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お茶のお稽古⑨

昨日はお茶のお稽古9回目でした。

炉のお手前2回目。かなり緊張しましたが、思ったよりスムーズにいきました。
先生にも褒められ、ホクホクです☺️

プライベートで嫌なことがあって気分が沈んでいたのですが、お手前に集中している間にすっかり忘れてしまっており、リフレッシュできたことも嬉しかったです。


私は日本茶や紅茶も好きで飲むのですが、せっかちだからなのかうまくお茶を淹れる時間を楽しむことができません。飲んでいる時はほっこりできるのですが、淹れる時は手持ち無沙汰で待つことができず、早く淹れたくなってしまいます。
しかし、茶道のお手前では、煩わしいこともありますが、順序が決まっており、やることがたくさんあるので、お茶を点てることに集中することができます。


これは私の好きなヨガにも似ているかもしれません。
じっと目を閉じる瞑想ではなかなか集中できませんが、体を動かしながらその動きや体や心の変化に集中することはできるので、その時間を夢中で楽しむことができます。

体を使ったヨガは瞑想の前段階なので、修行不足ということもあるのでしょうが、私は動き続けていたい性分なのかもしれません。
何かしている時の方が自分がイキイキしているような気がします。


・・・と、話は脱線しましたが、とにかく茶道が好きです♡


さて、この日のお軸は、「しぐるるや山村 稲架に豆干して」というものでした。

都会に住んでいると稲架掛けなんてなかなか見ることがありません。
お茶室で気持ちだけでも季節の風景にTripできるのはとても嬉しいものです。

お花は椿(関戸太郎庵)と照葉でした。椿に種類があるということも、椿と山茶花は散り方が違うのだということも初めて知りました。
また、花入れは竹一重切というもので、これを使う時は丸高台に必ず載せるのだそうです。

先生は色々なことを知ってほしいと仰っていて、毎回用意してくださるのがとてもありがたいです。


この日のお菓子は、京都の老舗「亀屋伊織」さんの吹き寄せでした。
400年以上も干菓子のみを作り続けているそうで、京都のお店で予約でしか買うことができないそうです。
接客は・・・👹・・・なんだとか笑


優しい甘さや歯ごたえがなんとも言えず美味しかったです。


また、吹き寄せに入っている飴は作るのがとても難しいそうで、良い職人さんがいらっしゃるお店でないと出せないものだそうです。


もう一つお菓子を出していただいたのですが、忘れてしまいました。。
きな粉がかかったものだったような・・・
記憶が新しいうちに書かねばなりませんね。


さて、今回はこの辺でおしまいです。
集中することのおもしろさを改めて発見したお稽古でした。


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