詩◆すこし ねむろう
ボクはウソツキだ
悲しい程に ウソツキだ
詞人という名の ウソツキだ
いつわりの Love Song
気休めの Love Song
疲れたな
ああ しんど
ああ こわい こわい (※)
ねこの様に 背中 まるめ
愛しい あの人の歌 聴けば
ウソで とんがった心
まるくなる まるくなる
ああ しんど
ああ こわい こわい
愛しい人の歌 聴いて
すこし ねむろう
ウソツキな ボクを……
ゆるせねぇ よ▪な▪
2004年 作
※こわい―北海道弁で「しんどい」とか「つかれた」とかといった意味の言葉です。
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これで多分、作詞家を目指してた時代に、夢と現実とのギャップに苦しみ、やさぐれて書いた詩は全部載せたかと思いますf(^_^;
書きたいものが書けない……作詞家としてだけじゃなく小説家としてもプロにはならない方がいい……そんな結論を出した私であります。
プロとして活躍されている方々を本当に心から尊敬します。