Pinterestでも労働者対立か、経営陣に男女平等と人種平等改善を要求
画像検索・共有サービスのピンタレスト社の200人以上が、会社の差別を告発した3人の元同僚と連帯を表明した。
Pinterestをめぐっては同社の元従業員3人がPinterestの元最高執行責任者であるフランソワーズ・ブローガー氏を性差別、報復、不当解雇で告発していた。不当に解雇されたPinterestの女性元従業員は、「The Pinterest Paradox: Cupcakes and Toxicity(ピンタレストのパラドックス:カップケーキとその毒性)」という長いブログ記事を書き、テック業界で大きく注目を集めていた。
そこで同社の従業員236人は今週金曜日、同社を人種・性差別とその報復で告発した元同僚3人と社内チャットアプリ上で連帯を表明したという。また、同時に従業員の多くは、ピンタレストの最高経営責任者であり共同創業者であるベン・シルバーマン氏に会社の方針を変更するよう求めるオンライン請願書を共有し、署名した。
現在BLMの盛り上がりなどをうけて北米や欧米のスタートアップ・テック業界では従業員と経営陣の対立が頻発している。ドイツのフィンテック企業N26も今週、従業員間の不公平な待遇をめぐって経営陣との対立が表面化していた。
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