やってる感

私は”やってる感”が得意だ。
いや、得意というかどうしてもこうなってしまう。
例えば、今みたいに文章を書いているときも少し難しい言い回しをしてみたり、背伸びをした文章を書く。
だが、いざ内容を読んでみると意外と浅い。
他にも、1つの事象について考えるときも同様に7割くらいしか理解していないのにそれっぽく答えるときがある。
こういうことが癖づいているのだ。

今までは、これはまずいことだと考えていた。
浅い人間と捉えられるのが怖かった。
こういう点からもわかる通り私は”見栄っ張り”なのだろう。
しかし、こう考えてみればどうだろう。
”見栄っ張り”で”やってる感”を出しているのは自己プロデュースの一環であると。
これをすることで他人の評価が上がるのならよいではないか。

もちろん自分の短所について開き直ることは良くない。
だが、”見栄っ張り”はともかく、”やってる感”は常時発動しているわけではないのだ。
短所をポジティブに捉えられるのならば少しでも生きやすくなる。
そのほうが大切ではないか。

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