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どんな場面でも手を挙げて質問する

皆さんは生きる上でのマイルールとかって決めていたりしますか?
今の僕には、マイルールが幾つかあります。

ちなみに、僕にとってのマイルールとは「自分と約束していること」です。
別にペナルティがあるわけではないけれど、機会があったら必ずやろうと心に決めています。


そんなマイルールの1つが、質問の場があったら必ず手を挙げること。


このマイルールは、とある研究室での体験をしてから心に決めていることです。

それは、初めて参加した雑誌会でのこと。
僕の研究室では週に1度、雑誌会といって、自分の研究分野についての論文を読み、それについて研究室のメンバーを対象にプレゼンする時間があります。

当時の僕は、研究室に配属されたばかりだったので、先輩方の発表を聞くのみでした。先輩からも、座って聞いてるだけでいいよと言われていたので、結構気楽に行った覚えがあります。

そうして始まった、雑誌会。

先輩たちが言っていることを全く理解できませんでした。
1つ1つの単語は聞き取れるんだけど、文章としては全く頭に入ってこなかったんですよね。

そして、混乱しているうちに発表が終わり、質疑応答の時間になりました。
先生からは「全員質問しろ」と言われましたが、何がわからないのかすら理解できていないのに質問なんてできるはずがありません。

結局、当時の僕は何も質問をせずに逃げ続けていました。

とはいえ、雑誌会があるたびに、質問してほしいと言われているのに「質問ありません」と答え続けていると罪悪感が湧いてくるんですよね。
だから、緊張するし、先輩からしたら「何この的外れな質問」と思われるかもしれないけれど、とりあえず1つだけ質問をしようと決めて、雑誌会に行ってみました。

すると、不思議なことに、話は分からないけれど、今までなんとなく聞いていた自分よりは理解できるようになったんですよね。

そして、その時に、ようやく先生があれだけ「全員質問してほしい」と言い続けた理由がわかったような気がしました。

そこからは、自分にはわからないと決めつけて逃げる自分がダサいなと感じ始め、段々と「質問の場があったら必ず手を挙げること」がマイルール化していきました。


これをキッカケにして、今に至るわけですが、マイルールと決めた時には予想していなかったことがあります。

それが自分が質問することが誰かのためになっていること。

例えば就活中こんなことがありました。
某メガバンクの役員によるセミナーに参加できる機会がありました。

参加者は200~300人くらいだったような気がします。

そんな中で、的外れな質問をして恥をかくことが嫌だったんですよね。

でも、それ以上にマイルールを破って、例外という名の言い訳を作ってしまうことがもっと嫌でした。

だから意を決して、静まる中で、手を挙げました。

そうして無事、自分の聞きたいことを聞けたわけです。
あぁ~良かった。

一安心していた時、セミナー終了後に一緒に参加していた方からSNS上でメッセージを頂いたんですよ。
あの場面で質問できる就活生がいるのを見て勇気もらいましたって。

その時、思ったんですよ。
質問するってWin-Winだなって。

この時に限らず、質問することで相手にもメリットが生まれる瞬間が結構な頻度であります。

そういったこともあって、マイルールの1つとして定めています。
これからきっと、社会人になって、余計恥ずかしい経験をしたくなと思ってしまう瞬間が増える気がするけど、最低限このルールだけは守っていきます。


ということで、ここまでのお付き合いありがとうございました!
あなたは、どんなマイルールがありますか?


では、また。

いつか僕の記事を読んでここのボタンを押してもらえた時には、夢叶えて誰かを笑顔にするために使います。もしも僕にその価値を見出してくださった時には精一杯の感謝を!