脳の治安を守る（日常編）
病後、激変した脳内の治安
10代、20代（病気になるまで）
もともと不安定な脳内で日々を過ごしてきた。
だから、全部障害のせいでこんなに鬱々とした脳みそになったわけではない。
わたしの場合、
「どんな家庭で育ったか」
「幼少期の過ごし方」
（外的要因）よりも
生まれ持った「性格」や
「考え方」（内的要因）が
生きづらさを加速させていたと思う。
※どういう家庭で育ったらこう（笑）
なるのかは今回のテーマではないので省略
病後わたしは精神を大きく取り乱し、
何かにつけて不安に感じてしまい、
眠れなくなってしまった。
散々いろいろ試したのだが、
一向に改善されずにいた。
（朝日光を浴びる、漢方、
砂糖断ちなどメンタルの改善）
※在学中は、勉強でさらに追い詰められたりしていたため、睡眠薬常用（それでも寝れなくて焦る）
実は
夜しっかり眠れるようになったのは最近のこと。
今回はそれに関して。
偉大なる睡眠
今更ながら睡眠の偉大さを実感。
（特に大学4年次の卒論と国試シーズン）
脳みそが全く回復していない状態の思考って
偏りすぎてるし
マイナス思考になるし
囚われるし
呪われるし
ほんとろくな事ない。
だから寝ないと！って思ってた。
正確には
寝ないとわたしは
わたしを終わらせてしまう
と危機感を持ったから。
思考がやばい方向に転がってる。
このまま行くと、
わたしはわたしを殺してしまう
と思った。
不眠すぎて悩む
わたしが大きく改善した方法を
単刀直入言おう
①抗うつ薬
②朝散歩
③寝床にこだわる
だ。
①抗うつ薬
朝起きてからと
夜寝る前に抗うつ薬をのんでいる。
（夜はそれに睡眠薬も追加）
わたしは別に薬賛成派な訳ではない。
世界中で製造される薬の7割は
日本で消費されている
というくらい日本は薬に依存している
…のも知った上で、
わたしは薬を飲んでいる。
わたしの精神は
薬でないと改善しない領域だった。
わたしが飲んでいるものは
セロトニンに作用する薬なので
何も考えてなくても多幸感が溢れ
思考がプラスに傾く。
これは
ものすごく大きな変化だった。
ただ息をすることが疑問に感じないって、
わたしにとってすごいことなのよ。
②朝散歩
散歩の何が良いかって
…メリットしかない。
脳疾患ってメンタルもやられると思うんだが、
精神が病んだ人にはおすすめしかない。
（健常者でもまじでおすすめ）
脳血管疾患とメンタル疾患は別物だけど、
脳がもたらす病気というところには
関連があると思っている。
（例えば、
高次脳機能障害は
脳がもたらす発達障害や
認知症の症状とも似たところがあるよ）
脳細胞が破壊されている時点で誤作動や
思考の偏りは出やすいと思うし、
障害があって生きづらいと感じながら
日々生活を送っているなら
メンタル疾患とは無関係という訳には
いかないと思う。
麻痺があって歩けない人とかも
無理しなくていいんだよ。
陽の光浴びるだけでもいいし、
少し歩けそうなら朝の時間帯おすすめ。
リハビリにもなるし。
（すっぴんでも誰にも会わんしな）
③寝床にこだわる
自分がここに留まりたい！
と思える好きな空間を作る。
人生の3分の1は睡眠というけど、
長年不眠症やってるからわかるんだが
寝れないの、死ぬほど辛いよな。
寝れなくて泣いたわ。
毎日夜がくる恐怖、
今日も寝れないんじゃないかという不安。
不眠症にとって、
寝床はまったく安全地帯では無い。
そこを、お気に入りの空間に変えてしまおう
っていう作戦。
わたしは日頃から
自分の都合いいように
脳みそを騙してるんだけど、
これもそういう作戦。
テンションがあがる空間を
視覚的に作り上げる。
寝れるようになって変わったこと
①気持ちにゆとりができた。
小さなことで落ち込んだり
イラつくことがめちゃくちゃ減った。
（納豆を床にこぼしても冷静でいられた）
②あれもこれも不安ってならなくなった。
先のことを考えすぎなくなった。
なるようになる、だって
なるようになって今があるんだし、と思える。
③メンタルの落ち込みが減った。
わたしはものすごくストレスに敏感で
五感（目で見えるもの、聞こえるもの）に加えて
人間が醸し出すオーラというか
言葉にしていない情報よりも、
空気感を読んでしまうんだけど
いい意味でスルーできるようになった。
わたしの人生はわたしのもの！
あと自分がかわいく思える。
容姿や顔の造形とかの話ではなく、
自分という存在を大事にしてあげよう
よしよしって思える。
あと美容の面では
髪の癖がマシになった。
肌の治安が良くなった。
生理周期が安定した（まだ改善の余地あり）。
など。
そして、
寝ている間に記憶の定着が行われるので、
たぶん記憶力も改善するに違いない。
（高次脳機能障害にそれは有効なのか？）
寝れるって最高…
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