からないから、安めがいいなって…。」
「それでしたらこの辺はどうでしょうか?」

ごめんよ…と思いながらもう少し物色していると、たまに高かった方の試供品をいただける。

親切すぎて、泣いてしまいますね?

一回これを使って、感触を見てまた買いに来よう。今回の買い物はナシだぜ!
恩を仇で返すマン。
流石に手ぶらは、と思ってお茶だけ買った。

帰ってカバンから試供品を取り出し、袋を見る。
敢えて言うまでもないとは思うが、試供品は概ね個包装になっている。
しかし、明らかに1回分より量が多い。
販促のために配っているのに、足りなかったし!とか文句をつけられないためだろう。
そして大体、袋の後ろにこう書いてある。

適量を手にとり、馴染ませてご使用ください。

はて?適量とは?
その適量が知りたくて、貰ったんだよなぁ…。
これでは、複数の単語で無限ループを生み出してくる国語辞典みたいじゃあないか。
トートロジーって、言うんだぜ。

いや、分かってます。
習うより慣れよってことなんでしょう。
私がちょうどいいと思う量が適量なんでしょう。
でもね、メリーさん。
私、とっても面倒な性格をしているの。

3. 身の程を知るが故

先ほども書いたように、試供品は容量が1回分よりやや多い。
のに、個包装だから取っておくことができない。
ここで、もったいないカウントが1つ。

さらに、試供品として配られるような化粧品って、だいたい少しお高い。
ココ!ってタイミングで使いたいなぁ。
もったいないカウント2つめ。

無料でもらったものなのに、もったいなくて全然使う気になれない。
エリクサー症候群とか、もったいない病と呼ばれるやつである。
ものを大切にする性格って、呼んでくれよな!

エリクサーとは
『ファイナルファンタジー』というゲームに毎回登場するレアアイテムである。
主人公たちが5人くらいで徒党を組んで、モンスターと戦いながら冒険するやつ。
お店では売っておらず、たまーに宝箱から出てくるだけ。代わりに効果が非常に強力で、味方の体力を全回復できる。
がしかし、もったいなくて結局使われずにエンディングを迎えることが多い。お守りかな?

4. 使わなければ意味がない

試供品を神秘の秘薬と勘違いする男。

いや。ちょっと値は張るけど、そいつはお店で売ってるし、何よりその袋を眺めてても、肌ツヤは一切良くならないぞ。

なんだけど。なんだけどさ〜〜
せっかくお高いなら、そのお高さ故の良さってやつを、知ってみたいじゃない?

結局、安い方の化粧品を買って、試供品は取ってありますとさ。
いいお客さんですね?
御恩はしっかり、返させていただきましたよ。

本日は以上です。読んでくださり、ありがとうございました。

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