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自分を見つめて気づいた“音”

連休中、音で気づきを得た体験が2つあった。

1つは、5月5日に行われた電気グルーヴ三昧のDOMMUNE
夜9時くらいから何気なく聴き始めたところ予想以上にはまり、ヘッドフォンをしてからは没入した。

踊る(家でひとりでというのはさておき…)
飲む(家だとアルコールとの距離が近くて良き)
楽しむ(結局5時間半視聴)
買う主催者サポートのために

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2部と3部のセットの合間に、オーガナイザーの宇川さんが「3部はWIRE2020として行う」というようなこともおっしゃっていた。当時のことを思い出してきゅんとした。

一方での気づき。
クラブでのコミュニケーションは“密”に接続しないと行われないけれど、次々と流れるYouTubeLiveのコメント欄を見れば電気グルーヴ、DOMMUNE好きの人たちが織りなす表現が明瞭だ。
テキストコミュニケーションならではのちょっとした波が起こるのも楽しかった。

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このイベントは「SOCIAL DISTANCING LIVE」と名付けられていた。
オーガナイザーの宇川直宏さんは「DOMMUNE」というライブストリーミングチャンネルを2010年から開設している。
時代の流れから生まれた”社会的距離”を、10年先取りして実験したかのように感じてしまう。
収入源となる観客との距離をとらざるを得ない今は大変苦しいと思うが、儲け方や演出など、観客が個別スクリーンの前になった場合のパフォーマンスを、加速度を増して突きつめてほしい。

ちなみに数日後、音をより楽しむためにBOSEのヘッドフォンを買ってしまった。。

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2つめは、夕方から雷が止まらなかった5月6日。
窓を開けて過ごしていたのだが、雨と雷の音が心地よくしばらく聞き入っていた。
そしておもむろにヨガをやってみた。ヨガ教室が休止してから約1か月ぶりのことだ。

最後、瞑想をする時にふと「おりん」を鳴らしてみた。すると、体の隅々にまで音が染み渡るのを感じた。
丸く刻む雨粒の音、内臓にまで響く雷の音、その中に、まろやかで透き通ったおりんの音。

おりんの音はよく聴くと、私が同じ動作で叩いていないために揺らぎが発生していて、毎回異なっている。
揺らぎに耳を預けて最後の消え入る瞬間まで楽しみ、その後に訪れる静寂、そして雨と雷の音を楽しんだ。

おりん↓

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瞑想しながら聴くおりんの音は、脳をたやすくリセットする。
それはまるで…めちゃくちゃ汗をかいた後に水を飲むとめちゃくちゃおいしく感じる、ような・・・・感じ。


コロナ禍で人との距離を取った今、自分にじっくり目を向けることで楽しさを紐解くことができました。


The sound, I realized when I faced myself under the Coronavirus Disaster

The English translation will be done at a later date.

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