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気づかないうちに交わり始め、ほつれ始める『糸』

今日は新しいノートを買うためにイオンへ行き、久しぶりの映画を観てきました。『1/2の魔法』も観てみたかったんですけど、今回は『糸』を観ることにしました。

結論から言いますと…

頑張って堪らえようとしましたが泣きました。


こんな日に限ってまぁまぁ多くの方が観に来ていて、僕は最後の方声を出さないようにと必死でした。

僕は結構映画を観るのが好きなのですが泣くほどの映画というのは覚えている限りでは今までに一本だけ。
その映画はピクサー作品の『リメンバー・ミー』です。
この映画は好きすぎてDVDまで買ったので携帯でいつでも見れるようになってます。笑

リメンバー・ミーの場合、僕は家族愛というものの尊さに思わず心打たれて泣いてしまったのですが、この『糸』という映画はまた違う形の涙でした。


僕は恋愛映画みたいなキュンキュンする系は「え~そんなのアリかよ」ってなってしまうのであまり観ません。
あ、別に以前男1人で行ってみたら周り女子高校生ばかりで恥ずかしかったからとかそんな理由じゃないですからね!笑

脱線しました…。

今回見た映画『糸』も確かに取り上げるのは男女間の愛です。
でも愛し合う二人の心にスポットを当てるというよりも、出逢いそのものについて深く掘り下げた作品でした。

いつか追いかけていた大きな夢が、多くの人に触れ社会の渦に飲み込まれていく中でいつの間にか消えていくという現実。

自分の信じる人に裏切られ人間の怖さに触れ現実から逃げたくなる姿。

そんな少し見たくないけど僕たちの生きる世界では日常で起きている現実が細かく描写されていました。

だからこそ僕たちが何気なくしている「出逢う」という行動の素晴らしさ・儚さが映画から伝わってきました。


僕は映画館からの帰り道、ふと1年半帰っていない地元で暮らす友達のことを思い出しました。
帰れるかもしれないと声をかけるた度に誘ってくれる友達、オンラインでもいいからと時々連絡をくれる友達。

そんな大切な人と出逢った瞬間から紡ぎ続けている糸に改めて気づかせてくれた映画でした。

そして、大学に入ってからの出逢いもこれからの出逢いもひとつひとつもっと大切にしていこうと思えました。


多分僕がこうしてnoteを書くようになって「出逢い」って言葉を記事の中でよく使っていると思います。

でもそれだけ出逢いって大切なものだと感じています。
ただその大切さは僕がいくら言葉で言い表そうと思っても表しきれないほど大きなもので、それなのに日々生きていく中で忘れてしまいがちなこと。

だからこそ僕は出逢う度に得た気づき、感動をnoteに残しておきたいなと思っています。

簡単に言えばきれいな景色があったら写真に収めるのと同じですね。


なんか書きすぎましたね。笑

内容メインで触れてきましたが、主題歌を唄う中島みゆきさんの歌声の素晴らしさは言うまでもありません。
映画館で大音量の中聴くとさらに感動しました。


あくまで今回の記事で書いたことは僕が『糸』を観終わっての意見・感想です。同じ映画を観ても感じることは人それぞれだと思います。

ただ、僕はこの映画を観て心を大きく動かされました。

もしお時間のある方はぜひ観に行ってみてください。


では、また。

いつか僕の記事を読んでここのボタンを押してもらえた時には、夢叶えて誰かを笑顔にするために使います。もしも僕にその価値を見出してくださった時には精一杯の感謝を!