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子供っぽさが原動力になる

あの人楽しそう

そう思った瞬間、居ても立っても居られなくなって。気づいたら、自分自身もその楽しさを味わえるんじゃないか?って行動している。

それが、僕の子供の頃から変わらない子供っぽさであり、日々の原動力だったりします。

今で言うなら、研究がそう。
あんなに、高校までは嫌々親から強制させられてきた勉強。

正直、勉強が何のためになるのか、さっぱりわかりませんでした。

だから今の大学に入れたのは完全に親のおかげ。
そんな僕は、学部生で誰にも勉強を強制されない環境で、真面目に講義を受けなくなり、単位も落としました。


そんな中、学部3年生の講義で生化学を教えてくれた教授。(生化学とは簡単に言うと、生物と化学を組み合わせて、生体内の分子の動きみたいなものを探究する分野)

相変わらず、授業に関係ないことをしながら時間を潰していた僕は、そこで衝撃的な言葉を聞きます。

「生化学はこの世にあるどんなゲームより面白い」

未だにあの瞬間だけは鮮明に覚えています。
学生時代、ゲームが大好きだった教授が、本当に楽しそうな表情で、でも真面目な顔で言ったんです。

勉強という泥臭くて意味がわからないものを、楽しいという人がいるんだ

好きだからという理由で仕事をしている人がいるんだ

本物を見てしまった感覚というか、僕、そこから何か意識が変わったんですよね。

自分が楽しめなかったことを、誰かが楽しんでいるというのが悔しかったし、その気持ちを知りたいって思いました。

そこから約3年半くらい。
今ではあんなに嫌いだった勉強が楽しいって思えます。英語は苦手なんですけど、英語で書かれた実験操作だと何故かすらすら読めたりします。

論文を読むことも、実験をこなすことも、楽しいからこそ、毎日が充実してるって感じます。

きっと、あの教授ほどではないけど、研究生活の中で最高に胸が高鳴る瞬間に出逢えました。


それと、もう1つ。
今までもそうだけど、研究を通してより強く感じたこと。

それが、楽しめる状態になる前には必ず大きな壁が存在することです。

これを乗り越えた時に、楽しくて仕方がないって思える瞬間が待っていることを、いつまでも忘れずにいたいです。


来年からの社会人。
限られた数ではあるけど、仕事を心から楽しんじゃってる人に出逢えたからこそ、自分も楽しめるまで踏ん張ってやるって決めてます。

楽しんでる人を見たら、自分も真似してしまう

単純だけど、僕の大切な原動力です。


今日もここまでのお付き合いありがとうございました!

では、また。

いつか僕の記事を読んでここのボタンを押してもらえた時には、夢叶えて誰かを笑顔にするために使います。もしも僕にその価値を見出してくださった時には精一杯の感謝を!